33話 The Torture of Blood Pond

前回までの千刃花センジンカ〜帝国特務テイコクトクム戦闘部隊〜セントウブタイ


13日間の眠りから目覚めた

第零監獄スィフィルプリズン看守長 エリカは

冥王軍副団長であるサラセニアと共に

右処刑場ゴラムへとやってきた。

そこにタイミングよく一刃花隊イチジンカタイ隊長ツバキと

六刃花隊ロクジンカタイ隊長アキレイも到着し

互いに膠着コウチャク状態にオチイっていた。

そこで、ツバキはエリカの放つ異様な刃汽ジンキを見て

更に警戒を増すとアキレイに向かって

驚くべきことを口にする。



ツバキ

「見た目に惑わされるな。

あの少女の刃汽ジンキ、、只者ではない、、

まるで、、」



エリカ

「まるで何?」



ツバキ

鞘花ショウカだ」



千刃花センジンカ帝国特務戦闘部隊テイコクトクムセントウブタイ〜ー

煉獄レンゴク 冥府ゲヘナ大監獄プリズン

Seasonシーズン16 シックスティーン

The Tortureトルチャー ofオブ Blood ブラッド Pondパンド



アキレイ

「ぁあ。集中してみると

どうやらその様だな。」


エリカ

「ふーん。やっぱり分かるんだぁ」


ツバキ

「だが、未確認のサヤだ。

こちらの情報には一切無い。」


アキレイ

「待て。...鞘花ショウカが誕生したとなれば

共鳴反応で鞘花ショウカ同士に

伝わるはずだが...それが無いということは...」


ツバキ

「そうだ。少なくとも

我等が鞘花ショウカになった以前に

鞘花ショウカとなった未確認のサヤという事」


アキレイ

「見た目通りの年齢じゃ無いという事だな。

そうか...

むしろ、俺たちよりずっと年寄りって事か。」



サラセニア

「ンフフッ。先ほどから聞いていれば

無礼極まりない猿どもですね。

レディに対して年齢をし量るなど

無粋ブスイですよ?

隊長ともあろう者が

礼儀もなっていないとは...」


エリカ

「お兄ちゃん達きらーい。

そんな事も分からないなんて

やっぱり阿保アホだね。

もう殺していい?」


ツバキ

「黙れ。貴公らが礼儀や分別フンベツを語るなど

笑止千万ショウシセンバン。ふざけるのも大概タイガイにしろ。

子供だろうが年寄りだろうが関係ない。

斬って捨てればチリと変わらぬ。」


エリカ

「ねぇ!!サリーお兄ちゃん

エリカを斬るって言ったのぉ??」


サラセニア

「どうやらその様ですねぇ!!

ぁあ!!!神よ!!この哀れな男に

魂の救済を与えたまえ!!!!!!」


アキレイ

「何なんだコイツ...急に大声で何を言ってるーー」



するとエリカが手のひらをツバキ達に向けた。


アキレイ

「なっ!!!

手が勝手に!!離れろツバキィィ!!!」


ツバキ

「これは...身体が動かぬ」



アキレイがツバキの首に手を伸ばし

ツバキはそれを無抵抗でじっと見ていた。


エリカ

「ねぇねぇ!!殺し合ってよ!!」


ツバキ

「なるほど」


サラセニア

「なんと!!!」



ツバキは何ごとも無かったかの様に

アキレイの手を払った。



エリカ

「へぇ...面白い。」


サラセニア

「力技ではない..ですね」


アキレイ

「グッ...悪いなツバキ...一体これは...」


ツバキ

「貴公の花纏捧君カテンホウクンか。

奇妙なサヤだ。しかし私には通じぬ。」


エリカ

「本当にそう...かな!!!!!」



更にエリカは両手を向けたが

ツバキ達には効かなかった。


エリカ

「どうして...どうしてぇええ!!!」


サラセニア

「落ち着いてくださいエリカ嬢

恐らくツバキの花纏捧君カテンホウクンかと。

奴は空間の鞘花ショウカです。

見えぬ障壁にハバまれているのですよ。

ねぇ?ビリビリボーイ?パチン指を鳴らす音



サラセニアは瞬間移動すると

アキレイの背後をとり手刀シュトウを繰り出した。

しかし、アキレイはパシンッと掴むと

その瞬間サラセニアの腕が燃え上がった。


アキレイ

「させるかよ。」


サラセニア

「ンフフッ!!」


アキレイ

「効いていないか」


サラセニア

「会いたかったですよぉぉお!!!

