第3話

制服を着た俺は無事学校に着いた。


迷わなかったのか?と思うかもしれんがこの町には高校が1つしかない。


ちなみに小学校も1つ中学校も1つだ。


そう薄々気づいているかもしれんがこの町は田舎だ。


田舎バカにするなよこちとら電車1時間に一回だ馬鹿やろと誰に言うわけでもなく歩いてると


高校に着いた。


クラスはわかる何故なら3年間同じクラスだからだ。


クラス替えはあるにはあるにはあるんだが奇跡的に同じクラスちなみに恵も同じでクラスです。


と自信満々でクラスにきたが大変な問題が起こった


「席がわからん」


クラスはわかっても席がわからんどうしよう。


仕方がないここは高校の旧友聞くか。


「おい元樹もとき席がわからん教えてくれ」


こいつは大地元樹だいちもとき昔からの友人だ。


「何言ってんだ頭馬鹿になったか?」


ドン気が付いたら殴っていたしかも思いっきり


「痛えな何しやがる」


「す、すまんついなつい」


「今日の昼奢るから許してくれ」


「マジかよ今日は本当に大丈夫か?」と心配そうに言った


「翔はボケて言っただけじゃない」ともう一人の近くの人が言った。


「もしかして恭一?久しぶり」と手を握りながら言った。


こいつは多田恭一(ただきょういち)もう一人の友人だ。


「何言ってんの昨日も会ったよね?僕元樹じゃないんだからそんな迫真な演技しても騙されないよ」


「どう言う意味だこら!」


「そうだ最初から優しい恭一に聞けばよかったんだ俺はなんて馬鹿なことを」


「その喧嘩買うぜ」


「とこんなことをしてる場合じゃなかった本当に席を教えてくれ」


「本当に大丈夫か?お前の席は俺の後ろだろ」と元樹が言った。


そういえば元機が前で後ろが恭ちゃんだった時もあったなまさか今日がその日とは


「すまんありがとう」


「マジかよこりゃ本当にやばい保健室行こう」という元樹。


「そだねこりゃ重症だ」と乗る恭一。


「本当に大丈夫だ」と慌てだす俺。


そしたら「「ぶははははは」」と笑う友人二人。


キョトンとする顔の俺に


「お前がからかったからその仕返しと思ったが正解だったな」と言う元樹。


その顔を殴ったのは言うまでもない。


だがこのやり取りで泣きそうだったのは内緒である。

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