第61話 従姉妹が来た(2)
今回は
なぜ怖かったかお話しようかなと思います
中一の頃に俺は不登校になりました
まだ病院に行って病名がつく前の話です
もしかしたら前に話したかもしれませんが改めて話そうと思います
当時、今でもそうですが、
父と母は共働きで朝に俺を起こしに俺の部屋によく来てました毎回体調が悪い俺を見て
「気合いで行っちまえよ、仕事をするようになったらそんなんじゃ休めねぇよ」
「そんなんで高校行ける訳?」
「また体調悪いの?」
と…最初の数日はまだ優しかったですが
1週間、1ヶ月と長くなるにつれて冷たくなった
祖母も
「ニナちゃん大丈夫?無理はしないでいいから今は寝ていなさいね…」
と言ってくれてましたが
「はぁ……もう気合いで行ったらどうなの?」
と同じように言われた
午後からは起きられました、夕方の5時くらいに
だから俺が起きると決まって
「あ、ニナちゃん今起きたんだ!学校終わるような時間に体調良くなるとか都合のいい体調だよねw」
とこんな内容を叔母さんと従姉妹に言われていました
従姉妹は小学生で部活も特に無いので3時過ぎには家に居ましたし叔母さんも当時はアルバイトをしてなかったので2人が揃って言ってきました
ご飯を食べに来る度、水を飲みに行く度、御手洗に行こうとする度、お風呂に入ろうとする度、部屋を出る度にずっとこんなん
そのうちに本当に引きこもりになりました
飲み物はペットボトルのお茶等を祖母に沢山買ってきて貰って、ご飯もカロリーメイト等部屋に置いておける様なものを用意して、御手洗にも最低限しか行かなくなって…
そんな時部屋でやる事なんてスマホでネッ友と話すか自傷をするかしかなくて…
「都合のいい体調だよねw」
「なんでそんなんになる訳?学校嫌なの?」
「夜はホントに元気だよね〜あ、学校無いからか」
そんな言葉が頭をずっとループして
夜一人で過呼吸になったりして
体調がこんなんだから友達にも会えないし相談しようにも友達は部活や勉強とかで忙しい
味方なんて少なくとも家族には居なかった
父に言われた事もずっと頭から今でも離れない
いつも思うんです
俺は悲劇のヒロインなんかじゃないんだから誰も助けてなんてくれないんだ。って
部屋を出る度に言われるし部屋を出なくてもわざわざ従姉妹が俺の部屋に来て、俺の部屋は和室で障子からめちゃくちゃ顔を近づけると隙間があって、少し中が見れるのですがそこから俺の様子を見てバカにしに来たり
ずっと食べた物を戻してたからか
従姉妹達からの言葉からのストレスからか
俺は胃が痛かったし精神的にも参ってた
何度も死のうとしましたけど失敗ばかりで
人格が出来てからは無理やり中に入れられて阻止されて
結局死ぬ直前くらいでやめてしまって
生きる気力も死ぬ気力もなくなっていって
そうして俺は家族と話すのが苦痛になって
今に至る…
拙い文章ですみません、贅沢言ってすみません、心が弱くてすみません、でも俺は辛かった。
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