アキレイ!!!!!!!!!!」


アキレイ

「俺には会いたい理由なんてないがな!!!」



サラセニアは腕を払った風圧で火炎を消すと

アキレイと凄まじい攻防を繰り広げていた。


エリカ

「サリーお兄ちゃん楽しそう!!!

ねぇねぇ!!ツバキお兄ちゃん!!

エリカと遊ぼう殺し合おうよ!!!」


ツバキ

「殺し合うだと?

まるで、対等かの様な口ぶりだ。

早々に死ぬがいい。」


エリカ

「んもう!!減らず口なんだから...」



アキレイは燃え上がる拳を

サラセニアに叩きこんでいたが

サラセニアは踊る様にけていた。


サラセニア

「ビリビリ!!ボボボボーイ!!

ンフフッ面倒な炎ですねぇ!!!!」


アキレイ

「悪いが!!喧嘩は昔から!!!

めっぽう強くてな!!」


サラセニア

「ンフフッ!!!!

私めは喧嘩が昔から!!

めっぽう弱くてですね!!!!

よく泣かされ!!ました!!!」


アキレイ

「じゃぁ!!今回も!!泣いてもらうか!!」


サラセニア

「言いましたでしょ?昔の話と!!!!」



すると少し離れた場所でツバキが口を開いた。


ツバキ

「邪魔だアキレイ

とっととそのカッパを連れて失せるがいい。」


アキレイ

「2人で!!闘うか!!!」


ツバキ

「ふざけるな。」



エリカとツバキは互いに睨みあっているように

見えていたが花纏捧君カテンホウクンの撃ち合いを

高速で展開していた。



エリカ

「へぇ。ツバキお兄ちゃん強いんだねぇ!!

エリカ楽しめそう!!!」


ツバキ

「貴公は一体何者だ。」


エリカ

第零監獄スィフィルプリズン看守長

エリカ•ヒースだよ!!

よろしくね!!お兄ちゃん!!」



そう言うとエリカはニタッと笑った。


  ツバキ心の声

((まずい...))


サラセニア

「エリカ嬢!!!」



エリカの異変に気付いたサラセニアは

アキレイの拳をパシンッと掴むと指を鳴らした。


サラセニア

パチン指を鳴らす音


アキレイ

「これは!!何のつもーー」



サラセニアが指を鳴らした瞬間

アキレイと共に消えてしまった。

ーーサラセニアサイドーー



アキレイ

「これは!!!何のつもりだ!!ん?

ここはどこだ...」



そう言ってアキレイはサラセニアの拳を払い

距離を取るとサラセニアは両手を天に向けて

大声で叫んだ。


サラセニア

「ようこそ!!!!

左獄処刑場ソドムへ!!!!

熔岩の満ちあふれる床に

逃げ惑う囚人を看守長達が執行する

右処刑場ゴラムと同じ処刑場です!!!

さぁ、共に!!!祝いましょう!!!

ビリビリボーイ、ビリビリボーイ

ビリビリボーイ、ビリビリボーイ

ビリビリボーイ、ビリビリボーイ

ワチュガナドゥッ!

ワチュガナドゥ!!ヘッ!!

ビリビリボーイ、ビリビリボーイ

ビリビリボーイ、ビリビリボーイ

ビリビリボーイ、ビリビリボーイ

ワチュガナドゥッ!

ワチュガナドゥ!!ヘッ!!」



突然、歌い踊り出すサラセニアに

アキレイは眉をヒソめていた。


アキレイ

「なんだコイツ...」


サラセニア

「ここがあなたの墓場となるのです!!

成金ナリキンのアキレイ!!!

いや!!!!クレナイ蛇神ヘビガミィィ!!」


アキレイ

「よく分からんが

ツバキを巻き込まなくて良さそうだ。

消炭ケシズミにしてくれる!!!!」

滅刃メツハ二十ニジュウ土竜熔岩ドリュウヨウガン!!!』



アキレイはサラセニアに向かって

熔岩の砲弾を次々と繰り出すと

サラセニアは左獄処刑場ソドムを駆け抜け

鮮やかにけていく


サラセニア

「さすがは火炎の鞘花ショウカ...

