果てしない砂丘に星は微笑みかける

いいか。

砂漠を渡って行くときには星を見ろ。


叔父の言葉に頷いたものの、

本当のところ星が多すぎて俺にはよくわからない。


だけどある晩、俺はついに見つけた。

そこにあり続ける輝きを。


叔父が笑った。


人も同じだ。

無数の中にお前を導く不動のものが必ずある。

それを見つけることが生きるということだ。

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