第12話 作戦会議

なんでこんなに騒がしいんだろう。

買い物から帰ってきて10数分、騒がしすぎる

「こんなに釘買ったの!?」

「だってサイズなんか言われてないからな」

「それより春ちゃん!!なんで買い物リストに書いてた兄がないの!?」

「あぁ、ここにあるだろ?ほら」

「なるほどね!ありがと!!」

「ちょ、くっつかな、、、、」

「おい赤城!いつまでほっとくつもりだったんじゃ!殺す気か!」

「いや、お前そんなので死なないだろ?」

「そうかもしれんが寒いのは寒いんじゃ!」

うるせぇ、、、、、なんで買い物でこんなににぎやかになるんだ?

「さて今から試合に向けて作戦会議をしようと思います。静かに」

棗が言ってもおさまらない。と思ったらみんなが静かになった。なんで?

「棗の固有能力で首折られるからだよ、、、」

長門さんがこそっと教えてくれた。なるほどねそれなら静かになるはずだ。

「相手はうちらの先輩ですっごく強いです。ということで作戦で勝とうと思います」

作戦でしか勝てないのかな?

「うぬに考えがあるんじゃ!」

優加が大きく挙手する。

「なに?」

「棗だけ突っ込んでみんな後ろでまっ「、、、」うぎゃ!?」

無言で正拳突き、、、恐ろしい。

「うちも一応は人間なんだけど?」

「だって一番強いんじゃろ?なら問題ないはずじゃ」

「うちはこの隊でって話。全体で見れば底辺だよ」

「なんじゃ、ざk「うるさい」ぐぇっ」

うわぁ。これDVに入るのかな?

「とにかく作戦会議するよ」

棗は舞台になるところのマップを持ってきた。

「場所はここ。建物の中は地下に二階、上に三階。外には山が一つある」

「スタート地点は?」

「ここの山スタート。相手は建物入り口から」

結構遠いな、、、

「最初は春と清明で先行してもらう予定なんだけど」

「え?聞いてないっすよ?」

「今言ったもん。で?行ける?」

「俺、優加がいなくなって鬼力うまく使えないんだけど?」

「逝けるね」

多分言ってる意味が違う、、、、

「大丈夫だよ。僕がいるからさ」

「なら安心だね。先行と同時に陸奥は鬼力発動、解除せずにうちらのカバー。OK?」

「了解です」

「長門はうちと行動。鬼力でわなを設置に行くよ」

「なぁなぁ。うぬは?」

「出会ったやつはリタイアさせれる?」

仕事キッツ!?

「余裕じゃよ。叩きのめしてくれるわ」

「じゃあこれで作戦会議は終了。自由にしていいよ~」


~~~~~~


「さて、作戦会議をしよう」

冬がなんか言ってる。

「作戦会議とかいらないからパス」

「そんなこと言わないでよ~~。雰囲気でも、、ね?」

「はぁ~~、、、めんどくさ」

正直勝てるしそんな弱いやつがすることしなくていいと思う。

「まずはどう動くか決めよう!」

「見えたら殺す」

「じあいがいじょうびやず」

「叶の案は不採用かな~」

「だから、見えたら殺せばいいんだって」

「すぐ終わっていいの?」

知るかそんなの

「あ、あの、、、」

「どうしたんだいハニー?」

「地下で籠城戦、、、はどうですか?狭いところで有利なのは、、、こっちです」

「うんうん!そうだけど相手も近距離得意なタイプなんだよね~」

「あの、、、なでないで、、、、」

「いいじゃ~~ん。とにかく見えてもすぐに殺さないこと。いいね?」

「あ、あくびしてたわ聞こえなかった」

「も~~。もう作戦は勝つ!いいね?」

「「「了解」」」

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