並の炎熱エンネツ刃術ジンジュツではない!!

ですが...ここは私めの舞台!!!

主演はもちろん!!この私!!!

サラセニア•サッチェ•スニッチ!!andエーン

アキレイ•ダグラス•マーティンのWダブルキャスト!!

そうですねぇ...さしずめ...冥府大劇場ゲヘナブロードウェイ

"ミュージカル•超芸術家サリートッタン成金ナリキン燃者モウジャ"

なんてのはどうでしょうか!!」


アキレイ

「勝手にやってろ!!!!」


サラセニア

「スパイラル!!!そしてスプラッタ!!!

金しか考えない猿がとある芸術家と出会い

6人の女と恋をするも

金で心を買おうとした猿はなんと!!!

最後は女に手足を奪われるのです!!!

ぁあ!!ステキなストーリー!!!!!

そして、ムーディ!!!」


アキレイ

「全く興味が湧かん。

そんなにベラベラ喋りたいなら

1人で話せ。もちろん地獄でな!!」

剋刃ゴクハ 二十四ニジュウシ火達磨縛ヒダルマシバリ!!』



サラセニアの身体を火炎のロープが

次々と縛り上げて一気に燃え盛った。


サラセニア

「ぉおおおお!!!!!

なんて暖かな炎!!!!!!

まるで神の抱擁ハグ!!!!!」


アキレイ

「中級刃術ジンジュツでは効かないのは

分かっている。

だが!!!メインはこっちだ!!!!」

滅刃メツハ 四十シジュウ鬼火ノオニビノ殺弓コロシミ!!!』



燃え盛る巨大な矢を身動きの取れない

サラセニアに向かって放った。


サラセニア

「流石にコレは!!!!

ビリビリ...ボボボボーイ!!」



サラセニアは力ずくで

火炎のロープを引きちぎった。


アキレイ

「もう遅い!!!」



火炎の矢がサラセニアに到達するも

矢の勢いが止まった。


アキレイ

「何!?受け止めた!?」


サラセニア

「グッ」



サラセニアは両手で矢を握り

後ろへと矢を受け流した。


サラセニア

「グォォォォ!!!!!!!!!!!!!!」


アキレイ

「俺の炎熱系高等刃術ジンジュツを...」



しかしサラセニアの両手は火傷を負い黒くひび割れていた。


サラセニア息絶え絶えに

「はぁ...はぁ...はぁ...流石です...

千刃花一センジンカイチの攻撃力を誇る

火炎の鞘花ショウカですね。

解放もせず同系統の刃術ジンジュツでこの威力

ツバキやクーワをシノぐ天井知らずの攻撃力

その攻撃範囲と無限に上がる温度は凄まじい。」


アキレイ

「分かっているなら降参しろ。

お前じゃ俺には勝てん。」



サラセニアは不適にワラっていた。


サラセニア

「ンフフフフッ!!!!

聞いていましたか?

今、私めは千刃花一センジンカイチと言ったのです。

ここはどこですか!!??

そう!!ラミオラス帝国!!!!

あなた方の狭い了顕リョウケンの中での話し。

私はラミオラス帝国 冥王軍副団長!!

そして!!冥王兵器軍ヒドラ所長!!!!

千刃花センジンカなど取るに足り得ぬ存在ですよ。」


アキレイ

「俺はまだ解放していない。

その調子では解放したら相手にもならんな。」


サラセニア

「ンフフフフッ

そう焦らずに...あなたと会う事は

神のお導き!!!!!!

私めは常に開発した複数の兵器を持ち歩いています。

なぜなら!!

私めは冥王兵器軍ヒドラ所長ですからね!!

今日はその中でも

取っておきの子を見せましょう!!」


アキレイ

「させるかぁあ!!!!」


サラセニア  喰い気味に

「ンノンノンノンノンノーン!!

ちなみにまだ役者はソロっていませんよ?」


アキレイ

「なんだと!?」


サラセニア

「さぁ!!!満を辞して登場!!!

この舞台の6人のヒロイン!!!!!!

