第21話

君ー本当に手際がいいね!」と褒められる。


未来でいろんな仕事したからなー


「そんなことないですよー」と言いながらバイトをする


商品陳列していると幼馴染がいた買い物のようだ


少し脅かそう


俺の天野の声まねをし


「恵ー今日は買い物?」と後ろから声をかけた


「そうよ。お母さんにたのうきゃあああ」と驚いた。


そんなに驚くとは


「え、え春香は?さっきの声春香だったわよね」


「いや、俺だが似てたか?」


「似てたわよ。心臓飛び出すかと思ったわ」


「胸は飛び出してるがな。」


「それ親父くさいわよ」


「ぐは!殴られるより痛い攻撃やめてくれ!」


「これに懲りたらセクハラやめることね。ってそれよりさっきの声似てたわよ」


「本当か?」


その自覚はないんだが


「試しに春香に声真似して話かけてみなさいよ」と言う幼馴染


「えーと春香はいたいた!早く行きなさいよ」とワクワクしながらいう


俺は天野の背後にいき


「春香、ここでバイトしてたのね」と声真似をしながら言った。


それを聞き後ろから前を向きながら


「えー言ったじゃんめぐてええ!」と驚いた。


「今の狩野くんがやったの?」


「そうだが」


「ええ似てた!!」


「そうよね。似てたわよね」


「あ、恵きてたの?」


「うん、さっき同じことやって驚かされたわよ」


「そんなに似てたか?」と言う俺に


「「似てた」」


後日


むむ


登校している時に恭一をみかけた昨日言われたこと試すか


元樹のマネをして


「おう!おはよう!」を背中越しで言ってみた


「おはよー元樹ってええ!」かなり驚いていた。


「どうだ似てたか?」


「え、え本当に翔がやったの?」と心底驚いたように聞いた。


「そうだぞ」


「すごい翔にこんな特技があったなんて」


もしかしたらYoutub○rになれたんじゃね。


教室に着き


そうだ元樹だ元樹にもためそう


恭一の声で


「おはよー元樹」と挨拶した。


「おう!あはよう!てうおお!」


「驚いたか」


「恭一がやったんじゃなくて翔がやったのか?」


「ああそうだが」


「いや、似てた。」


「翔またやってたの?だけど似てたよね。」と恭一が言った。


「ああ似てた。本人かよってぐらい」元樹も言った。


「マジかよ」


「マジだ」


「本当に似てた」恭一も言った。


「んじゃあこれはどうだ。『別にあんたなんか好きじゃないんだからね』」

と恵の声に似せて言った。


「あははは似てるぜ」


「すごーい」


「次行くぜ『そんなことないよー恵ー」』どうだ」


「いいぜもっとやれー」と調子付かせる元樹。


『ずっとあなたが好き好き大好き』と恵の声で言った。


「あはははははあは。声そっくりだぜ。はははう!」と突然真っ青になった。


「あはは面白いことしてるわね」と聞いた瞬間俺は血の気が引いた。


「待ってくれ調子に乗ったのは悪かっただから謝る」


「誠意が感じられないわね」


「そうだこれならどうだ『恵ー悪かったよー許してよー』」


「ぶははは似てるって!誤魔化させないわよ」


「本当だよねー」そこには笑顔で凄む天野。


(今日が俺の命日だな)


パチン


「翔はほんと懲りないね」と恭一から言われてしまう。


懲りてはいるんだよだけどやってしまうんだから仕方ないだろ。

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