第13話…思ってもいなかった出合い

もりたにが応接室を

出て行った。


斉藤さいとうさん、さくらさん、それから、なかマネージャー、川田かわだマネージャー、この書類を見て下さい。謹慎中及び解雇後、斉藤さいとうさん、さくらさん、お二人の関係者とは関わりを、持ちません。解雇後…光事務所関係者とは一切関わりを持ちません。もし恐喝やストーカーなどした場合は法的手段を、とらせていただきます。と記載させていただきましたので 何かあったら俺までご連絡下さい。」


「それではマネージャー達は新しいセスのメンバーのところへ向かって下さい。今日も宜しくお願いします。」


「はい。分かりました。斉藤さいとうさん、さくらさん、本日はありがとうございました。さくらさん お体をお大事にして下さい。それでは失礼致します。」


「はい。分かりました。さくらさん お体をお大事にして下さい。それでは失礼致します。」


「こちらこそありがとうございました。お世話になりました。」


「ありがとうございました。こちらこそお世話になりました。」


マネージャー達が応接室をあとにした。


祐介ゆうすけありがとうな。

忙しいところ時間を取ってくれて。」


「緊急だったし 大丈夫だよ。」


みなみさん ありがとうございます。すみません。氷か保冷剤

ありますか?

斉藤さいとうさんの手冷やしたくて…」


「ちょっと待ってて下さい……

はい…これどうぞ。」


みなみがタオルに包んだ保冷剤をことに渡した。


「ありがとうございます。ふみ君

これで手を冷やして…」


「こと ありがとう。祐介ゆうすけも仕事あるよな?俺ら帰るから。」


「ここでもう少し手を冷やしてな。

それに まだあいつらがいるかも知れないから…俺、確認してくる。」


祐介ゆうすけありがとう。」


「念のため鍵かけておくから。俺の顔認証だから誰も入ってこないから安心して下さい。」


そう言うと 祐介ゆうすけが応接室を出て行った。


「ふみ君 手大丈夫?…赤く腫れちゃった…。ごめんね…」


祐介ゆうすけも一度だけならと言ってくれたし 何よりことをこんなにしたあいつらを許せなかったから…」


「ありがとう。」


15分後 祐介ゆうすけ

戻ってきた。


「お待たせしました。

あいつら…事務所と駐車場にはいなかったから大丈夫だと思うけど…念のため駐車場まで送っていくから。」


祐介ゆうすけありがとうな。」


みなみさん ありがとうございます。


「いえ、史人ふみと手大丈夫か?

さくらさんを支えられるか?


「大丈夫だけど…車に乗るまで

手伝ってほしい。」


「分かった。俺の母ちゃんが

上にいるから、呼ぶから

待ってて……」


「すぐにきてくれるって…」


2分後…コンコン


「はい」


祐介ゆうすけが扉のロックを

解除した。


(かちゃ)


「こんにちは。あら~~史人ふみと君 イケメンになっちゃって♪

さくらさん………あっ!祐介ゆうすけと小学校が一緒だった ことちゃんでしょう?かなた小学校でしょう?」


「おばさん お久しぶりです。相変わらずパワフルですね(笑)


「そうです……私のこと可愛がってくれてた方ですよね。覚えてますよ。」


「母ちゃんが、いつもあの子は可愛いと口癖のように言ってた女の子がさくらさん?」


「そうだよ。祐介(ゆうすけ) 分かんなかった?」


「分かんなかった。こうして再会するなんて不思議だよな。」


「そうだな…。あの頃のことも可愛かったよな♪」


「はい。ごちそうさま(笑)

それじゃ駐車場まで送っていくから

私はことちゃんを支えるからつかまりながら歩いてね。ゆっくりでいいから。史人ふみと君、行くよ。」


「ありがとうございます。助かります。」


「おばさん ありがとうございます。」


「祐介(ゆうすけ)も来るでしょう?」


「行くよ。」


4人は応接室をあとにして

地下の駐車場に向かった。

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