詩 還りゆく魂、めぐる思い出

仲仁へび(旧:離久)

第1話



 なつかしい声が聞こえた

 心が呼ばれている


 目の前の光に惹かれる

 なつかしい気持ちを呼び覚ましてくれる


 時計の音が聞こえる

 規則正しい音が耳に心地よい


 ぬかるんだ土に足をつけて歩き出した

 濡れた葉に唇を寄せて のどを潤した


 晴れた空の日 光に目を細めて

 そよぐ空気 身にまとった


 この世界に還ろう

 ありのままの姿に戻ろう


 やがてまた ここにも帰ってこれるから

 しばらくだけ 留守にしよう




「ストーリー」


 人生の最後にめぐったのは、故郷の想い出。

 全てが懐かしくて、どれだけ時が経っても、鮮明に思い出せる。


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詩 還りゆく魂、めぐる思い出 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

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