第2話 第一回接種延期~接種決定後のあれこれ
3月中旬
病院より、急きょワクチンの入荷が決まったので、改めて第1回・第2回の接種希望日のアンケあり。
各部署の勤務状況と照らし合わせ、できるだけ確実の接種人数が平均になるよう、上長がまとめて提出する。
期間は第1回が4月上旬。第2回が4月下旬。第1回と第2回の接種の間は約3週間あける。
アナフィラキシー既往症の有無も同時に聞かれる。
一回の接種の1人当たりの所要時間は、受け付け→問診→接種→様子見の為の安静待機 を含めて30分を見るとのこと。
南、希望日とアナフィラキシー既往症の無しを伝える。
4月上旬
接種日時、一回目も二回目も希望通り決定。いずれも勤務時間内に抜けて受けることになる。
スタッフより予診票と、受けるに際しての要項と資料を渡される。
この予診票は、一般的なインフルエンザその他の予防接種の予診票とほぼ同じ。
渡された資料は『実施要項』(段取りやお約束事の確認のため)
『会場案内』(もたつかずスムーズに進めるための会場図&導線)
そして改めて『ファイザー社による今回の接種ワクチンの資料』(全成分その他が記載してある。HPにあるのとほぼ同じ)
数日後、接種期間が始まる。
先に接種された他院の方に、副反応その他が現われた方がいたため、 接種後も働いている間に体調変化が現われたら、申し出るようにとのこと。
(仕事の交代要員を送る、医療処置を講じるなど手段を講じますとのこと)
そして、南の第一回目の接種の日を迎える。
読者はお分かりのように『接種は突然に』である。
通常業務の他に対応・調整・運営をなさっている、院内の対コロナワクチン対策委員会の方々の苦労は並ではないと思う。
充分に睡眠をとり、体調を整え万全の状態でワクチンを体内にお迎えしたい。
(一般の方の体調不良時の接種については、事前にアナウンスがあるはず)
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