第33話 ***

ローズマリーは事あるごとに王宮に足を運びカイザーに媚をうる日々が続いた。ローズマリーはめでたく一人目の婚約者になった。王妃教育も開始され順調にどんどんカイザーに近づいていった。他の女には負けたくないと努力した。

胸が育ち始めて女性らしい体つきになってからは美にも一層力をいれた。

それだけならばただ一途な女性だったのだけれども、嫉妬心から少しでも見目のいいメイドはすべて解雇させたり、カイザーに近づく娘を虐めたりと少々目に余るほどカイザーに心酔していった。


あるときまだメイドになって間もない少女が王子に会うために用意していたドレスに粗相してしまったことがあった。それに怒り狂いそのメイドの両手を皮がハゲるまで鞭打った。

それを知ったミリアが部屋に入って止めるまで続いていた。

閨の授業を受けた日、そのメイドを使って男と交わっている所を再現させた。

初心で生娘のメイドじゃないとわからないわ!と騙すように部屋に連れていき、男をあてがった。

悲痛な声を上げ涙を流し、男に無理やりヤられているメイドを椅子に足を組みながら眺めていた。


「まぁ……そんな大きなものがあんな小さな所にはいるのね」


ローズマリーに罪悪感なんて微塵もなかった。私のためにすることは当たり前だと思うようなそんな態度だった。


「へへ……お嬢様、この女は好きに抱き潰していいのか?」


ひぃ……っと小さな悲鳴を漏らす少女に




「構わないですわ」


そう言って顔色も変えず無情な言葉をこぼした。


「やっ……やぁぁぁ……いやぁ……ぁあ」


ぐちゅぐちゅとつながったところから血が流れる。

だが、その交わりを続けるうちに少女の声に甘い喘ぎが混じりだした。


「お嬢様、ここをさわるといいんですよっと……おらっ」


花芯をぐりっと指で押しつぶし腰を打ち付ける。


「あぁぁぁあ! ……っんぁ……あ……い……やぁ……」


四つん這いになった少女の腰を持ちパンパンと肉がぶつかる音を響かせ、男は少女を貪り食った。


「出すぞ! 中にっ」


「やっ! やぁ……なかっ……やめ……ぁぁあ」


「きもちいからっな……」


男がいやらしく耳元で囁いた。

男の腰の動きがはやくなり、あまりの激しい突きに少女の身体がびくんっとしなった。ぐっぐっと奥に擦り付けるような動きをして、欲望をずるりと引き抜いた。

ごぽごぽと白濁した液と血がふとももをつたいシーツを濡らした。


「へぇ……これが、子種なのね」


と言いながらぱっくり開かれた足の間をしげしげと眺める。


「ここはよーく慣らしとかなきゃこんなふうに痛い思いをするんですよ」


男が見せつけるように先程出した穴を長い指でグチュグチュといじる。


「や……っ……ああ……」


「お嬢様もご自分でされておいたほうがいいかもしれませんね。王子様に抱かれるんでしょ」


男は少女をいじりながら平然と話を続けた。


「そうですわね。わかりましたわ。ではわたくしはお暇させていただきますわね」


といいながら立ち上がり部屋を後にしようとするローズマリーに男が声をかけた。


「お嬢様、この子はどうされますか?」


「すきにすればいいわ、あっあなた終わったら私の部屋に来なさい。生娘じゃなくなったんですものね、報奨金さしあげますわ」


そういってドアを閉めた。


「……っ」

ポロポロと涙を流す少女を男は組み敷いた。


「こっからはやさしくしてやるからさ、泣くなよ」


男は再び少女に覆い被さり、少女は諦めたかのように大人しく男に抱かれ続けた。


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