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2023年5月18日 18:39
主語と述語がこれほど深いとは、考えていませんでした。そういえば、格助詞のがについての質問です。次の文は言葉として成立しているでしょうか?先生が校章が描かれた出席簿を持ちながら、教室に入った。
作者からの返信
サファイア様、コメントありがとうございます。例文「先生が校章が描かれた出席簿を持ちながら、教室に入った。」 であれば、格助詞「が」が重複しているためわかりづらいです。 で、こういうときは係り受けを確認します。例文「先生が 持ちながら、教室に入った。」例文「 校章が描かれた 」 と、このように係り受けしている述語が異なるのです。 これを改善するには、ふたつの方法があります。例文「先生は校章が描かれた出席簿を持ちながら、教室に入った。」例文「先生が校章の描かれた出席簿を持ちながら、教室に入った。」 上の係り受けは、例文「先生は 、教室に入った。」 を成立させて、客観的な情報をその中に挟んだ形になります。 下は格助詞「が」を連体の助詞「の」に切り替えているので、係り受けは、例文「 校章の描かれた出席簿 」 と「校章の」は「出席簿」に係り受けします。 このように、係り受けをしっかり確認してみましょう。
主語と述語がこれほど深いとは、考えていませんでした。そういえば、格助詞のがについての質問です。次の文は言葉として成立しているでしょうか?
先生が校章が描かれた出席簿を持ちながら、教室に入った。
作者からの返信
サファイア様、コメントありがとうございます。
例文「先生が校章が描かれた出席簿を持ちながら、教室に入った。」
であれば、格助詞「が」が重複しているためわかりづらいです。
で、こういうときは係り受けを確認します。
例文「先生が 持ちながら、教室に入った。」
例文「 校章が描かれた 」
と、このように係り受けしている述語が異なるのです。
これを改善するには、ふたつの方法があります。
例文「先生は校章が描かれた出席簿を持ちながら、教室に入った。」
例文「先生が校章の描かれた出席簿を持ちながら、教室に入った。」
上の係り受けは、
例文「先生は 、教室に入った。」
を成立させて、客観的な情報をその中に挟んだ形になります。
下は格助詞「が」を連体の助詞「の」に切り替えているので、係り受けは、
例文「 校章の描かれた出席簿 」
と「校章の」は「出席簿」に係り受けします。
このように、係り受けをしっかり確認してみましょう。