　はあ♡　マコトくんってヤンデレくんなのかなぁ。私は休み時間の教室でチラチラとマコトくんを見ている。カッコいいなぁ、マコトくん。

「イルちゃん？　さっきからマコトくんのことチラチラ見ているよね？」

「ちょっと、アカネちゃん？　バレるでしょ？」

　ふう♡　こうやってマコトくんを遠くから見ているだけでいいの！　けれども、マコトくん、気付かないかなぁ？

　すると、マコトくんがこちらのチラチラに気付いたみたい。キャッ♡　目が合っちゃった！　マコトくんは笑みを浮かべている。フフ♡　マコトくんったら！

「うわぁ、イルちゃんの目がハート」

　チラチラと見ていると、マコトくんはカッターナイフをチラチラ見せてくる。きゅん♡

「イルちゃん？　マコトくんはやめといた方がいい」

「どうして？　アカネちゃん？」

「いや、わからないのかよ」

　ふ、ふん！　私はマコトくんのこと、好きだもん。チラチラとマコトくんを見ている私。マコトくんはチラチラとカッターナイフを見せてくる。私に気があるのね☆　フフ♡

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい