断頭台のデュラハン

作者 紙季と書いてカミキと読むことにしました。

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★★★ Excellent!!!

【主人公の目的と世界観】
・異世界転移(死後なので転生でもある)
〈どんな状況で転移したのか?)
主人公は不運な死を遂げ、死後裁判を受けていた。判決が出ようとしていた時、警報が鳴り裁判を行っていた女神と共に、異世界に転移してしまったのであった。どうやら誰かの召喚術が失敗し巻き込まれたようである。

〈主人公が抱えている問題とは?)
転移直後は女神と共にいたが、そこが何処か分かると帰ってしまった為、一人で異世界に残される。主人公が肉体を持ってしまった為、彼女の管轄外となった為である。つまり、孤立無援。目的も持たぬまま、彼はこの世界で生きていくことになる。スキルを持っているのかは不明。異世界転生の王道的な、トラックに轢かれて転生、スキルを貰うという流れ(物語)とは異なる。

【どんな物語なのか?】
主人公は不運な死を遂げ、死後裁判を受けていた。彼は何にも期待をしていない人間。なんの希望も持たず、諦めたような印象を受ける人物。その彼が、裁判の判決の下る直前に異世界へ飛ばされてしまう。誰かの失敗した召喚術に巻き込まれたと女神は想定。どこにいるのかもわからない森に辿り着いた主人公たちであったが、その場所にはたくさんの白骨化した遺体が転がっていたのである。その遺体についていた紋章から居場所を特定した女神は、自分の世界へと戻ってしまう。一人取り残された彼は、ある声に気づき声の方へ向かう。しかしそこは”いかにも”という洞窟の入口だったのだ。なんとか勇気をもって中に入ると、そこには胴体のない美しい顔があった。
ひと悶着あった後、言葉を交わせるようになるのだが、その経緯に飛んでもない事情があったのだ。それと引き換えにこの世界の知識などを得ることができたはいいが、ある意味諸刃の剣状態に!

【オリジナル要素などについての感想】
主人公はかなりクールで合理的な考え方の持ち主であり、現実世界ではな… 続きを読む