第六話・死すれど英霊は永久(とわ)に…
―――球体の中(死者)―――
GM:最後の球体中に入ると戦士の姿をしたアンデットの大群がそこにはいます。特に敵意は感じません。
アンネ:アンデットに話しかけます「すいませーん」
GM:特に返答は無いですね。
アンネ:んー答えてくれませんね。
GM:では皆さん精神抵抗を振ってください。目標値14です。(アンネ、ルゼ、ミレイユが成功、マカロニが失敗) 戦士のアンデットは生気のない人間に見えます。そして一定の方向を見ている。
ルゼ:見ている方向には、何かあるのかな?
ミレイユ:そうね行ってみましょうか?
GM:アンデット達が見ている方向に進んでいくと、そこには別のアンデットの姿があります。それは
ミレイユ&マカロニ:あれ!? 最初の奴じゃん!
ミレイユ:騎士のアンデットに聞きます。「マグナートさん? もしくはダリオンさんではないですか?」
GM(アンデットの騎士):俺は何かを探している。しかしそれが何か分からない。
アンネ:約束の場所? だったりします?
GM(アンデットの騎士):正義とは…なんだったのであろうか?
ルゼ&ミレイユ:うわ、重たいね…話が…。
GM(アンデットの騎士):一つの方向からでしか物事を見ていなかった。立場によって、正義にも悪にもなる。こんな不安定な者が英雄などと言われることがおこがましい。お前達に私達が何に見える? 醜いモンスターに見えるだろう。それが真実なのだよ。正義という大義名分が、エゴが、人間を増長させたのだ。私は自分自身が何者なのか分からない。
アンネ:なるほど。残念ながらそれは、人に聞いても答えはでないんじゃないですかね?
ルゼ:自分で考える。自分で決める。これ人間の基本。
アンネ:だって、他人に決められたら面白くないじゃないですか?
ルゼ:スリル求めるのはアンネだけ。
アンネ:うう…(苦笑)お、面白いんですよ!
GM(アンデットの騎士):そうか、俺も記憶が戻れば、きっと何が必要なのか分かるんだがな。
ミレイユ:花びらを見せてみます。見覚えないですか?
アンネ:なるほど! それが記憶?
GM:アンデットの騎士が花びらを手に取ると花びらが光り輝き、アンデットの騎士の体に吸い込まれていきます。
一同:おお!
GM(アンデットの騎士):これは…、そうか私は長い夢を見ていたようだ。
GM:するとあなた達がアンデットだと思っていた姿が人間の姿になります。その姿は白銀の髪に整った目鼻立ち、そして騎士の鎧に身を包むその姿は物語に出てくる勇者の姿に見えます。
一同:おお! イケメン!
ミレイユ:顔良いなあ。
マカロニ:顔面偏差値高いわー。
アンネ:何言ってるんですか。マカロニさんもかっこいいじゃないですか! よっ、いい男(笑)
マカロニ:あうあうあう~(照)褒めても何も出ないぞ~(笑)
GM(ダリオン):ここは…そうか…、俺の名はダリオン。俺はスーサリアを探して
いたんだ。スーサリアという女性を知らないか?
ミレイユ:さっきまで一緒にいたんですが…。
アンネ:約束の場所で待つと言っていました。
GM(ダリオン):約束の場所…。スーサリアに会わなくては。ここから出よう。もうじき奈落(アビス)が解放される。解放されればアンデットや魔神が外に出てしまう。
ミレイユ:それはまずいですね。
ルゼ:お祭りが…。大惨事。
アンネ:私、くじ引いてみたいんですよねー。
ルゼ:射的、りんご飴。
マカロニ:輪投げやりたいな。
アンネ:輪に入る方じゃなくて?
マカロニ:誰が景品だ!!(笑)
一同:景品っ(爆笑)
―――約束の地への道―――
GM:ダリオンは皆さんを連れて森の奥へと進んでいきます。「行こう、約束の場所へ」進んでいくと三方向への分かれ道が現れます。
GM(ダリオン):おかしい、森の形が変わっている。
アンネ:三手に分かれたほうがいいですか?
ルゼ:でも、罠かも。戻って来られない。さよなら。
ルゼ:なんか調べたいなあ。
GM:それならレンジャーの探索判定、目標値10ですね。
ミレイユ:(ころころ)14 成功
GM:いたるところに花が咲いているということに気が付きます。。
ミレイユ:花の声を聴きます。「もしもーし?」
GM:何も回答は無いです。
ミレイユ:あ! 青い花ってありますか?
GM:はい、右の道には青いブルースターの花が咲いています。
ミレイユ:これだ! この道だ!
アンネ:ダリオンさんもこの道だと思いますよね?
GM(ダリオン):この先がどうなっているのかは分からないが、当たっているのだろうか。
アンネ:スーサリアさんが残しておいてくれたんですよ! あなたが来ることを信じて!
GM(ダリオン):そうだな、向かおう!
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