第2話
リアムとの出合いから半年。
オンラインゲームではPUBG、APEXなどがあるとリアから教えてもらい始めたものもある。がやっぱりフォトナに戻ってしまう。eSportsの参戦である。
楽しんでやっている。がプレイ中の緊張感は病みつきになりそう。何戦かは惜しいところで負けてしまった。
だが。だがである!ここのところ何故か奇跡的に総合優勝がずっと続いている。
「女神様には勝てません」
リアムは最後の最後で逆転されいじけている。見事なふくれっ面。プクッと音が聞こえそうだ。不覚ながらもかわいいと思ってしまう。妹とはこんなものだろうか?
「美味しいもの食べて帰ろうか」
私の一言で機嫌がなおる。
「ケーキにしようかな。ご飯にしようかな」
鼻唄まで出そうな感じだ。
「神城遥希(かみじょうはるき)様ですね。ノルン様と言う方がよろしいでしょうか?そして貴方が東宮莉亜夢(ひがしみやりあむ)様ですね」
いきなり現れたこの男、のちに私の上官となる人なのだがこの人との出合いで私の人生は大きく変わってしまう。2年前のことだった。
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