6日目 遊戯の日−2

 トランプだ。

陽「…なにこれ?」

雨「見りゃあ分かんだろUNOだよUNO」

風「何いってんだこいつ。頭でも打ったのか?」

陽「きっと来るときに交通事故にでもあったんですよ、かなしいなあ」

雪「きっと頭のネジが外れてるんですよ、おいたわしい」

E「病院の予約しときましょうか?ここから一番近い病院を探しますね。」

雨「いらん。それより、なにかしようや。もちろんこれで」

風「何を?」

雨「知らん。ポーカー、、、はあかん。陽菜が強すぎる」

 そう、陽菜はとても、というか異常なほど運がいいのだ。4択を勘で答えれば7割正解するほどの運だ。

雨「もうババ抜きでいいか」

風「せやね。まあ陽菜はゆっくり待ってればいい。それでいい?」

陽「仕方ないね。わかった。なら私はオブザーバーにでもなるよ」


 少女配布中…


陽「なーんでいっつもこうなるんですかねぇ。なんかの呪いか?どっちにしろ、アクティブスキルであってほしい」

 陽菜がアガった。ゲームが始まる前に。まあここまではいつもどおりだ。

E「さすがの気持ち悪さですね。むしろ尊敬します。」

陽「しなくていい。やめてクレメンス」

風「まあここまでは想定内。あとは3人で」


 少女遊戯中…


 そして紗雪がアガり、残りは私と長雨。私のターンだ。

雨「HAHAHAHAHA!!!!貴様にこの動きが見えるかな!?!?見えないだろうなぁっ!あなたにはわからないでしょうねぇ!」

風「ダマレェッ!良いから引かせろ!さっさと!」

雨「えー?どーしよっかなー?えー?」

E「プレイの妨害、ルール違反で失格ですね。風音さん、もういいですよ。あなたが3番です。」

雨「まてまてまて。カードです。何なりとお引きください」

風「分かればいいのだよわかればぁ」

 カードを引く。おい待て、今すり替えたな?案の定ジョーカーだ。

風「エネ、ビデオ判定よろしく」

E「はいは~い。えーっと?はいはい。」

風「どうだった?」

E「クロです。長雨さん、あなたは犯罪者です!覚悟の準備をしておいてください!」

雨「ナァアニィイ!?ナゼバレタンダァ!?」

風「顔よ、顔。めっさわかりやすい」

雨「ナァアニィイ!?カオダトォ!?」

風「そうだよ( ゚д゚ )彡ソウ!」

 そう。長雨は感情が一般人と同じくらい顔に出やすいのだ。

風「おk.罰ゲームは何にしようか?」

雨「ハッ!?そんなの聞いてねえぞ!」

E「(*゚∀゚)ハハッ」

陽「で、結局私は出番がないんだね」

雪「そうですね。どうも私達は出番が少ないようです」

風「以上!閉廷!」

 ということで、長雨は極刑に処されたのでした( ゚∀゚ )


 …は?

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