第14話 グー ポン パー
レオルクの修行が始まってから三ヶ月が経った、そしてレオルクからとある技を聞いた「グー ポン パー?何それ、レオルクさん」レオルクに突然言われたのでそう言い返した「グー ポン パーは私が昔に思いついた、技です、とは言うもののウグスさんとかミランさんとかは知ってますけどね、あの二人はたまに本当にたまに使いますけどね」と言われたのでへぇーと流そうとしたら、レオルクは突然、片手でグーを作り、片手を手皿のようにして、手をポンと置きそして手皿の方パーした時、突然目の前に大きな岩が上から降ってきた。「な、なに、コレ」びっくりしてその場にゆっくりと座り込むと「コレがグー ポン パーです、今のは大地属性の魔法で作ってます、そして戦いの時とかに簡単に使える、ある一種の技それがグー ポン パー、他の属性でも可能です」少しドヤっとした顔をした、レオルクを見て俺はその技を自分の物として使いたくなり、「そ、その技、俺に教えてください」眼をキラキラと輝かせ、レオルクの服の袖を掴んだ。「えぇ、教えますよ、その為に今見せたのですから」レオルクは今までの身体作りと一緒に魔法の修行を開始した「まず我々が魔法を使う時に必要な物は分かりますか?」言われると「気力と詠唱かな?」「いいえ、違います、答えはイメージと魔力管そして最後に知力です、多分」「今多分って言わなかった?レオルクさん」そんな事を一旦置いて、話に戻ると「まずイメージは、頭の中で適当に燃え盛る火をイメージする、そうすると火属性の威力が変わります、次に魔力管は、我々の身体の中に管のようにあります、右胸の所に心臓と同じぐらいの物があり、そこを刃物で刺されたり、銃で撃たれたりすると場合によって1時間から3分の間は絶対に魔法が使えません、腕の中にある、管も同様に切られると当分使えません、後魔力が漏れすぎたりすると身体がだるくなったり、動けなかったりします」「それで新しく開始する、魔法の修行はイメージを強くしてから魔法を使った修行に入ります、最初の頃とは違う所を見せてください、5個の火の玉を作ってください、それと吸い上げの指輪を外してからですよ」と言われて、指輪を外し、火属性魔法を使うと「え、早い」最初の頃にやった時と違い、素早く火が付いた。「吸い上げの指輪の事をちゃんと教えて無かったですね、吸い上げの指輪は指輪を着けてる人から勝手にそれも着けてる人が全く気付かず魔力を大量に吸い上げる、逆に指輪を外せばその分、素早く魔法を使えるようになる」言われた通りに魔法は早くそして魔法による酔いも無くなっていた「それじゃ、グー ポン パーをしましょう、手をグーにしてください、それと火のイメージを忘れずに」言われるがままにやる、形が不安定だが出来た「次はポンとパーですからね」片手を手皿にしてポンとやり、次にパーをした「そのまま勢いよく」「グー ポン パー」技は見事出来た、威力もレオルクがやった、より比べると劣るが完璧に出来た「や、やったぁー出来た出来た」あまりに嬉しくって元気よくそう言った。「これからはあなただけの特殊魔法も考えましょう」そう言って6時間が経ちレオルクは家に帰って行った。
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