特とご覧あれぇえ!!!!!!!!」



アキレイ

「何をする気だ!!!」





サラセニア

KARE8カレハ過激団!!!』



サラセニアは内ポケットから

長細い指揮棒タクトを取り出し

6個の黒いカプセルを上に放り投げた。

そして指揮棒タクトを振るうと

1メートルほどの大きさのKARE8カレハ

カプセルを突き破り

機械音を鳴らしながら飛び出した。

更にサラセニアが指揮棒タクトを振るうと

隊列を組みアキレイの前に立ちはだかった。


サラセニア

「ンフフフフッ

私めが改良した特別なKARE8カレハです。

可愛いでしょう?」


アキレイ

「フンッ。小さくなっただけだ。

小型にすれば精度は落ちる!!!」

滅刃メツハ 三十七サンジュウナナ灼刺シャクシ蜂針ホウシン!!!』



灼熱の無数の針がKARE8カレハ過激団へと

襲い掛かる。


サラセニア

「なんと、哀れな...

コレがあのナーベルク帝国をべる

魔進マシン会社CEOの見識ですか...残念です。

やりなさい...COKARE8コカレハ!!」


COKARE8コカレハ

「ギギガガギギガガ」


アキレイ

「何!?」



サラセニアはクイッと指揮棒タクトを振ると

COKARE8コカレハ達は

刃術ジンジュツを旋回しけた。



サラセニア

陣列フォーメーション 天死二愛燦燦テンシニラブソング!!』


COKARE8コカレハ

『ギッギギギガギッギ』


アキレイ

「かこまれた!!?」



ドドドドドドドッとCOKARE8コカレハ達による

一斉射撃の銃声が鳴り響いた。


アキレイ

「ただの銃弾なら効かん!!!!」



アキレイは全身を燃え上がらせ

弾丸を弾こうとした。


アキレイ

「ウォォオ!!!!!!

グッ!!!なんだこの威力!!

まさか!!!!!!!

グッッグァアァァア!!!!!!」



怒涛ドトウの弾丸を受けたアキレイは

その場でヒザをついた。

サラセニアは指揮棒タクトをもう一度振り

COKARE8コカレハを自分に引き寄せると

バッと両手を広げた。


サラセニア

「お楽しみは!!ここからですよぉー!!

パチン指を鳴らす音 ショータイムッ!!」



サラセニアが指を鳴らすと

左獄処刑場ソドムの照明が暗転した。

そして、サラセニアにスポットライトが当たると

指揮棒タクトを振り回し

COKARE8コカレハと共に

明るく歌い踊り出した。


サラセニア

「準備はいーですか?ハイッ

右手は上へ!!左手は腰に!

足を高く上げてステップ♪ハイッ


ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪


ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪ハイッ


ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪


ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪ハイッ


楽しく♪踊ろう!この世界は

地獄さ♪でもいいさ♪殺しちゃえばー♪

そうさ!!燃やしてしまえばいーのさ!

僕の魔法で君をハチのスにしてあげる!!

マシュマロもチョコレートも

みんな燃やしてあげるのさ!!

ぁあ!!なんて悲劇!!

可哀想なサリーちゃん!!

お金しか持たない君には

この素晴らしさがわからないよねぇ!!!!


ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪


ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪ハイッ


ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪


ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪ ンチャ♪ハイッ」



するとアキレイがゆっくりと立ち上がった。


アキレイ

「下手くそな歌を聴いてる身にもなれ。

まっ、おかげで傷は全部塞げたがな。」


COKARE8コカレハ

「ギガッギギガガ」


サラセニア

「おかしなこと言いますね。

むしろ、私めが待っていたのですよ。

早々に主役が欠けては

なんの面白味もないですからね?

成金ナリキンのアキレイ?」


アキレイ

「小さいKARE8カレハに驚いただけだ。

やはり、KARE8カレハは興味深い。

俺の会社でそいつらを

じっくり見させてもらおう」


サラセニア

「ンフフフフッやれるものならやってみなさい。

ナーベルク帝国の科学力など

たかが知れていますよ。」


アキレイ

「今度はこっちから行かせてもらう!!!!

『天輪!!!!!!!!!!』


サラセニア

「ンフフフッ

冥府大劇場ゲヘナブロードウェイ

"ミュージカル•超芸術家サリートッタン成金ナリキン燃者モウジャ"

ここに開演を宣言致します。

同時上演..."血塗チヌられた少女"も

お楽しみ下さい。

ビリビリボーイビリビリボーイ

ワチュガナドゥッ!ワチュガナドゥッ ヘッ!!」



ーーツバキサイドーー


エリカ

「あれぇ...サリーお兄ちゃん達

消えちゃったね!!!!なんでかな?」


ツバキ

目障メザワりだ。

これで貴公を邪魔もなく殺せる。」


エリカ

「ぇえ!!三人とも殺せたのにぃ!!!

