与太話 其の一
世界観説明
本編より30年前
大災害<インフェクションテンペスタ>により人類の三割が病に伏す。
(ワクチンを作る暇無く感染が広がる。)
各国では人手不足、資源不足が加速、自国民を制御できなくなる政府が続出し、生活の指針を失った人々は自らの命を守るため、本能の赴くままに他人を傷つけ始めた。
(軍部が権力を握る国もあり、他国への侵略も加速していった。)
<支配>、<戦争>、<飢餓>、<虐殺>
それらがいっぺんに人類に襲いかかった。
そして、それら全てを鎮めるためにペトゥロ率いる
<ユグドラの木漏れ日>は<革命の円卓>を開発。
(ゼーレみたいなやつをイメージして欲しいです。
彼らの目的は人々の種としての進化を目標としています。)
<革命の円卓>は組織の開設者の13人の了承が出ないと起動せず、一度起動すると各国に4箇所に建ててある<星の塔>から光を放ち人類を強制的に進化を促す。
(但し、これは人類の七割の内の四割にし適用されず、残った三割は半分は進化に耐えきれず灰となり、もう半分は四割の人間が彼らを地下に追いやる事で自分達の地位を確保し、地下に住む人々を吸血鬼として扱い忌み嫌う事にしました。吸血鬼と呼ばれる彼らは旧人類です。)
そして、光の差し込まなかった地下で円卓を囲んでいた開設者の13人には適用されず、混沌を極める世の中を彼らは全ての国を統合し、統一させるべく暗躍を始める。
(ここら辺からは過去編を書けたら書きたいのでとりあえずここまでにしておきます。)
用語解説
正直、本編でやりたい笑笑
しかし、分からないのを読者に丸投げは申し訳ないので幾つかを紹介します。
「審判」の日
<星の塔>という科学兵器により起こされた全人類を巻き込んだ未曾有の超大型テロ。これにより人の体は強制的な進化を促され、その体は疲れを知らず、怪我を知らず、病を知らない理想的なモノとなった。しかし、その代償として一年と言う時間の中で全ての命の過程を行う事が決定付けられる。
(ここでの命の過程は私達の一生を一年にしたものしています。なので新人類は生まれて1ヶ月で小学生くらいまで成長しますし、生まれて一年で必ず例外無く死にます。
しかし、その分科学技術の発展力も上がっているので私達の生きる世界よりも発展しております。)
<革命の円卓>
4つの塔の制御装置。13人の許された者が座る事が出来、全員が座った場合のみ、塔を起動させれる。
現在は埋葬屋の円卓となっており、装置としての価値は失われている。
<星の塔>
4つの都市にオブジェとして作られた塔。
正体はこれに上記の<支配>、<戦争>、<飢餓>、<虐殺>を封じこめ、<革命の円卓>からの操作を受けることで起動し人類に進化を促すモノであった。(これにより塔の内部に搭載していた高次元計算機(デウス・エクス・マキナ)は予知能力を獲得。その予知を天啓として受け取っている。 一章にて出てきた塔の内部の天使はマキナが人が敬うモノ、信仰を植え付けれるモノを計算して作り出したホログラム。)
アポカリプスシリーズ
<支配>、<戦争>、<飢餓>、<虐殺>を封じ込めたモノを人としての形を与える為に新人類を供花に捧げる事により、生まれた兵器。理論が完成し、それの制作に踏み込んだのは本編より約20年前。(三章のおじさん対決でのセリフでの彼らの決別の理由も20年前。察しのいい読者なら分かってくれるはず。)
朽人
新人類が一年と決まった生の途中で彼らの幸福である、健やかに生きる事にバグが生じ、途中で死んでしまった場合にその人間は灰となり、人生の半ば朽ち果てた哀れな者として扱われる。
生命武器
この小説のアクション担当。
形は色々、剣だったり、銃だったり、その他諸々。
使えるのは旧人類(吸血鬼)のみであり、新人類は握る事すら許されない。
(理由は本編にてやります。)
武器としての力を発揮するには使用者の血を燃料としている。
武器ごとに能力が違く、武器との接続が深くなればなるほど能力の拡張性も上がる。
(今後の展開で呪術やらHunterやらに似た能力が出て来てしまう可能性がありますがお許しを。)
(因みに、三章のおじさん対決はこの小説での最高レベルの戦闘なんで彼らを越す戦いを見せるにはまだまだ時間が必要です。)
生命開放(オープン)
生命武器の根源と繋がる事により、その武器の持つ力を一時的に引き出す事が出来ます。
武器には真名があり、それを聞き出す事により契約が成立し、武器を扱う事が許されます。
絶化
三章の戦闘にて絶とか何やら付いていましたがこれは生命武器の奥義みたいな物です。
その武器にある根源と深く繋がることで使う事が出来る様になります。
(三章にておじさんが何個も絶とついた開放を行っておりましたが、生命武器本来の形だけだと一つ、出せて二つほどしかございません。
つまり、上記で述べた通り、おじさん二人はこの小説の中でもトップレベルに位置してます。)
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