tr.18 オール合体ロボ大進撃
「One☆」グラっちが叫ぶ。
「Plus One!!」マー坊が続ける。
「Plus One♪」ゼッツーが以下同じ。
「Plus One――」エスティが以下略
「Plus Oneっ!」アールが(r
各車は光に包まれ、やがて――。
「――えー、ちょ、待ちぃ!! ここで続くんかー!? ンな殺生なー!!」
由布子が何か叫んでいるが、前回は容赦なくここで終わったのだw
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「いや、せやかて工藤」
「? 誰に言ってるの、由布子?」
「ははは、大阪弁キャラあるあるだねー」
「み、皆さん、それは良いんですけど、このままじゃ――」
バッターチームの漫才を横目に冷や汗たらたらの六花秘書。
彼女の危惧もごもっともで、5台のヴィークル達はスポーツカー型のグラっちを中心に段々と集まりつつある。このままでは――。
「あら、ぶつかるわね」
「あら、やあらへーん!!(( ;゚Д゚)))」
「だーいじょうぶですっ!!」
マキ隊員がドヤ顔で宣う。
「恐れず☆」とグラっち。
「怯まず!!」とマー坊。
「退かず♪」とゼッツー。
「勇気だ。」とエスティ。
「闘志だっ!」とアール。
「友情だー!!」と最後にマキが締める。
『Gather!! ゴッタイガー!!』
5台がぶつかった、と思った瞬間――それは1台の巨大なスーパーカーに合体したのだ!!
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一方、アストラタイガーに覚醒したガーさんとミサ隊員。
「そういやこのモードになったって遠距離武装は無いんだよなぁ(^^;」
「姫、そういうことは先に仰って下さい(´・ω・`)」
虎型ロボであるアストラタイガーは虎さながらに鋭い牙や爪で向かい来る怪人を屠るものの、遠くから撃ってくる攻撃に関しては避けるので精一杯。
「ヨーカーン!!」
今もまた巨大な羊羹に手足の生えたようなヨーカンゴスを爪の一振りで倒し、ついでに喰っているw
「てかそれ喰っても大丈夫な奴?」
「北海道産小豆100%でなかなかイケますぞ、姫」
「そーゆう問題かなぁ(^^;」
特にこの小豆の濃さと噛み応えが中々――と続けるアストラタイガーに生返事をしつつ、何事か思案するミサ隊員。
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「ザークセーン!!」
大昔の東欧の小型自動車のような怪人、トラビゴスが襲いかかる。
「おぉっとぉ!! へぇ、アタイらに競走を仕掛けようってかい――ここは受けなきゃ女が廃るねっ!!」
グラっちが叫び、エンジンの回転が速まる。
ところが敵は卑劣にもホイールからスパイクを出しぶつかってくる。
ぶつかられそうになった右前輪部のゼッツーが搭乗者の六花秘書と一緒に「きゃー!!」と慌てふためいている。
「む……卑劣な(- -#」
「言うても紫枝はん、あちらさん悪者だっせ」
「どうやって潰してやろうかしらね……」
「ははは、紫枝さん怖い怖い(^^;」
「けっ、あーんなポンコツになんぞ負けるかよっ!!」
左後輪部のアールが叫び、右後輪部のエスティ共々タイヤが呻りを上げる!!
何度も特攻を仕掛けたトラビゴスだったが、崖の直前で急制動からの幻の多角形スピンターンで急転回したゴッタイガーに付いて行けず、ものの見事に崖に衝突した。
「――
とエスティ。
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「カモン! カモン!」
「おわっ! うわちっ! あーくそっ、走りながら撃ってくるからやりにくいったら!!」
「姫、これでは近づけませんな」
「わかってるよー!! もーしょうが無い、最後の手段!!」
「姫?」
「アストラタイガー、
ミサ隊員が正面のパネルにパスワードらしきモノを打ち込む。
「――を?」
「――?」
「「――え?」」
「なんじゃぁー!?」
突如として謎の
まるで自分が自分で無いような、それでいて本来の自分に立ち戻ったような不思議な感覚が身を包む。
そんな彼らの脳裏に降り注ぐミサ隊員の声。
『――覚醒せよ』
『覚醒せよ、
「――お、お、お、俺達は――!!」
「
ミサ隊員が操縦席の正面にせり出したカバー付きの巨大なボタンをカバーごと叩き込む。
車体が立ち上がり、左右の
車体が左右半分に割れ、上腕部になるトラクター型のアキラ。その先にはそれぞれ左右にソニアの妹たちを運んできた2機の戦闘機が結合して前腕部に。
機体がそのまま背部に周りバックパックになる
最後に、四肢が格納され顔面が正面に向いたアストラタイガーのガーさんがその中心に入り。タツヲの機首部が折れて顔が現れた!!
『
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「――うわぁ、あっちも合体しちゃった……(;゚Д゚)」
驚きを隠せないマキ隊員。
「こちらに遠距離武装はないの、マキさん?」
紫枝が訊いてくるが、
「今のままだとせいぜいミサイルくらいなんよね~」
とグラっち。
「それだと、向こうの砲撃に対処するのは厳しいですね」
六花秘書が考え込む。
「――なので!!」
シート天井のレバーをぐいっと引っ張るマキ隊員。
「スタンド・イン!!」
走りつつ、徐々に車体前部が迫り上がるゴッタイガー。
車体各部が伸び、次第に人型に変化していく。
アールとエスティが脚部に、マー坊とゼッツーが腕部に、中央のグラっちが体幹部となり、やがて完全な人型になった。
「ゴッタイガー・ロボタイガーモード!!」
「「「おぉー!!!」」」
期せずしてハモるバッターチームの3人。
「――あ、使える武装が増えてる。これならイケますね」
冷静な六花秘書。
「と、ゆーわけで!!」
ドヤ顔で
「反撃、開始ーっ!!」
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「今回もまた、何というか……」
「もう元ネタがワケワカメ」
「作者もここの設定が一番時間掛かったと言ってたな」
「ゴッタイガーは最初からロボでも良くね?」
「いや、そこは作者の趣味……もとい拘りで、最初は単純にトラが5台で
「――どうした、マキくん?」
「うう……自分のロボなのに話に全っ然付いていけません……(´・ω・`)」
次回、『今がその時だってば!!』チミは、生き延びることができるかな?
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-dB 40 30 20 10 5 0 2 4 6 8 +dB
[R] |||||||||||||||||||||||
……疲れた……orz
その場の勢いで色々と混ぜ過ぎて自分でもワケワカメ。
ギャオタイガーは、まぁ判り易いかと思います。"
ゴッタイガーはね……やり過ぎました。百獣王と超スーパーカーと宇宙円盤大戦争……どーしてこーなった(´・ω・`)
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