第45話

放課後終礼が終わり

「んじゃあ。行くか〜」俺は部活に行くことにやる気を出していた。


「何だかやる気あるね。昼休みはやる気はなかったのに」


「昼は昼。今は今だ。何だかよく考えたらあのロリ先輩に会えるし、美少女二人いるしいい事尽くめだからやる気出てきた」


「へ!いいよな!女三人男二人の部活しかも女子3人は美少女で」


元樹が嫌味たらしくいう。


こいつ相当羨ましいんだな。


「いいだろう?羨ましいだろう」


煽り出す俺に対して元樹はこんなことを言った。


「羨ましくなんかないんだからね!」気持ち悪いぐらいのツンデレ?を発揮した。


「「・・・・・」」俺と恭一は言葉を失った。


どうしようこれ。


(ねえなんか声かけてあげてよなんか痛々しいよ)


(いやお前が声掛けろよ。俺ではかける言葉も思いつかん)


痛々しくてみてられん。


(僕も思いつかないよ!!)


「部活行く」と元樹がつぶやいた。


「おう!そうか!気をつけてな!お前には柔道がある頑張れ!」


「そうだよ!僕たちと違って元樹には柔道があるじゃないか!頑張ってきなよ!!」


「おう」と肩を落としながら部活に行った。


「大丈夫かな元樹?」


「大丈夫だろ。明日にはケロッとしてくるだろ。多分」

単純なあいつならそうに違いない。というか昔からの経験上次の日まで引きずるのあまりなかったしな。


「まぁ元樹だもんね」

こいつもたまに酷いこと言うなまぁ俺が言えたことでもないんだが。


「話は終わった?これから一緒にいきましょう」


「行こう行こう」


恵と天野さんがが一緒に行こうと誘ってきた。


「行くか!初めての部活だ!わくわくするな!」


「今まで入っていた部活は何なのよ」


「半帰宅部」


「否定できない」


俺たちは初めての部活に行くことにした。

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