第四話・奈落と宝珠と幻影と①
―――奈落(アビス)の大樹―――
GM(スーサリア):皆さん大丈夫でしたか?
一同:んー。
アンネ:大丈夫といえば大丈夫だけど。ミレイユさんがね。
ミレイユ:あれはどう見ても蛮族なのだけど、メリアにだけ見えるのかもしれないわね。
アンネ:スーサリアさんちょっとついてきてもらえます?
GM(スーサリア):私はかまいませんよ。
アンネ:スーサリアさんを連れて戻ります。
GM:一行はスーサリアを連れて球体の森の中に戻ります。
―――球体の中(森)―――
ミレイユ:木こり二人に気づかれないように近づけますか?
GM:木こりたちは木を切るのに夢中なので気づかれずに近づけますね。
ミレイユ:スーサリアさんはあそこの二人どう見えますか?
GM:スーサリアは
ミレイユ:やっぱりスーサリアさんも蛮族に見えますか?
GM(スーサリア):私には蛮族かどうかは分かりませんが、この森の物ではない悪しき者に感じますね。
マカロニ:じゃあ、もういいんじゃないか?(やっちまって)
アンネ:スーサリアさんを信じましょう!(剣を抜いて襲い掛かります)
GM(年配の木こり):なんだ!? お前ら一体何のつもりだ!(そう言うと木こり達の体がドロドロと解け人間の姿が魔物にへと変わり皆さんを迎撃しようとします)戦闘です。
アンネ:やっぱりモンスターですか!
GM:敵は2体、うち1体は魔物知識判定に成功。分かったのはボルグハイライダー。もう一体は分からなかったです。見た感じハイライダーより強そうです。(正体はボルグヘビーアーム)
――――――
【ボルグハイライダー/蛮族/ボルグ族の小部隊を束ねる存在。両手持ちの大剣を武器とし、圧倒的な戦闘力を発揮します。ボルグヘビーアームズ/蛮族/より大柄なボルグ族の重戦士。傷を恐れず全力で敵を叩き潰そうとする。】
――――――
GM:先制は冒険者側が成功
ミレイユ:妖精さん2人を守って! 魔法拡大/数でルゼとアンネにストーンガードをかけます。(アンネとルゼは1回だけ物理ダメージ-5点)
ルゼ:アンネどっち攻撃する?
アンネ:先いいよ! 私二刀流の双撃でどっちとも攻撃できるから。
ルゼ:強っ!
アンネ:ちなみに私はこれを「
一同:
ルゼ:さすが戦場の舞姫(笑)
ルゼ:じゃあハイライダーを斬ります! 命中は成功。ダメージ(ころころ)35!!(クリティカル)
一同:おおーー!!
GM:うそ!? ハイライダーを一撃で!?
ミレイユ:ルゼちゃんかっこいい!!
マカロニ:おお、やるな、やるなー。(後ろで腕を組んで見ています。)
アンネ:なにこの後方監督面(笑)
ミレイユ:さあ、アンネちゃんはどんなことをしてくれるのかしら!
ルゼ:後方保護者面もいるなー(笑)
アンネ:ヘビーアームに二刀で斬りかかります! 両方命中成功。二刀の合計ダメージ22点。出目が悪いよー。
マカロニ:まかせろ!リープスラッシュ! 魔法行使判定は成功。ダメージ(ころころ)10!
GM:まだボルグはギリギリ生きてる!「ただでやられるか!」ルゼに攻撃しますが、ルゼは華麗に避けます。
ルゼ:トドメ。全力攻撃で斬りかかります。ダメージ(ころころ)19点
GM:ボルグヘビーアームはルゼに一刀両断されます。
ルゼ:やったー!
GM:戦闘終了です。
マカロニ:ワンパンだなー(笑)
ミレイユ:かっこいいわよー。ママは鼻が高いわー。(頭なでなでします)
【獲得品は鋭い武器(100G/黒白A)と意匠を凝らした武器(150G/黒白A)を手に入れます。】
ルゼ:危なかった。危うく木を切るところだった。
アンネ:ミレイユさんが気づいてくれてよかったです。
GM:するとミレイユは何か手に握っていることに気が付きます。それは赤い花びらです。
ミレイユ:ん?? なんだろう? (みんなに見みせます)
GM:覗き込むと不思議なことに、花びらから情景が浮かびあがります。それは若き騎士が蛮族と戦う姿が映っています。
アンネ:スーサリさんに見せます。「ダリオンさんですかね?」
GM:騎士の顔までは見えません。姿形はダリオンに見えなくもないといった感じにスーサリアは言います。
ミレイユ:どっかで戦ってるのかな?
一同:ん……どうなんだろう。
アンネ:他にも入れる場所があるかもしれないから探しましょう!
ミレイユ:そうね、じゃあ一度戻りましょうか。
―――
GM:では皆さんは球体から出て大樹のもとに戻ってきます。大樹には他にも球体が浮遊しています。
アンネ:適当に球体を手に取ってみます。
GM:アンネが手に取った球体からは情景がみえます。今度は城が映し出されています。
アンネ:これは300年前のことに繋がってたりするんじゃないですか?
