4日目 ささやかな贈り物の日
そういえば、前回「
妹のほうは
そして、
雨「おっ、今日は遅刻せずに来れたじゃん。珍しい、珍しくない?明日は隕石でも落ちてくるかな?絶対落ちてくるね、賭けても良い」
これが長雨。
風「失敬な!私はいつも通りに来ただけだ」
雪「嘘ですね、顔がそう言っています」
で、これが紗雪。
陽「ほらね風音、やっぱりばれると思った」
風「何だこの一方的なアウェー感、許されてはならない」
雨「許される以外の選択肢がないんだよなぁ」
風「ダイッキライダッ!オマエラニンゲンジャネェ!」
雨「残念、私達は魔法使いなんだよなぁ」
雪「魔法使いも人間では?」
雨「そんなことは俺の知ったことではない!」
陽「えぇ、、、」
いつもこんな感じだ。特に話すネタもないままダラダラと話し続けている。
で!
風「あっ、そうだ。ベルトポーチいる?」
雨「どういう脈絡でその話が出てきたのかお教え願おう」
風「しらんな」
雨「バカの世界チャンピオン」
風「黙れ小僧!」
雨「これって拡張と無重量は?」
陽「掛けといたよー。ついでに自動修繕も」
雪「やっぱりその分野得意なのっていいですね。何でも作れる」
陽「遠距離極振りもいいと思うけどねぇ」
私達は一応一人ひとり得意分野が違う。私は水と風、陽菜は光と地、長雨は水と炎、あれは派手だよー。で、紗雪は氷と闇。まあ大体名前通りだ。名前通りになるようにした、というのもあるけどね。まあこの話はまたの機会にでもしようかな。
雨「それはありがたい。ならいただこうかな」
ま、3年前に買ったものだけどいいでしょ。自動修繕かかってるから問題ない問題ない。
雪「で?」
風「で?」
雪「これは何年前に買ったものなんですか?」
コノヤロウ。的確に隠しているところをついてきやがる。
風「イヤ?ナンノコトダカワカラナイナァ?」
陽「3年前のだねー。まあ自動修繕かけてるから問題ないと思うよ。まあ要らないなら持って帰るけど」
風「ヘァッ!?」
雨「そのようなことあろうはずがございません」
ということで、余ったベルトポーチは長雨のものになりましたとさ。めでたしめでたし。
…ほんとかなぁ?(疑惑)
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