散華のカフカ

深い設定に裏打ちされた近未来ファンタジー。
バトル展開が熱く、生命武器と呼ばれる能力でのバトルシーンは必見。
能力バトル物が好きな方は、どハマりできるのではないでしょうか。
ただバトルだけではなくて設定も深く、読めば読むほど味が出る作品です。

登場人物も能力も設定も魅力的で情報量も多いので、サラッと読むというより腰を据えてじっくりと読みたいと感じました。
近未来ファンタジー、能力バトル、みたいな単語に惹かれる方には特にオススメの作品です。

とにかく世界観が深くて、深くて…
序盤のドキドキ感、怒涛の展開、怪しすぎる総統様…私の語彙力では表現できないほど深く濃い一作でした。ぜひアニメや漫画でこの世界観を見てみたい。
小説とはいえ独特の表現や演出もあり、時間をかけて楽しめる作品です。

導入がかっこよかったです。
一体何が起きるんだ？とワクワクしながら読み進めていきました。
ただ、改行や読点が少なく、読みにくいなと思う箇所がいくつかありました。
そこを改良すると良いかな？と思いました。

濃厚な世界観とキャラクター。
物語のはいりから、ぐっと引き込まれる作品です。
燈さんの作品を読むのは、こちらで2作品目になりますが、戦闘シーンは本当にかっこよく描かれます！

最初の方だけ読ませていただきました。
人間が灰になり、その上にあった黒い花は埋葬屋が持っていく、という話から、｢埋葬屋が犯人なのでは？｣と思っていたのですが、そんな一筋縄で行く話ではなく……。予想外の展開に驚かされました。
時間がある際、続きを読みたいと思います。素敵な作品をありがとうございました。

「幕間　前夜」まで拝読しました。
まだ途中ですが、何クールにもわたって放映されているアニメを見ているような気持ちになります。

ウイルスが蔓延して大災害『インフェクションテンペスタ』が起き、人類の三割が巻き込まれてしまった地球が舞台。
世界各地では戦闘などの混乱が勃発し、それを鎮めるために、ペトゥロという男性が『ユグドラの木漏れ日』という団体を発足。『革命の円卓』に名を連ねる幹部メンバーは、人類を救うため、とある計画を遂行する。
その計画とは、『星の塔』から光を放ち、人類を強制的に進化させる『審判』。
しかし中には対応できない者も多く、進化するものがいる一方で、無残に散りゆく命もあった。
『…続きを読む

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（164文字）

まだ、1章だけの拝読になりますが、世界観、キャラ付けがとても練られていてとても読みやすかったです。
　
お時間を作りましたら続きも読ませて頂きますね🐈

最初に明確にしないことが読者の手を進ませる。柔らかい描写は惚れてしまいそうになるほど。作者が創り出した世界は人を惹きつける魅力に溢れている。その才能にエクセレント

【簡単なあらすじ】
ジャンル：ローファンタジー
「審判」から三十年。都市では人が灰になって消える灰化現象が続出。主人公たちは、その事件を捜査していた。灰の身元を調べようとしていたところある不一致に気が付く。更に詳しく調べようとしていたところ、ある人物に呼ばれ捜査資料を渡されるのだが。まさかそれが、自分たちのその後の運命を変えてしまうことになろうとは思ってもいなかった。彼らの運命はいかに?!

【物語の始まりは】
”朽人”という意味深な言葉を発れられるところから始まっていく。ある二人が美しい砂のようなものを袋に詰めているが、一体それにどんな価値があるというのだろうか？　彼らを通して伝えられるの…続きを読む