第43話 株式取引デビュー。オススメは上場投資信託?!
これから株式取引デビューをされる方は、なにを買ったらいいかわかりませんよね。
もし「この会社の株式を購入したい」という強い動機があれば、それを買ってもよいのですが。
ほとんどの方は「これから株式取引で富を積み上げるんだ」とは思っていても、「ではなにを買ったら儲かるんだろう」となるはず。
では、なにを買ったらよいのでしょうか。
まったくの初心者で、どの銘柄がよいのかさっぱりわからない方。
そのような方ならETF(上場投資信託)を選ぶ手があります。
たとえば「NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」(証券コード1570)というものがあります。
これは「日経平均株価」に連動しながらその二倍の振り幅が得られる上場投資信託です。
原理はとても簡単で、「日経平均株価」が+100円上がったら+200円の振り幅を返してくれます。
もちろん△100円下がったら△200円損します。なにせ「レバレッジ(てこ)」が利いていますから。
ですが、日経平均株価が上昇しているときでないと利益が出せないので、そこを嫌う方もいらっしゃいます。
そこで同じく上場投資信託の「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信」(証券コード1357)というものがあります。
これは「レバレッジ」とは逆に作用するのです。
「日経平均株価」が△100円下がれば、+200円の振り幅を返してくれます。
もちろん+100円上がれば、△200円の損が発生します。
上場投資信託とはいっても、「証券口座」で普通の株式有価証券のように売買できます。
銘柄に迷ったら指数に連動する「インデックス連動型上場投資信託」を買うと、指数が上がるか下がるかを予想して相場を張れるため、本当に「なにを選べばよいのかわからない」方にはうってつけではないでしょうか。
そもそも「株式取引を始めた」きっかけが「日経平均株価が30,000円を突破したから」という方も多いですよね。
それなら「日経平均株価」そのものを買う、という選択肢があるのを知るだけでもお得ではないでしょうか。
しかも個別株だと信用取引で空売りをしなければ得られなかった「下がると利益が出る」が可能となる「ダブルインバース」は、暴落相場へ乗るタイミングが来たときに役に立ちますよ。
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