第15話…史人の自宅へ

史人ふみとが 先に目覚めた。

ことを起こさないようにソファーから

立ち上がりキッチンへ向かった。

コーヒーを入れカップに注ぎ 

ことのところへ戻った。


ことの寝顔をみながら

コーヒーを飲んでた。

ことが可愛くて可愛くてしかたのない

史人ふみと


ほっぺにキスをする。


「ん……ふみ君起きてたんだ…」


「30分前に起きたとこだよ。

コーヒー入れたけど飲むか?」


「うん。」


「はい。ちょうど冷めたところだから

すぐに飲めるよ。」


「ありがとう。いただきます。

おいしいよ。」


「しかし 祐介ゆうすけの母親に

可愛いがられてたなんて 嬉しいな♪実際 可愛かったけど♪」


「私も びっくりしたけど 会えて

嬉しかったな♪」


「そうだな。さてと…コーヒー飲んだら 手荷物だけまとめて行こうか?」

「夕ご飯は牛丼とサラダでもテイクアウトしていこう。ドライブスルーあるし。」


「うん。味噌汁の無料クーポンあるから、使おうね。」


「お~~♪あそこの牛丼屋の味噌汁は手作りで美味しいんだよな♪

手荷物は化粧品とカールドライヤーだけでいいよな?俺の家に着替え

あるから。」


「うん。それでいいよ。」


「はいよ。俺、用意してくるから

ことはコーヒーでも飲んでて。

紙袋に入れておくから。」


「ありがとう。動けるようになったら

史人ふみとの好きな物、作ってあげるね♪」


「お~~~♪楽しみだな♪

よしっ 準備できたよ。

コーヒーカップ 洗ってから

行こうな。」


コーヒーサイフォンとコーヒーカップを洗い終えた。


「終わったよ。玄関まで

支えるから歩こうな。」


「お願いします。」


史人ふみとに支えてもらいながら

ゆっくりと、玄関まで歩いていく。


玄関を出たら鍵をかけた。

玄関からエレベーターまで、史人ふみとに支えてもらいながらゆっくり歩くこと。


そのままエレベーターに乗り 

地下の駐車場につきエレベーターを

降りてから 史人ふみとがことをおんぶして車までいった。


車の助手席のドアをあけ 

ことを助手席に乗せて

シートベルトをした。


運転席に乗り 車のエンジンをかけて

ことの自宅マンションをあとにした。

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