まっいっか!!ツバキお兄ちゃん殺したら

追いかければいいしねぇー。」


ツバキ

「貴公は何か勘違いしている。

貴公が追いかけるのはあの者達ではない。

生への執着だ。

しかし、アラガう事なく命を差し出せば

手間が省けるというもの。

後悔するがいい。

私はアキレイほど甘くはない。」

滅刃メツハ 三十九サンジュウキュウ 狭間手美鬼ハザマテビキ



どこからともなく現れた扉から

無数の手が伸びエリカの身体をガッツリと掴んだ。


エリカ

「えっ...何これ!!何これ!!!

やめて!!やめてぇ!!!ツバキお兄ちゃん!!」


ツバキ

「幕引きか。」


エリカ

「あっ」



グシャッと音をたてて

辺りに血が飛び散った。





ツバキ

「なんだと!?」


エリカ

「へぇ!!!面白いね!!」



狭間手美鬼ハザマテビキの腕が

グシャッと潰れて消えてしまった。



エリカ

「ねぇねぇ!!!刃術ジンジュツなのに

血が飛び散ったよ!?

ねぇ!ねぇ!!どういう事!?

もしかして生き物!?あの手って生き物!?」


ツバキ

狭間手美鬼ハザマテビキが破壊された...

どういう事だ...」


エリカ

「もしかして驚いてるのぉ?

ツバキお兄ちゃんって

もっとクールなイメージだったけど意外だね!

あっ!チョコ食べる?」


ツバキ

「いらぬ。」


エリカ

「ちぇえ...

じゃぁ...喉渇いたから頂戴!!!」


ツバキ

「何をだ。」


エリカ

「え?ツバキお兄ちゃんの血だよ?

お願い!!!喉渇いたのぉーー!!!

お願い!!お願い!!お願い!!!」


ツバキ

「子供の真似事マネゴトなどやめておけ

ユウに100歳は超えているだろう。

浅ましい老婆だ。」


エリカ

「今なんて言った?」


ツバキ

「浅ましい老婆と言ったのだ。」


エリカ

「ツバキお兄ちゃんさぁ...

さっきからエリカに手加減されてるって

気づかないんだね。

殺しちゃいけないから我慢してるのにさ

なんで、エリカの事そうやって悪くいうの?

エリカ...悲しい...。

ウグッ...ウグッ...エーーーーン!!

ひどいよぉお!!!!ひどいよぉ!!!!」



するとエリカが唐突に泣き始めた。


ツバキ

「泣き真似など滑稽コッケイだ。

貴公は真実の涙を知らぬ。

そして、永劫エイゴウ分かり得ぬだろう。」


エリカ

「もう!!エリカ知らない!!

来ちゃって!!!!!!!!!」



エリカがそう叫ぶと

右処刑場ゴラム中央にある床下の扉が開いた。


ツバキ

「...これは」



床下から出てきたのはガリガリに痩せコケた

ナーベルク帝国兵の隊服を着た

大勢の兵士達だった。



ツバキ

「まさか...」


エリカ

「せいかーい。

ここはね!!右処刑場ゴラムって言って

処刑場だよ??私が起きたらまずは運動するの!

ナーベルク帝国兵はよく鍛えられてるから

いい運動になるんだよねぇ!!!

ザッと100人!!!!

在庫確保するの大変なんだからぁ!!」



ツバキに気付いた隊士達は

ツバキの名を呼び歓喜していた。


ツバキ

「我が国の兵をこんなにも...」


エリカ

「我が国?

アハハッ!!おっかしいー!!

まるで自分の国みたいに言うんだね!!

養子に出されたくせに。」



エリカはあざ笑うかのように

吐き捨てるもツバキの顔色は変わらなかった。


エリカ

「あれれ?

いつもなら震えてるのに

今日の隊士さん達はイキイキしてるぅ!!

エリカも嬉しい!!!」



そしてエリカは隊士達に

手のひらをむけた。


ツバキ

「手出しなどさせぬ」



ツバキも素早く反応し

隊士達の前に空間を展開していた。


エリカ

「また花纏捧君カテンホウクン

隊士を守るなんて隊長さんの鏡だね!!

