第17話 白昼夢
目の前に居る人はもう居ないはずの母だ、少し言い方を変えたがそれはレオルクと話している時についふっとママと間違えて読んでしまった時に「その母親をそう呼んでいたんですか?ママと呼ぶより母か母さんのどっちらかにすれば少し大人になれますよ、後の次、間違えたら腹に1発入れますよ」と言ったからだ
「何で.......なんで居るの母さん.....母...さん.......」
涙ぐみながらリエルの側へと近ずいて行くと
「泣かないで私の可愛い子、少し貴方に話があるの」そう聞いて周りをよく見るとあの時もう戻る事は無い、あの家の中だった。
「椅子に座ってね」
「うん、分かった」椅子に座ると2人で色々な事を話した。
「それで母さんは何で色々と知ってるの?」
2人で話したが母は死んでいるのに
ルシアスが体験した事を全部知っていた。
「それはね、母さんだからだよ、それともう時間ね、また今度会いましょう」母がそう言うと視界は暗くなっていき、目を閉じると.......
「やっと起きましたね、何か良い夢でも見ましたか?」レオルクがそう言うと
「何かとても良い夢を見てました心が暖かくなってそれで寂しい気持ちになる、夢を見てました」ルシアスはそう言いながら涙流していた。
「それでは今日、貴方に伝える事は貴方に騎士の試験を受けて貰います」
レオルクはそう言うとルシアスは
「ついに試験を受ける事が出来るんですか」
レオルクは空間魔法を使うと一つの書類を出してルシアスに見せるながら「貴方には、この書類に書いてある通りに四等兵「中」を受けてもらいます」決行日書いてあった、そして試験内容も名前は特殊猛獣キメラと書いてあった。「これが試験内容です、二週間後の夜9時で場所は森林で討伐時間は三時間半です」レオルクに言われ、元気良く「はい!頑張ります!」そう答えた。
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