第5話

目を覚ましたらベットの上で寝ていた。


???「おお!気が付いたか」


どうやら保健室に運ばれたらしい


先生「お前喧嘩して投げられたらしいな。お前の友達が運んでくれたぞ。あとでお礼言っとけ」


マジかよ喧嘩で投げられたどういいことだ?


俺は確か恵に投げられて・・・?


「もう5時間始まってるぞ」と嫌そうに言った。


少しは心配しろ教師普通は病院連れてくだろと思ったが外傷もなく怪我もない


これで病院連れて行ったら笑われるな


「んじゃあ教室に戻ります」とそそくさと教室に戻ろうとしたら


「強く生きろ」と言われた。


なんでだろうか?


教室に戻り普通に入った瞬間 ざわ ざわ ざわ だから◯イジかよ。


幼馴染の席をみると普通に勉強していて、安心した俺は。


先生に戻ることを伝え俺は自分の席に戻ると


「大丈夫か?」と元樹が言った。


「問題ないな体に異常なしー」


「本当に大丈夫?」と恭一も言った。


「大丈夫だって!」


(こいつらこんな心配性だったか?)


「うるさいぞお前たち」と注意され話は止まった。


5時限が終わりホームルームが終わると


幼馴染が「ちょっといいかしら」と言った。


なんかめっちゃクールキャラじゃない?そんなキャラでしたっけ?と思いながら

俺は「ああ」と言った。


「ここではなんだしあたしの家に行くわよ」


「そうだな」


と言った時に元樹が「ちょっと待てよ」と止める。


ざわ ざわ ざわ ざわ


「翔は振られたのにまだ追い討ちかけるのかよ!」と怒鳴るように言った。


はて?振られる俺が?確かに二十数年結婚どころか彼女もいなかったが元樹がそんなこと知るわけないから状況を整理しよう


         ーー考え中ーー


「なんでそんなこあんたに言われなきゃいけないの?」


         ーー考え中ーー


「当たり前だろだちが振られたのに追い討ちをかける女を黙ってみていろって言うのかよ」


         ーー考え中ーー


        「まあまあ二人とも」


        「「恭一はうるさい」」


         「酷い」項垂れる恭一


そこで俺が大声を上げた「なるほどわかった!!」


「「はあ!」「え!」」と驚いた二人


「なるほどなるほど状況から告白して振られたと言うのは理解したが元樹くん僕は振られたわけじゃないんだ」


「は、え」と困惑してる友人


「と言うわけで今日は恵と話があるでは」と言い恵の手を引き教室を後にした。


教室はシーンとしていた。


(いやー恥ずかしい二十年数年ぶりだから空気もあまり読めんな)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る