でも、この人数は一気に空間転移できないのかな?

解放すればできるのかな??

うーーん。

便利なようで不便な能力チカラ!!

エリカが運べるように

減らすの手伝ってあげるね!」



すると半数の隊士達が

悲鳴を上げ始めた。


ツバキ

「どう言う事だ。」


エリカ

「単純な話しだよー。

お兄ちゃんの花纏捧君カテンホウクン

オソマル梵天だったってこと♪

当ててあげよっかぁ!!

お兄ちゃんって継承でしょ?」


ツバキ

「だからなんだと言うのだ。

貴公には関係ないこと。」


エリカ

「やっぱりそうだよね!!!!」


ツバキ

「この問答すら無意味。」



ツバキは更に空間の壁を展開させると

隊士達の動きが止まった。


エリカ

「もう!!

せっかくお手伝いしようと思ったのに!!

お兄ちゃん嫌い!!!」



エリカはプイッと顔を背けると

隊士達を睨んだ。


ツバキ

「エリカ•ヒース...我が国の者の誇りを踏みにじり

命をモテアソんた罪は万死バンシアタイする。」



そしてツバキは自身の胸に手を当てると

口上コウジョウを唱えた。

すると、辺りに空間の渦ができ

熔岩と大地を飲み込んでいく。


ツバキ

『『天輪•眩静ゲンジョウ螺旋ラセンサカズキ

無冠ムカン玉座ギョクザに並べしアヤカシ

ツイりけり夢夢離別ユメユメフタツ

穿ウガち斬り裂け双散ニヂリヤイバ

べてを両手

我が、サビれ』

『『灰裂斬刃カイレツ•ザンジン 嵯峨鼠鼠サガネズネズミ』』



ツバキは嵯峨鼠サガネズミ色の2つのヤイバ

それぞれエリカと隊士達に向けると

隊士達のまわりの空間が渦を巻きはじめた。


エリカ

「えぇ!!二刀流なの!?!?

かっこいいね!!!お兄ちゃん!!!!

あっ!!

もしかして、転移させるつもり?

それを黙って見ててね!っこと?

でもさぁ!!!

エリカも鞘花ショウカってこと

忘れてない??」


ツバキ

逆狭戻露雨サカシマレイロウーーー』


エリカ喰い気味に

『『天輪•血霞チガスミカシズ脳頭ノウトウ

指突ユビツキ指折ユビオリヒシャげた子壺コツボ

苦悶ノタマえ• 苦痛ノタマえ• 苦笑ノタマえ• 苦行ノタマえ!!

我が血をカテとし 傀儡クグツマワれ!!

『『流流血刃リュウリュウケツジン深緋兎コキアケウサギ!!!』』



透き通った緋色の刀身が

怪しげに光ると突然、辺りが血で染まった。



エリカ

「間に合わなかったね。」



ツバキ

「...なんだと」





ツバキのホホに血がベットリと付くと

ツバキはソデでそれをヌグった。



エリカ

「へぇ...あんまり動じないんだねぇ」





すると、突然

隊士達の悲鳴が右処刑場ゴラムに響いた。

ツバキが顔を上げると

次々と隊士達は破裂し

辺り一面が緋色の海に染まっていく。






エリカ

「みんな死んじゃったねぇ

ツバキお兄ちゃーん」






千刃花センジンカ帝国特務戦闘部隊テイコクトクムセントウブタイ〜ー

煉獄レンゴク 冥府ゲヘナ大監獄プリズン

Seasonシーズン16 シックスティーン

The Tortureトルチャー ofオブ Blood ブラッド Pondパンド(完)






おまけ






ここはナーベルク帝国 

首都ルシファンブルクにあるアパート

豚草荘ブタクサソウ1LDKで家賃は70万ベルク


※日本円にすると7万円



その101号室には千刃花センジンカ隊士である

六刃花隊ロクジンカタイ副隊長代理

呉 蝶蘭ゴ チョウランが住んでいた。



チョウラン

「ぁあ!!!全然出ないじゃないか!!!

何回やったら!!

このSSSRキャラコンプ出来るんだー!!!!

クソ!!あと...50万ベルクならなんとか!!!

いや、電気とガス止まっちゃうな!!!!