マカロニ:そうかもしれないな。
ミレイユ:とりあえず行ってみようか。スーサリアさんは何があるか分からないので、また待っててください。
―――球体の中(城)―――
GM:全員が城の情景は見える球体に入ると、今度はやはり城の中にいるようです。
アンネ:おっと、これは。やばいのでは?(笑)
GM:そして、皆さんの目の前には王らしき人物と兵士が数人います。王は口を開きます。
GM(王):これは英雄達よ、この度の働き誠に素晴らしいものであった。君たちのその雄姿を称えようではないか。
アンネ:あ!これは、あれじゃないですか? ついにこの私、戦場の舞姫の名前が知れ渡った感じですか!?
GM(王):ふふ、また冗談を
アンネ:ええ……(アンネはしょんぼりします。)
ルゼ:よしよしってします。
GM(王):このウルシラの地を蛮族から救ってくれたこと、心より感謝する。
アンネ:あー、これはまたなんかあるなぁ。ミレイユさん何か感じます?
GM:ではここで再度精神抵抗です。
【今回は全員成功。全員王や兵士達がアンデットに見える。】
マカロニ:こいつらアンデットじゃないか!
アンネ:戦場の舞姫を知らないってことは敵ですよ! やってしまいましょう!
マカロニ:大体の人が知らないが。
アンネ:え!? ど、どうして…
ルゼ:知っているのはここ(パーティー)だけ。
アンネ:いずれ! いずれ有名になるんですー!! (剣を抜きます)
GM(王):な、なんだお前達! この国に反旗をひるがえすとでも言うのか!?
アンネ:アンデットが何を言ってるんです?
ルゼ:幸せな夢でも見ているのでしょう。
マカロニ:夢から覚まさせてやるか。
GM:皆さん襲い掛かりますか?
一同:襲い掛かります!!
GM:あなた達が襲い掛かると兵士たちが叫ぶ。「この裏切り者どもめ!」そしてドロドロと体が溶け出し、兵士と王はアンデットの姿となって襲い掛かります。戦闘です。
【魔物知識判定に成功し魔物はデスソードが2体だということが分かります。続いて先制判定も成功】
――――――
【デスソード/アンデット/無念のうちに息絶えた戦士の怨霊が剣に移り、朽ちた肉体を操っている怪物。】
――――――
ルゼ:一気になぎ払います! (ころころ)成功! デスソードAに22点! (クリティカル!)デスソードBに13点。
アンネ:いきまーす! 両方にあてます! 2体とも命中成功。 ダメージ(ころころ)19!(クリティカル)17!(クリティカル)
一同:おおーーー!!
GM:え! うそでしょ!! クリティカル出すぎじゃない(泣)
ルゼ:
アンネ:
マカロニ:よし、おばば頼んだ。
ミレイユ:だから、おばばって言っちゃだめって言ってるでしょ!
ミレイユ:魔力拡大/数 2体にフレイムアローを打ちます! 行使判定は両方成功。ダメージ12と13。
GM:「うぉー!」デスソード2体共フレイムアローに打ち抜かれて燃えて崩れ落ちます。
ミレイユ:ありがとね! 妖精さん!
GM:戦闘終了です。
アンネ:そろそろ回復した方がいいですね。
ミレイユ:草(魔香草)やるかー!(アンデットの躯の周りで)
アンネ:カルトなんですよね…。
【マカロニとミレイユはそれぞれMPが8回復。戦闘獲得品は古びた外套(200G白/A)を2個手に入れます。】
GM:マカロニは手に黄色い花びらを握っています。
マカロニ:ん? なんだ?(見てみます)
GM:見える光景は、若き騎士の姿が映る。罪なき森の民や樹木が普通の人間たちの手により蹂躙されていく光景を悲しむ姿が映っている。
ミレイユ:それを見て「うっ…」ってなって後ろを向いてうずくまります。
アンネ:本当の敵は人間なのかもしれないですね。
ルゼ:このパーティー人間いないけどね。
GM:いや、人間は種族が人間だけじゃなくて、ドワーフとかも他の種族も含めて人間ですからね。
マカロニ:じゃあ、俺(タビット)以外か。
GM:マカロニも人族ですから!(笑)
マカロニ:そっか(笑) なんかこういう物を見ると複雑な気持ちになるな。
ミレイユ:これって人族同士で争っていたってこと?
マカロニ:
ルゼ:なにそれ? 聞いたことない。
マカロニ:いや、何それはおかしいぞ(笑)
GM:ちゃんと初めに説明したはずなのに…。
マカロニ:ルゼ、言っていたぞ。
ルゼ:あ…、ご飯食べるのに夢中で…。
ミレイユ:ルゼちゃん口にカレーが(拭いてあげます)
GM&マカロニ&ルゼ:今―!?(笑)
ミレイユ:ちょっとかカピいてるわね(ごしごしします)
一同:爆笑
マカロニ:とりあえず一回戻った方がいいのか?
ミレイユ:戻りましょう。
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