~第一章・幕開け 外伝 ピアノ教室の思い出~
ニヨミは幼稚園の頃、弟と一緒にピアノ教室に通わされていた。
ニヨミは歌う事には苦はなかったが、ピアノを弾くことには多少のトラウマを抱えていた。
何故かと言えば幼き頃父親に手をつままれたり叩かれたりしながらピアノを練習させられた
記憶がよみがえる為である。
だがニヨミは自身が歌が得意になりつつあることに自信を抱いていたためにピアノだけを乗
り切ろうと練習を頑張った。
そして彼女はピアノ教室の歌唱コンクールとピアノ審査で賞を受け取ることになる。
その後、本格的な訓練になりかけて、彼女自身がピアノに対する嫌悪心を抱いたのはまたの
機会に話すこととする。
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