猫でclownな君と

灰咲

第0話 何気ない日

朝は苦手だ、これだけは昔から変わらない

スマホを見ると、大学の講義まであと数時間はある、もう一度寝ようとしたが寝付ける気がしない、「ピロン」

「...オススメゲーム?、へぇ、これ新作出たんだ」

それは、俺が数年前ずっと夢中になって遊んでいたゲームだった。何故やめたのかは思い出せない、きっと他のゲームにはまったからとかそういうくだらない理由だったのだろう。取り敢えずインストールをする時間を見てみるがまだ時間はあるのでドラハンをする事にする

そうこうしてるウチに時間になり大学へ行く時間となった

「うぃ~♪ゆづちゃん今日は寝坊でもしたのw?」

「どうせゲームでもしてたんだろ!睡眠不足は~~」

「遥喜うるせぇ、葵唯大正解ドラハンしてたって事で黙る券をやるよ」

「いらない、そんなことよりも遥喜と柚月に頼みがある!」

「あおちゃんの頼みなら何でも聞くよ!大親友の頼みだからね★」

「えっ、面倒臭い((」

「そうか!二人ともやってくれるのか!サッカー部の助っ人」

「...ごっめーん俺ちょっと用事が」

「俺も家帰ってゲームログインしなきゃ」

「頼むぅぅ、今度昼飯奢るから!!」

「焼肉ね★」

「あとハーゲンダッツもな」

「わかったよ(泣)」

「んで、何時なんだ?」

「明日だ!」

「...ゆづちゃん、こいつブン殴って良いかな?」

「良いと思う、思いっきりブン殴れ」

「ちょっ、落ち着いてくれ(汗)実は今日急に足りなくなったんだ!それにお前らなら大丈夫だろ?!」

「幼馴染みじゃなかったら殴ってたからね(ニコッ」

「同じく」

「ごめんって(汗)」

そんな会話をし、講義を受け家に帰るそしていつも通りドラハンをしようとしたけど、朝インストールしたゲームがあるのを思い出し開いてみる...気付くと俺は「あの世界」にいた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る