第32話

天野家に侵入が成功?して俺たちは天野家に入った。

「随分と散らかってるな」と俺は言った。


「はははでもね?これでも片付けてるんだよ〜」と笑いながら天野が言った。


「す、すまんそんなつもりはなかったんだイタ!」


(少しは気を使いなさいよ)

「いいんだよ。二人とも事実だから。それより片付けよ!」

「そうね!!」「そうだな!」

俺たちは頷き掃除を始める。


「ん〜缶がたくさんあるなん?これはまさかー」


「翔何か発見したの?」と聞く恵。


「い、いや何でもないよ?」俺はとぼける。

そう俺の手にはパンティーが握られていた多分天野の。


「怪しい後ろに隠したものだしなさい!」


「いや、本当に何もないよ。掃除続けよう」


「どうしたの〜?」と天野まで来てしまう。


「な、何でもないない!!」俺は慌てた。


「なんか翔が隠してるのよ?」と怪しそうに言った。


「え!何かお父さんのまずいものでもあったの?」

あったのはあなたのものです。


「大丈夫!大丈夫だ!!」


「怪しい。やい!」恵が余計なことを。


「何これ?」


(やばい、やばいぞ。)


「あんた何これ?」ととい詰められる。


「狩野くん〜」天野からも白目だ


「ぎゃ、ギャルのパンティーさ!!」


「「・・・・・」」

やばい渾身のギャグが凍ってしまった。


「「・・・・」」

「あ、あの〜二人とも?」

「「・・・・・」」

「すいませんでした」

「狩野くんってたまに親父くさいこと言うよね〜」

グサ

「それにギャグが寒いし」


グサグサ


「本当に悪かったから許してくれ!!!」


「私のど渇いちゃったな」


「そうだね〜私も〜」


「へ、なんだ急に。」


「鈍いわねあんたがジュース買ってくる間に下着とか隠しとくから出なさいと言ってるの!ついでに飲みのもの買って来なさい!」


「はい!わかりました!」俺はすぐに家を出る準備をした。


「そ、そういえば何買えばいいのかな?」俺は聞いた。

「私、苺のジュース」「私、カフェオレ」

「できるだけ早く買って来なさいよ〜」

「すぐに行きます!」


俺はコンビニに急いで向かった。


向かう途中に俺は一人の影をみた。こちらには気づいてない様子だ。

「誰だ〜?」と目を隠す。

「ふにゃ!だれ?だれ?だれ?私をさらっても何もありませんよ!」

こいつ可愛いな〜

「ははは、驚きすぎだろ」


「てぇ〜君か!全く!こっちは誘拐犯だと思ったんだからね!」


「悪い。悪い。お詫びにコンビニでなんでも奢るから」


「本当だね!!」


俺たちはコンビニに行き商品を買った。


「本当にそれだけでいいのか?」

俺は買ったのかいちごジュースだけだった。


「いいんだよ。それにありがとうございます」


「律儀だな。天使ちゃんは」


「そうだよ。きちんとお礼は言わないと。それより行かなくていいのかい?早く行った方がいいよ。」


「そうだな。そろそろ行くわ〜じゃあな」


「頑張ってね。じゃあね〜」と歩いて行ってしまった。


「本当。不思議ちゃんだぜ。全く。」

俺は天野家に戻った。

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