僕の庭の美しさには訳がある

分厚いカーテンの向こうには

昨日の夢が隠されていた。

あんなに愛したのに切り捨てられたもの。

見ると悲しくなるからとあなたは俯いた。

だから僕は言ったんだ。

それでは僕がもらいましょう。

庭に撒けばとても綺麗な花が咲く。

朽ち果てていいものなどないのです。

夢はまた、夢の上にこそ咲くのですから。

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