閑話 シャルに出会った件
僕が二歳の頃に、部屋に入りいつもの日課を過ごそうとした時に、気配を感じ、
周囲を探っていると、屋根裏から魔力を感じたので、屋根裏に雷魔法を放つと、黒髪黒眼でボブカットの黒いローブを身に纏った若い女性がで出てきたので、部屋中に魔力をばら撒き魔力濃度を上げ、魔力酔いを意図的に起こし、雷魔法で体を麻痺させた。
「あなた.....何.....した...の?」女性が話しかけてきたので、質問に答えてあげることにした。
「うーん。人が来るまで暇だから答えてあげるよ。
「.....というわけさ。」僕は、本当に全てを話した。その途中で、父上と兵士がやって来たが、まだ暗殺者と会話しており、父上達も途中から話を聞いていた。
「あなた...本当に.....二歳?」暗殺者は疑わしい目で僕をみてきたので、しっかりと返した。
「うん。当たり前じゃん。どっからどう見ても普通の二歳児じゃん」何を言ってるのか心底わからないといった風に、アルは答えた。
この場にいる全員が同じことを思った「「「嘘つけ!!!」」」いや、何人かは声に出していた。
「いやいや!!!普通の二歳児だから」僕は声を上げ否定し父上のほうを見たら、
「うん、普通の二歳児ではないね.....」父上は僕の視線から逃げるように言った。
「う~ん。普通の二歳児なんだけどな~」みんなに普通の二歳児ではないと言われ僕は何もなかったことにした。
「それは置いといて、父上この暗殺者だけど僕の専属メイドにしておいてよ。」僕はそう言い、父上に許可を貰おうとした。
「へ~、それはどうしてかな?」父上は僕の真意を探ろうとしていたが、そのまま思っていることを、そのまま言った。
「だって父上、今日暗殺者が来ること知ってたじゃん」
「...なんでそう思ったのかな?」父上は少し驚きながらも聞いてきた。
「簡単だよ。父上いつも屋敷全体を索敵しているでしょ。それを父上が見逃すはずがないのに見逃しているということは、この子がどんな素性かもしってるんでしょ。」今度は、兵士に動揺が走った。屋敷全体を索敵していることではなく、僅か二歳で兵士全員が気が付いていなかったことに、気付いていたことに驚いたのだ。
カルレインは表情には出さず、内心驚いていた、アレイナでも気付いていなかった索敵に、僅か二歳で気付いていたこともそうだが、そこまで考えての発言だったことにとても驚いていた。
「ふう~...。分かった負けたよ。その子をアルの専属メイドにしておくよ。君もそれでいいかな?」父上は女性に確認した。
「っ!?私が...メイド?」女性が困惑しながら、聞いてきた。
だから僕は、「よろしくね!まずは、君の名前聞いてもいいかな?」名前を聞いた。
「シャルロッテ...よろしく?」シャルロッテは困惑しながらも答えた「うん!よろしくね!」と僕は笑顔で答えた。
「ああ、父上シャルロッテの訓練もよろしくね」
「まったく。アルは父親扱いが悪いな~」そう言いながら父上は笑っていた
「お互い様だよ。」僕は父上に何のこと言ってるか、わかってるよねという意味の笑みを送った「そっちも、ばれてたか」カルラインは一体どこまで知られているのかが、気になったが、聞くのはやめておいた。全部ばれてそうで。アルを使い暗殺者を送り込んできたのは、どこの貴族なのか調べるために。
シャルロッテは普通なら殺されるはずだったが、生き残ったのだった。
そして、後日に暗殺者を送った、貴族は子爵で処刑されて幕を閉じた
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