第13話 contrary motion

あれから1週間近く過ぎたがあの時の興奮は未だ冷めやらず、俺の胸を焦がし続けていた。とはいえ今日はバンド練習の日。いつまでもシオンさんとの情事に現を抜かしている訳にもいかない。今はバンドに集中しようと気持ちを切り替える事にした。

トビアスから『新曲のギターアレンジについて相談したいから早めに来てくれ』とメールが来ていたのでいつもより30分早くスタジオに向かう。先週まではミーアとの関係がギクシャクしていたせいでバンド練習に向かう足取りも重かったが、今はシオンさんとの鮮烈な体験がわだかまる感情を上塗りしてくれて多少気が紛れた。さりとてミーアとの関係もこのままでいいわけではないので事態は何一つ進展していないのだ。だが今の俺にできる事は4月のイベントライブを無事にやりきること。全てはその後で決着をつければよいのだ。


スタジオに着くとトビアスが先に来ておりギターの練習をしていた。俺が入っていくと練習をやめてギターをスタンドに立て掛ける。


「今のフレーズ新曲のイントロのところでしょう。あそこは俺も改善余地があると思っていて、」


いつものように前置きなく喋りかけるも、いつになく神妙な面持ちで見つめてくるトビアスに気圧されて押し黙る。するとトビアスの方から静かに問い詰めるようなニュアンスで尋ねてきた。

「お前先週シオンさんと何してたんだ」

一瞬で血の気が引いていく。あの時、物音がして誰かに見られたかもしれないと思っていたがまさかトビアスに見られていたのか。

だがトビアスは先週としか言っていない。早とちりをしてこちらから墓穴をほる事はない。俺は平静さを装ってとぼける事にする。


「先週って言われてもなぁ。ちょこちょこ会って色々相談に乗ってもらっているから」


「とぼけるんじゃねぇよ。ちょうど1週間くらい前、化学準備室でお前ら二人が裸で抱き合っているところを見たんだよ」


やはり見られていたか。しかしどこからどこまで見られたんだ。まだ言い逃れはできるのか。色んな事が脳裏をよぎり言葉に詰まる。しかしこの状況での沈黙は事態を悪化させてしまう。俺は振り絞るような声で言葉を繋ぐ。

「違うんだ、誤解だって。ちょっと変な雰囲気になったけど一線は超えていない」


「お前がケツ丸出しでシオンを押し倒しているところを見てんだよ。一線も二線もねぇ、完全にアウトだろうが」


返す言葉がない。俺は裏切ってしまったのだ。ミーアだけでなくトビアスの信頼も。目を逸らしてうな垂れているとさらに糾弾される。


「お前水原さんと付き合っているんだろ。なのにシオンとあんな事してどういうつもりだよ。言ったよなぁ。水原さんを傷つけるようなことをしたら許さないって」

ちょうどその時、イーサンが扉を開けて入ってきた。


「今シオンさんがどうのこうのって話してた?」

入るなり尋ねてくるイーサン。トビアスは冷静さを取り戻し、一呼吸置いてからイーサンに状況を説明する。


「そうだよ。このアホが水原さんを裏切ってシオンとよろしくやってたんだよ」


イーサンが射るような真っ直ぐな眼差しを向けて訊いてくる。

「彼方、本当なのか?」

俺は卑怯にも何も答えずただ俯いていた。


俺が黙っているとイーサンは言いづらそうに話を切り出す。

「本人がいないところでこういう事言うのは嫌なんだけど、実はシオンさんに関する変な噂を聞いて。なんでも男の精子を集めて回っているとか」


イーサンの切り出した話があまりに突飛だったので俺は呆然と立ち尽くしたまま思考停止してしまう。トビアスは驚きつつもさらに詳しく話を聞き出そうとする。

「え、なに?どういう事?」


「ゼミの友人から聞いた話なんだけどその友人の友人も被害にあったらしくて。それによると言葉巧みに言い寄ってきて親密な関係に持ち込んで二人っきりになれる密室に連れ込まれて手で射精させられるんだって。で、精子を取られた男は用済みみたいで急に距離を置かれて話しかけても冷たくあしらわれちゃうって」

訳がわからず混乱する。俺はミーアを裏切った加害者なのか、それともシオンさんに裏切られた被害者なのか。頭を抱えてしゃがみ込むとトビアスから辛辣な言葉を投げかけられる。


「おい羽山、お前被害者ヅラしてんじゃねえぞ。お前とシオンの件は別件だからな。そもそも浅からぬ付き合いでワンナイトラブって間じゃねえだろ」

しゃがみ込んで言葉を失っている俺を見兼ねたイーサンがそっと肩に手を置く。開け放たれたスタジオの扉の外からテオとミーアの話し声が近づいて来たので、俺たち3人は咄嗟に目配せをして今の話はテオとミーアには伏せておこうということになった。

トビアスとイーサンはすぐに気持ちを切り替えいつも通りの会話を始める。しかし俺だけは動揺を隠しきれず練習が始まってからもミスを連発した。

あまりに酷い状態の俺を見兼ねてトビアスが今日の練習の打ち切りを提案してきた。代わりに4日後、再度集まって今日ダメだったところを集中的に練習するという運びになった。

トビアスの助け舟に救われる形になるも帰り際に耳許で厳しい言葉を浴びせられる。


「今はバンドに集中しろ。このバンドの実質的リーダーはお前なんだからな。それが出来ないんならもう二度と人を巻き込んで音楽をやるな」


家に帰るなり俺はすぐにOrbisにログインしてバイト先で知り合った情報屋の柏木さんに連絡を取る。ちょうどログインしていた柏木さんからアドレスが送られてきて彼のプライベートルームで話をすることになった。


「よう、羽山くん。早速頼ってきたね。で何を調べて欲しいんだい?」


「すごく曖昧な情報で申し訳ないんですけど、知り合いの女のコで精子を集めて回っているっていう噂のコがいて。その目的が何なのかを知りたくて」


キョトンとした表情の柏木さんが確認してくる。

「セイシってあの男の精液のこと?」


「はい。その精子です」


最初はピンと来ない表情をしていた柏木さんだがすぐに何か思い至ったのか勢いよく話始める。

「それ、以前に調べたことがあるよ。最初は都市伝説の類だと思って興味本位で調べてたんだけど、実際に被害に会ったっていう男とも接触できてこりゃ本当だわって確信して。結論から言うとその女のコ、多分日本優和会のメンバーだね」


「何ですか、その日本優和会って?」


「表向きは日本の古き良き伝統文化を後世に伝えていきましょうって謳っているいる友好団体なんだけど、実際は過激な民族主義のスローガンを掲げて日本の国政にも影響を与えている思想団体だよ。で、彼らが裏で行なっているのが混血でない純粋な日本人の血を引いた人達の精子や卵子を集めて、希望する会員との間に子供を儲ける謂わば人種保存活動」


普通に驚いてしまった。これだけグローバリズムが進み人種混交が当たり前になった現在でもなお、そんな人種主義を掲げる団体が大手を振って存在していたことに。


「その団体の名簿リストってあります?」


”ちょっと待ってね”と言ってVR内の端末を操作すること1分。こちらに向き直ってドヤ顔でファイルを映し出す。

「2年前のリストだから最新版じゃないけど。それで調べたいコの名前は?」


「”デーニッツ・シオン”ってありますか?」


大仰にアバターの口をあんぐりさせ驚きを表現する柏木さん。

「デーニッツって、めっちゃ外国系の名前じゃん。日本の民族主義団体の中にそんなコいるの?って、あ。いた」

喋りながら端末を操作してすぐに照合してしまった。外国名の会員がいることに興味を持った柏木さんはさらにシオンさんについての情報を調べ上げる。


「ははーん、なるほどね。デーニッツ・シオンさんの祖父に当たる人が会員名簿に載っているね。塚原麗流太。っていうかこの人日本優和会創設時のメンバーで名誉会員になってるよ」

俺は塚原姓にドキリとした。いや、まさか。塚原なんて苗字は珍しくない。偶然だろう。だけど念のため調べてもらう。


「その塚原麗流太と文化人類学の教授、塚原征史郎って何か関係があります?」


柏木さんは一瞬で検索してあっさり答える。

「その二人は親子だね。普通に検索しても出てくるよ、それ」


次の週、俺は本人に直接話を聞こうと塚原教授の今期最後の講義に出席する。

いつもならトビアスと一緒に受けていたこの講義も今日は別々に受けることに。いつも座っている最前列の席からは離れてトビアスと会わないように後方の席に座って待機していると教務課の職員が慌ただしくやってきて講堂の大型ディスプレイに”臨時休講”の文字を大きく映し出した。こんな直前に休講だなんてどうしたんだろうと訝しんでいると、前に座っていた学生の話し声が耳に入ってきた。


「塚原教授、今朝倒れて緊急搬送されたらしいよ。単位とかどうなっちゃうんだろう」


俺は身を乗り出して前の学生に声を掛ける。

「その話本当ですか?ソースはどこですか?」


「ソースっていうか、今さっき教務課の人が慌てて話してたよ」

何というタイミングの悪さだろうか。ちょうどシオンさんの事、塚原教授の息子さんが関わっている民族主義団体の事を聞こうとした矢先に。しかし今は教授の容態の方が心配だ。俺は無事を祈りつつ講堂を後にする。


その日の午後、先週約束した臨時のバンド練習のためいつものスタジオに向かう。途中でトビアスに会うも俺たちは無言のまま微妙な距離を保って歩き続ける。先を歩いていたトビアスが立ち止まり、振り返って話し掛けてきた。


「塚原教授の事聞いたか?」


「ああ。今朝倒れたって」


「俺たちが気にしたってしょうがないからな。今はバンドに集中しろよ」


”分かっているよ”口ではそう応えたものの心の中は相変わらず波立っていた。

俺たちがスタジオに着くと他のメンバーは既に全員来ており早速練習が始まる。何とか大きなミスは回避しているものの薄氷を履むような演奏が続いていてバンド本来の持ち味を発揮しきれていなかった。

ここでトビアスが意外な提案をしてくる。


「曲のテンポ、落とすか」

確かに今の俺では集中力が足らず反応速度がやや出遅れてしまっている。曲全体のテンポを下げれば難しいフレーズの部分も何とか遅れずに切り抜けられるだろう。しかしそれではバンド全体の勢いが損なわれてしまうと思いトビアスに反論する。


「ある種の”衝動”を表現するにはある程度の速度が必要だろ。テンポを落として無難に弾けても衝動は伝わらないんじゃないか?」


「足を引っ張っている張本人が何を言ってるんだよ。音楽的にちゃんとできてなかったら衝動どころか何も伝わらないだろ」


「だからこそ余計に嫌なんだよ。自分が不甲斐ないせいでバンドの勢いを削いでしまうのが。とにかくもう一度通しでやってみようぜ。次は必ずうまくやる」


しかしその後も改善は見られず、俺は相変わらず少し出遅れていた。それでも頑なに今のままのテンポにこだわる俺に愛想を尽かして遂にトビアスが言い放つ。


「俺、バンド抜けるは」


メンバー全員に衝撃が走る。イーサンとテオはトビアスを説得しようと詰め寄る。ミーアは泣きそうな顔で様子を見守る。

今トビアスに抜けられたらバンドは空中分解必至だ。そもそもセットリストにトビアスの曲も3曲入っている。それを抜きにして40分ステージに立っているのは不可能だ。俺はトビアスに90度の角度で頭を下げ懇願する。


「その脱退宣言、4月のライブまで待ってくれないか。もうチケットも売っちゃってるしお前抜きで4月のライブを成立させるのは不可能なんだ。ライブまでまだ1ヶ月ある。それまでに死ぬ気で練習するから本当に抜けるかどうかはライブの出来をみて判断してくれないか」


しばしの沈黙の後トビアスが返事をする。

「分かった。それまでは保留でいいよ」


俺はホッと胸を撫で下ろす。しかしバンドにとっての試練はまさにこれから。もう後がない。精神的にも体力的にもボロボロの状態だが今はバンドメンバーと心を一つにしてこの難局を乗り切るしかない。それまではミーアの事、シオンさんの事、塚原教授の事は考えないようにしようと心に誓う。


バンド練習が終わり皆が帰った後、一人で機材を片していたトビアスのもとにミーアが舞い戻って来た。心配そうに見つめるミーアの視線を感じてトビアスが話しかける。


「水原さん、さっきはごめんね。バンドの雰囲気悪くしちゃって」


首を横に振り俯くミーア。

「トビアスもカナタと何かあったの?」


「水原さんこそ何かあったの?」


ふうっと大きく息をつき秘密を打ち明けるような親密さで答えるミーア。

「実はカナタとあんまりうまくいってなくて最近全然会ってないんだ。でもカナタ、シオンさんとはしょっちゅう会ってるみたいでちょっと不信感が募るというか…」


それを聞いたトビアスは思い詰めた顔で話し出す。

「正直この事は水原さんに伝えるべきかすごく迷っている。でも君には嘘をつけないから本当の事を言うね。カナタと、それにシオンさんの事」


3月の大学は静かだ。春休みに入り学生の数はまばら。代わりに地域住民へ向けて図書館や空き教室を使ったワークショップがあったり、カフェも解放されて老人たちの憩いの場と化していて地域のコミュニティスペースといった趣だ。

ミーアは少し安心していた。他の学生には聞かれたくない内容の相談をしていたのでいつもより落ち着いた今のカフェの雰囲気は都合が良かった。

ミーアの向かいに座っているのは親友の尾形紗希。彼女はミーアの話を真剣な眼差しで聞き入り、絶妙な相槌でもってミーアの溜め込んでいるものを全て吐き出させていた。そしてただ同情して頷くだけでなくミーアの今後の事についても真剣に考え一緒に答えを導き出そうとしていた。


「で、ミーアはどうしたいの、羽山との事。シオンさんの事もあるけどまずはミーアがどうしたいのか。それをはっきりさせた方がいいよ」


「正直分からない。好きって気持ちはあるんだけどそれが恋なのか友情なのかも分からない。でも体の関係を求められたらやっぱりまた拒絶しちゃうと思う。だからカナタの欲求に応えられる人がいるならその人の方がカナタにはいいんじゃないかとも思ってる」


なだめるように尾形が諭す。

「ミーア、それは違うよ。体の事も含めてちゃんと話し合うのが恋人同士ってもんでしょ。男が一方的に欲求をぶつけてきてそれに応えなといけないなんて事はないのよ」

二人の議論は白熱していた。その時カフェの入り口の方からシオンがやって来るのが見えてミーアは出しかけた言葉を飲み込む。異変に気づいた尾形がミーアの視線の方を向くと歩いてきたシオンと目が合った。

尾形はシオンを問い詰めようと立ち上がって睨みつける。しかしすぐにミーアが尾形の肩に触れ制する。


「ごめん、サキ。ちょっと席を外してくれない?」

不安そうに見つめつつもミーアの言葉に従い席を離れる尾形。そうして二人っきりになり向かい合って座るミーアとシオン。

束の間の沈黙の後、最初に切り出したのはシオンだった。


「羽山くんから全部聞いてるの?」


「カナタは何も話してくれない。トビアスが全部教えてくれたんだよ」


少し意外そうな顔をして眉をひそめるシオン。

「そう、トビアス氏が。彼が何を言ったのか分からないけどあなたを傷つける意図はなかった。もちろん羽山くんの事も。これだけは信じて」


眉一つ動かさないでシオンを見つめるミーア。

「じゃあどんな意図があって裸で抱き合っていたんですか。言い逃れなんてシオンさんらしくないですね」


シオンも真っ直ぐにミーアを見つめて応える。

「今この場でその理由を説明する事は出来ない、私の勝手な事情で。本当にごめんなさい。だから証明は出来ないけど羽山くんに好意を抱いた事はないし水原さんに横恋慕するつもりもない。信じてもらえないと思うけど、今でもあなた達二人の恋を応援しているのよ」

視線を外し押し黙るミーア。長い沈黙が二人の間に横たわる。


絞首台のような張り詰めた静けさを破ってシオンさんが問いかける。

「アセクシュアルって聞いたけどそれを自覚したのはいつ頃から?」


「それ、カナタに聞いたんですか?あなたには関係ないし答える義務はないでしょう」


「そうね。だからこれは私の大きなお世話なんだけど」

そう前置きして語り出すシオン。

「言葉って便利で大きな入れ物のようなもので、つい何でもかんでもその言葉の入れ物の中に落とし込んでしまいたくなるでしょう。そうこうしているうちについ言葉の方に自分の体や思考を合わせてしまうんだけど、現実に起きている事象や人間の心の動きはもっと複雑でものによっては言語化できない感情も存在するの。水原さんはアセクシュアルという言葉に引っ張られて自分をその檻の中に閉じ込めていないのかなって思って」


何も答えないミーア。再び沈黙が訪れるもすぐにシオンは別の切り口から核心に迫ろうとする。


「ところで水原さん、カヤポって使っている?」

カヤポとは一粒飲むだけでその月の生理を止めてしまう経口避妊薬。服用をやめれば次の月には生理が戻り妊娠もでき副作用もないことから成人女性の実に8割が服用しているという世界的国民薬。


「飲んでるけどそれが何かあるの?サキだって飲んでるしみんな飲んでるでしょう?シオンさは飲んでないの?」


静かに首を縦に振るシオン。

「”カヤポは安全”。皆そう言うわね。でもこんな見方もあるの。薬の普及が始まった50年前から徐々に自分をアセクシュアルだと自称して性的関心を示さない女性が増えてきている。もちろんそれを全てカヤポのせいにするのは短絡的だけど全く無関係だとも言い切れないと思うの。女性は思春期に生理が始まって排卵、出血というプロセスを積み重ねる事によって肉体的、精神的に自らの女性性を自認していく生き物だと思う。だから薬の力を使ってそのプロセスを奪ってしまうのはそのまま女性から”女性性”を奪ってしまう事になりかねない、そう警鐘を鳴らしている人たちもいるのよ」


”ダンッ”と手をついて椅子から立ち上がるミーア。

「正直がっかりしました。シオンさんってもっと女性の社会進出や、新しい時代の女性像に肯定的な人だと思ってた。でも実際は古臭く保守的で旧態依然とした男性中心の社会観念を固辞している時代遅れの人だったんですね」

そう啖呵を切って席を離れる。


一人残されたシオンは窓に映る自分の姿をじっと見つめていた。

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