第2話 宗教...?

連れられてきたのは小さな城のような場所だった。

「此処は...?」

「お戻りになられたんですね!クラウン様」

そういい何人かの人が、少年に駆け寄る

「ただいま、今日はお客様がいるからね(ニコッ」

彼は平然と告げ、集まって来た人達は俺を見る、その目には【興味】【哀れみ】【妬み】色々なモノが表れていた

「そうだな~、シエルお客様の案内を頼んでも良いかな?(ニコッ」

シエルと呼ばれたのは茶髪をミディアムにしている真空色の瞳の女の子だ。

「わかりました!クラウン様」

「よろしくお願いします(ペコッ」

軽く頭を下げると相手も頭を下げる

色々な部屋を案内されてる途中俺は彼女に話し掛けた

「あの、シエルさん?」

「シエルでいいですよ!それに見た感じ貴方のが年上ですし、タメ口で大丈夫ですよ!」

「ありがとう俺は陽棟柚月、柚月でいいシエルもタメ口で構わないから」

「ありがとう!柚月はどうして此処へ来たの?」

「ん~、それがわかんないだよな、気付いたら知らない場所に立っていて、半ば強制的にさっきの男の子に此処に連れてこられた(苦笑)」

「え?!クラウン様が!?」

「えっと、そのクラウン様って何?」

「クラウン様は此処、ブリニスル教の教祖様だよ!ほら、柚月を連れて来た!」

「あの【憂】って布らしきモノ付けてる子そんな凄い子だったんだ...」

普通の子ではないと思ったけど教祖とか...壮大な夢だな、

「柚月アレ読めるの?!」

俺がそんなことを考えているとシエルが驚いたように俺に聞く

「アレ?」

「クラウン様がいつも付けている布!...私たちには何かの記号にしかみえないけど、」

「え、まぁ一応読めるけど」

「...ねえ、こっち来て」

急にシエルは考え込んだかと思うと俺は手を引かれ部屋に入れ込まれた




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猫でclownな君と 灰咲 @haizaki

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