第17話…痛みがなくなって動けるように

ゆっくりと入浴した。

ルームウェアに着替えたら

史人ふみとが抱きしめてきた。


「こと。可愛いな。愛してるよ。」


「優しいふみくんが大好き。

イケメンだし。愛してるよ。」


史人ふみとがことを

抱っこしてリビングのソファーに

座らせキスをしてきた。


「体の痛みも良くなってるみたいだね。動きも昨日と違うしな。」


「うん。おかげさまで良くなってると思うよ。史人ふみとに甘えてばかりでごめんね。」


「気にしないでいいんだよ。

飲み物飲もうか?ポカリでいい?」


「うん。」


「持ってくるから待ってて…」


「はい。」


ポカリをことに手渡す前に

史人ふみとがポカリを一口、

口に含み、口移しでことに飲ませた。


「ん…。ありがとう(笑)」


「口移しでしたくなったから(笑)

完治していればしたかったけど…

もう少しだから。」


「私も…したかったな。完治するまで

我慢だけど今回の件がなければ 

何度でもしてたのになぁ…(笑)」


「こと 言うね~(笑) 

まぁ~そうだけどな。さてと寝ようか…」


ことを抱っこして 

優しくベッドに寝かせた。


「おやすみなさい。」


「疲れたな。ゆっくりおやすみ」


眠りについた。


夜が明けた…


ことが先に起きた。

怪我をしてから今日で4日経った。


昨日より体の痛みもなく 

動作も楽になり普通に歩けるようになってた。


史人ふみとを起こさないように

ベッドから立ち上がり 着替えをして顔を洗ってから、洗濯機を回し、

朝食の準備をはじめた。


史人ふみとが起きてきた。


「こと おはよう♪痛みは?」


「おはよう♪ 昨日より痛みもなくて

動くのも楽だよ。」


「あ~ よかった。起きたら、

ことがいないから心配したよ。」


「心配かけてごめんね。

ぐっすり寝てたから 

声はかけなかったんだ。」


「いいにおいだな~。やった~。

ことの味噌汁と卵焼きと肉じゃが♪

うまいんだよな~♪食べるの楽しみ♪」


史人ふみとがことの後ろに回り

抱きしめてきた。


「ことに出逢えて 俺は幸せだよ。

愛してるよ。」


「私もふみくんに出逢えて幸せ。

愛してるからね。」


「俺 顔、洗ってくる。その後、

サンルームに洗濯物、干してくるわ。」


「はい。お願いします。」


史人ふみとは顔を洗い終わり

洗濯物を2階のサンルームに干し

終わり、1階に降りてきた。


「今日は、良い天気だから

 洗濯物が乾くな。」


「そうだね。洗濯物干してくれて

ありがとう。」


「いいよ。こっちこそ、朝ご飯作ってくれてありがとう。じゃあいただきます。」


「はい 召し上がれ。私もいただきます。」


「あ~~うまい♪ 幸せだな~~♪」


「おいしい。よかった。」


それからいろんな話をしながら

朝食を食べ終わった。


「あ~~うまかった~♪

ごちそうさまでした。」


「ごちそうさまでした。自分で作ったんだけど美味しかったな《笑》」


「ことの料理は全部うまいよ♪」


「ありがとう。ふみくんの料理も

美味しくて大好きだよ。さてと食器

洗うから準備してきて。」


「うん。ありがとう。終わったら出かけような。」


15分後…


「準備終わったよ。ことはこのままでいいのか?」


「うん、ジェルだけつけたし たまに、すっぴんでもいいよ。」


「まぁ すっぴんのことも可愛いから。じゃあ 行くよ。」


ホームセキュリティ、ガス、全部確認してか玄関をでた史人ふみととこと。

ことは痛みはあるけど普通に

歩けるようになってた。


ガレージに向かい、史人ふみとは運転席、ことは助手席に乗車した。

ことの自宅に向けて出発した。

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