僕のライフラインは確保しないと!!!

でも!!このボタンを押せば!!!

押せばぁぁぁあ!!!!!!!!」



するとピンポーンとチャイムが鳴った。


チョウラン

「ぅおお!!!びっくりした!!!

って!その反動で押しちゃったよぉぉお!!

ドドドドドドドどうしよう!!!」



すると

またもやチャイムが鳴る。


チョウラン

「グヌヌ...誰だ!!!

僕にボタンを押させたのは!!

光熱費払ってもらうからな!!!」



チョウランはドアを睨みつけて

ドタドタと玄関へ向かった。


チョウラン

「はいはい!!今出ますよぉーー!!!!」



チョウランは扉を開けると

そこには父蘭ノ助ランノスケ

胡桃クルミの姿があった。


  ランノスケ感激した様に

「ムスコォォオ!!!!」


チョウラン

「父さーん!!!!!!

母さんまで!!!!」



ランノスケはチョウランを

抱きしめたまま離さなかった。


クルミ

「ちゃんとご飯食べてるの?」


チョウラン

「父さん...苦しッ...」


  ランノスケ心配した様に

「ムスコォォオ!!!」


クルミ

「お金たりてるの?」


チョウラン

「母さん...足りて...ない」


  ランノスケ少し怒った様に

「ムスコォォオ!!!」


チョウラン

「あれ...痛いぞ...?」


クルミ

「もう!なんでそこそこ偉いのにお金ないの?」


  ランノスケ不思議に思う様に

「ムスコォォオ!!!」


チョウラン

「息...が...」


クルミ

「ちょっとお父さん!!!

いい加減離してあげて!!」


  ランノスケ悲しむ様に

「ムスコォォオ!!!」


チョウラン

「ゲホッゲホッ!!

毎回毎回やめろよ!!!!

僕はもう立派な大人なんだぞ!!!」


クルミ

「親からお金もらってるのに??」


チョウラン

「それは毎回ちゃんと返してるだろ!!」


クルミ

「そうねぇ。肩たたき券50枚とかでね!!」


チョウラン

「システム組んでやってるだろ!!」


クルミ

「その度にお金あげてるけどね!!」


チョウラン

「弟たちを士官学校に入れてあげたでしょ!!」


クルミ

「アキレイさんがね!」


チョウラン

「母さん!!!僕が任務から帰ってくる!!

それだけじゃダメなの!!??

いつ死ぬか分からないんだよ!?」


  クルミ泣きながら

「......ムスコォォオ!!!!!!」


  ランノスケ泣きながら

「ムスコォォオ!!!!!!」



クルミとランノスケは

チョウランを抱きしめながら泣いていたが

見えぬところで親指を立てているチョウランには

気づいていなかった。

ーー5分後ーー



チョウラン

「まぁ!上がってよ!!」


ランノスケ

「おぉ!!相変わらず汚いな!!」


クルミ

「お手伝いさんお願いしてるでしょ?」


チョウラン

「週一じゃダメだよ!」


クルミ

「そうなの...じゃぁもう一日増やすわね!!」


ランノスケ

「お!!ムスコよ!!

この女優好きなのか!?

やはり、遺伝子だな!!!

私もこの女優好きだ!!

特に団地妻シリーズはーーー」


  チョウラン食い気味に

「わーわーわー!!!!!!!

そ、それは!!!そ、そ、そ、そ、れは

アキレイ隊長が!!!!!

って父さんやめてよ!!

聞きたくないよ!!そんな趣味!!!」


クルミ

パチン頭叩く音!!

父さん!!!!アキレイさんのでしょ!!

返して来なさい!!!」


ランノスケ

「え?私がか??」


チョウラン

「も、も、も、もう返して!!!」



チョウランはそのサイン入りエロDVDを

そっとベッドの下に大切そうに隠した。

そして、チョウランは

紅茶を両親に淹れてあげた。


ランノスケ

「お!またラナンキュラスさんの紅茶かい?

んー!!良い香りだ。

ズズーッ紅茶を飲む音

んー!美味しい!!

ウチで取り扱えないものか...」


クルミ

「ラナンキュラスさんは

毎年、送ってくださるのよねぇ。

なんて良い方なのかしら。

ズズーッ紅茶を飲む音美味しいわぁ」


チョウラン

「はