第33話

俺は天野家に行くと何やら騒がしい。

「ん?何かあったのか?」


「うるせえ!俺たち家族のことだ引っ込んでろ」


どうやら天野父が帰って来たようだ。


「何でこうタイミング悪いかね〜はぁ」と俺はこぼした。


「何でそんな余計なことしてんだよ!」


「うるさいわね!汚いから片付けてんのよ!」


「ちょっと二人とも落ち着けよ。ほ〜ら。コンビニで買ってきたぞ」


「「うるさい!!」」


「二人はかなり打ち解けたのかな」


「違う!」「違うわよ!!」

やっぱり仲良いなこの二人。


「まぁ待て二人とも。恵、今日は天野を連れて帰れ。」


「何を急に!」


「いいから。今日は帰れ。」


「!!もう、わかったわよ!ふん!」むくれたように言う


「アンタも今日はそれでいいな。」


「ふん!勝手にしやがれ!」


「でもね!狩野くんね!私ね!お父さんと話がしたい」と天野が言った。


「今日はやめとけ。お互い冷静の時に話した方がいいだろ」と俺は諭すようにいう。


「うん。」


「恵。天野のこと頼むぞ」


「わかったわよ!ふん!」まだむくれてんのか


二人を玄関に見送る


「俺少し残るわー」


「え、でも」と困惑する天野。


「いいから行きましょう!後で連絡しなさいよ」と言う恵。


「ちょっと!恵引っ張らないで!狩野くん無理だけしないで!」

と言い残し連れてかれてしまう。


「じゃあな〜」と俺は手をふる。


そして俺は部屋に戻った。


「何だ?まだいたのか!帰れ!」


はぁどうすっかな俺〜

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