応援コメント

第4話 日本語文法(4):主語と述語と習ったけれど」への応援コメント

  • 主語と述語がこれほど深いとは、考えていませんでした。そういえば、格助詞のがについての質問です。次の文は言葉として成立しているでしょうか?
    先生が校章が描かれた出席簿を持ちながら、教室に入った。

    作者からの返信

     サファイア様、コメントありがとうございます。

    例文「先生が校章が描かれた出席簿を持ちながら、教室に入った。」
     であれば、格助詞「が」が重複しているためわかりづらいです。

     で、こういうときは係り受けを確認します。

    例文「先生が           持ちながら、教室に入った。」
    例文「   校章が描かれた                 」
     と、このように係り受けしている述語が異なるのです。

     これを改善するには、ふたつの方法があります。
    例文「先生は校章が描かれた出席簿を持ちながら、教室に入った。」
    例文「先生が校章の描かれた出席簿を持ちながら、教室に入った。」
     上の係り受けは、
    例文「先生は                、教室に入った。」
     を成立させて、客観的な情報をその中に挟んだ形になります。
     下は格助詞「が」を連体の助詞「の」に切り替えているので、係り受けは、
    例文「   校章の描かれた出席簿              」
     と「校章の」は「出席簿」に係り受けします。

     このように、係り受けをしっかり確認してみましょう。