第4話 2年後……

彼女達はすくすく育ち12歳になった。

「セシル・セシア誕生日おめでとー」

「「ありがとう〜」」

今日は2人の誕生日だ。そんな中、闇の手が近づいて来ようとしていた。

誕生日から月日がたち、城内が慌ただしくなっていた。

「陛下、人間の国アズールから宣戦布告です」

「なんだと!」

「サンダルフォン転生の儀式を今すぐ準備せよ」

「は!」

「もしかしてセシル王女殿下達ですか」

「あぁ、あの2人は安全な場所に行って欲しいからな」

「おい、セシル達を呼べ」

「はい」

と兵士達は頷き、王女達の部屋に行った。

コンコン

とノックをして

「どうぞ」

「王女殿下達はいらっしゃいますか?」

メイドさんが

「はい、いらっしゃいます」

「陛下からのお呼び出しです。」

しばらく達

「セシル様セシア様陛下がお呼びです」

「「は~い」」

2人は返事をした。執務室に行き

「父様なんでしょうか?」

「セシルセシア話がある」

深刻な顔をして、

「なんでしょう?」

「お前たち2人には転生してもらう」

「「え!!!」」

「お前たちには死んで欲しくないんだよ」

「まさか、戦争ですか?」

「そうだ、アズール王国との戦争だ。」

「明日転生の儀式を行う」

「明日ですか?」

「あぁ、急にすまない」

「分かりました」

「ねぇ様がそういうなら……」

「今日はお前たちとの最後の夕ご飯だ。」

「そうですね……」

「うん……」

2人は、しょんぼりして帰って行った。

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