第11話知らないふり?

エレベーターで5階のフロアに着き

エレベーターのドアが開いた。


斉藤さいとうさん、さくらさん こちらへどうぞ。」


祐介ゆうすけに案内されたのは

応接室だった。


史人ふみとは ことをおんぶして

応接室に入室した。


「こちらでお待ち下さい。今、マネージャー達は下の階にいますの呼び出します。今朝、もりたにには、この件のことは話しましたが、知らないふりをしています。なので 

一緒に防犯カメラの映像を見たいと思いますが斉藤さいとうさん、さくらさん大丈夫ですか?」


「知らないふりって?なんなんだよ!

ことをこんなにしやがったのに!」


「えっ??知らないふり?何、それ!

みなみさん 私は映像は大丈夫です。」


「ぶん殴ってやりたい…ことをこんなにしたもりと、たにを…」


「そうだよな!俺もふざけんなと思った!1回、ぶん殴っていいぞ!彼女さんの痛みに比べたらたいしたことないからな!」


「本当にいいのか?」


「そのかわり…一度だけな。」


「分かった…」


祐介ゆうすけが内線で下の階ににいるマネージャー達やもりたにを呼んだ。


(コンコン…カチャ)


「失礼します。」


2分後…マネージャーのなか川田かわだとスタートのもりたにが応接室に入室してきた。


「座って下さい。」


史人ふみとと、ことの正面の

ソファーに4人は座った。


斉藤さいとうさん、さくらさん、今日は朝早くから足を運んで下さり申し訳ありません。又、今回、うちのもりたにのせいでさくらさんに怪我を負わせてしまったことお詫び申し上げます。」


「こちらもりたにのマネージャーのなか川田かわだです。」


「初めまして。もりのマネージャーのなかと申します。さくらさん お体の方はいかがですか?社長から、もりさくらさんに怪我を負わせてしまったと聞きました。写真と防犯カメラの映像を見させていただいてもりだと確認しました。本当に申し訳ありませんでした。」


「初めまして。たにのマネージャーの川田かわだと申します。

さくらさんお体の具合はいかがですか?私も映像と写真を拝見しました。間違いなくこの2人です。この度は本当に申し訳ありませんでした。」


「初めまして。もりと申します。さくらさんに怪我をさせたと聞きましたが 記憶にないんで、なんで俺が呼ばれたか分からないんですよね。」


「初めまして。たにと申します。俺もその日はもりといましたが 同じく記憶にないんで…」


マネージャー達はもりだと確信したが もりと、たにに反省の色どころか記憶にないと言っている。


それを聞いていた祐介ゆうすけ


もりたに!!

記憶にないだ??ふざけんのもいい加減にしろ!!3日前だぞ!!防犯カメラにとハッキリとおまえらが写ってたんだよ!!」


史人ふみと


「初めまして。斉藤さいとうです。マネージャーさん達、彼女は痛みで支えないと歩けなくて生活に支障が出ています!防犯カメラと写真の、確認ありがとうございます。」


「初めまして。さくらです。

痛くて生活に支障が出ていて斉藤さいとうさんも仕事を休んでくれて

世話をしてくれています。」


「ここから 口が悪くなりますが

ご了承下さい……おい!!あんたら!!反省の色どころか記憶にないだと!!ふざけんじゃねぇーぞ!!!」

「彼女をこんなにしてよ!!防犯カメラにもハッキリとあんたらが映ってんだ!!」


「記憶にないもんは ないんですよ。

なぁ~もり?」


「そうだわ。いきなり怒鳴って

何様なんや!!」


祐介ゆうすけ


「おい!!なんだ!!その態度!!」


マネージャー達が


「おめーら!!ふざけんなよ!!

社長!!防犯カメラ見ましょう!!」


「そうだな…斉藤さいとうさんさくらさん 申し訳ありません。

今から防犯カメラの、映像流すので見ましょう。」


みなみさん 大声出してしまいすみません。」


「いえ…お気持ちもわかるので…」


防犯カメラの映像が、流れた。

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