第41話
あの人?確かに美人だな〜
あ!あの人は!
「やめとけよ!元樹あの人は洒落にならん!」
俺は急いで止めようとする。
「その手には乗らないぞ!俺は行くぞ」
「おい!!」
行ってしまった。
「翔何が問題なのあの美人の?」
「いや、お前もかよーくみてみろよ」
「んー誰かに似てないこともないような〜」
元樹はスタスタっと行ってしまったがいや〜まぁ化粧して気づきづらくはあるけど
「誰に似てると思う?」俺は恭一になぞなぞを出すように言う。
「なんか相川さんに似てるような〜ん?まさか!」青ざめる恭一
「止めなきゃ!」
「待つんだ。今考えたんだがこれってかなり面白いことなんじゃないかそれにもう手遅れだろ」
俺は元樹方に指差しながらいう。
「いや面白そうってまあもう手遅れなのは認めるけど」
「まぁこうなったら見守るしかないだろう」
数分後
「う。う〜あのびど既婚者だってう」元樹が泣きながらそういった。
そりゃあそうだろう。
「そもそもお前俺が止めるのを聞かないで行くからだろう」
「う。だって。って待てお前あの人と知り合いなのか」
「ああ。あの人の顔よ〜く思い出してみろ」
「ん〜ん〜そういえば誰かに似てるような〜」
「元樹とは相性悪いよ。この前も殴られてたじゃん」
「まさか」真っ青になる元樹。
「そのまさかだ。」
「何で止めなかったんだよ!」と俺の胸ぐらを掴む
「いや止めただろ!言う事聞かないお前が悪いだろ!」
「黙っていてくれ!」と必死の元樹。
「こんなの言えるわけないだろ!」
言っても笑えないだろおそらく。おそらくだが。
「はぁ。どうしよう?」頭を抱える元樹。
「ほら!今日のことは忘れて飯でも食いに行ここうぜ!」
「そうだよ!ほら今晩僕らも奢るからさ!ねえ翔?」
「ああそうだよほら寿司でも食いたくないか?元気だせよ」
俺たち二人は元樹と一緒にご飯を食べて残念回をしてから帰った。
次の日の朝、俺はそんなことも忘れて登校する。
登校中に
お、恵だ。
「おはよう!」
「おはよう。あんた朝から元気ね」
俺は恵の顔を見た瞬間昨日のことがフラッシュバックした
「ぷははは」小さく笑ってしまった。
「何よ。人の顔を見て何かついてる?」顔を触り何かをついてないか確認する
「いや、何でもない。何でも」
慌てて否定する俺に怪訝そうな顔をする恵。
そのまま何もなかったように俺たちは学校行ってクラスに入るが事件は起きる
クラスに入ったら
恭一と元樹がいた。恭一はとうと恵の顔を見た瞬間飲み物を吹いてしまった。
元樹は顔を青くしていたが
「?」とうの本人には気付かれてないみたいだ
「お前ら本当に隠す気あるのか?」思わず突っ込みを入れた。
恵は天野のところに行って話し込んでる。その姿を見た俺は
「ぶははは」
だめだ俺も釣られる。
「翔笑っちゃ失礼だよ。ははははは」
「お前らわざとやってんだろ!」
「あんたたち何さっきから失礼ね!」
我慢できなかったのか恵は俺たちに問い詰めにきた。
「いや、何でもないんだ本当に」真っ青な元樹。
「本当に悪気はないんだ。ただまぁははははは」
「ちょっと翔笑いすぎだよははははは」
俺たちは吹いてしまったこれはしょうがないだろ面白かったんだから
「ちょっと話しなさい」
怒った顔の恵。やばい話さなくちゃいけない状況になったかもしれん。
「いや、何でもないから」と顔を青くしながら言った元樹だが。
「うるさい!」と怒鳴られ
「はい!」と小さくなってしまう
「翔〜話さないと。わかってるわよね?」と胸ぐらを掴みながら脅しにかかる恵。
「う、わかったわかったから」
「おい〜翔」と悲壮な顔の元樹。
「仕方ないだろここまで来たら」
「お前らが悪いんだろう!」
「人のせいにするな!仮にお前だったら我慢できたのかよ?想像してみろよ。ほら?」
「・・・・・ぶははは。は!しまった!」
いやお前自分のことでそんな笑ってもバカだろ。
「いいから早く説明しなさい!」
「「はい」」
俺は大体の説明をする
そうすると
「「「あははははは」」」俺、恭一、それに天野が笑って
「「・・・・・」」恵と元樹は無表情だった。
「いや、あんたらから笑いすぎだから」と元樹に突っ込まれる
「自分の母親が同級生にナンパって笑えない」と頭を抱える恵。
「「「ははははははは」」」
「ちょっと笑い過ぎよ!!」
「そうだ少しは控えろ!」
「あんたが言うな!!」
「す、すいません!」
とまぁ俺たちは元樹を笑ったが良い子は気をつけてナンパするように。
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