第1話 不思議な子

俺はあの世界【emptiness or Fantasy】にいた。

いや、可笑しいだろ?!俺は部屋にいたはず、それでゲームをしようとして...気付いたら此処に、寝落ちでもしたのか?じゃあ、ここは夢の中?でも、それにしてはヤケにリアルだ

「ねぇ、お兄さん大丈夫?」

「?!」

急に声をかけられ後ろを振り向くと、俺よりもだいぶ小さい子がいた、髪は赤と黒が混ざったようで、服は和と洋を混ぜたような服装、顔には【憂】と描かれた紙?布?が付いており、まるでゲームや漫画のキャラクターみたいだ...

「お兄さん聞こえてる?」

「あ、嗚呼」

「そんな道の真ん中にいたら危ないよ?(ニコッ」

「あ、悪い。」

俺は、道の端に動きながらふっとそいつの笑顔に軽く違和感を覚えた

「ん、それでお兄さんはこんな所で何をしてたの?」

「えっと、俺ちょっと迷っちゃったみたいで」

「ふぅん、そっか♪でももう暗くなるよ、暗くなると危ないから今夜は僕の所に来なよ(ニコッ」

「いやでもッ...じゃあお言葉に甘えて」

最初は断るつもりだった、けどあの笑顔を見た瞬間まるで蛇に睨まれた蛙のように身体が動かなくなりyesを声に出していた



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