第24話

みんな夢の正体は知っているか?夢はレム睡眠のときに見られるらしい。


俺は夢をみていた。いつもとは違う夢だ。何だこれは。


ズズズー ノイズが入る


「今日女子高校生が遺体で発見されー」


何だこの夢はそうだ。自分でもわかった。だが俺はそんな夢でも気になっていた。


そこには一つのテレビがありニュースがやっていた


「今日遺体で発見されたのはXX学校のあまー」


ズズ またノイズが入る


あと少しのところで夢が変わってしまう


そこには一枚の布と膨らみ


そこをめくると


そこには天野春香の亡骸が。そして


「お前のせいだ」と謎の声


そこで目が覚めた。


起きたら俺は汗まみれみなっていた。


「嫌な夢だぜ」


いや夢だったのか?嫌に現実味があったな。


「明日恵に相談するか」


翌日俺はいつも通りに学校に登校した。


「おい。恵今大丈夫か?」俺は早速幼馴染のもとへ行った。


「ん?何よ?そんな難しい顔して似合わないわよ」


こいつ失礼だな。たまにはシリアスになる場面があるぞ俺も。


とそこで天野が教室に入ってくる。それ自体は珍しくないだが


「春香何よ!その顔のあざは?」と恵が聞いてくる。


「いや〜ぶつけちゃって〜」と笑う天野


「春香本当にぶつけたの?」と聞く恵。


「何言ってるのーほんとだよ〜」と言う天野。


「本当に大丈夫なのか?天野?」と俺も声をかける


「大丈夫だよ〜どうしたの狩野くんまで」


「何かあれば俺か恵が相談に乗るぞ」


「本当に大丈夫だから。心配しないで。二人とも授業始まるよ〜」と言いう天野


あとは恵に任せて俺は自分の席に戻った。


「天野に何かあったのか?」と聞いてくる元樹。


「本当に何があったの?」と心配そうに聞く恭一


「わからない。けど今は恵が話を聞いているぐらいだな」


「何かあれば俺たちも力になるぞ」


「そうだね。気軽に相談してよー」と言う二人の友人。


「そうだなその時にはよろしく頼む」


「「・・・」」


「翔変わったね」恭一がいいだす。


突然何を言い出すんだコイツは


「いつもなら人に興味なさそうなのに今は何ていうか人に優しいいよね」と恭一が言った。


「そうだな。前は人にツンケンしてたところがあったけどそんなのがなくなったなー」と元樹にも言われた。


「そうか?」


「そうだよ」


「そうだな」と友人二人に同意されてしまう。


「まあいいんじゃないかな悪い方向に変わった訳じゃないから。天野さんの件よろしくね」


「何かあればすぐ駆けつけるぜ」


「わかった。そん時は頼む」と言い俺はその日を迎える。

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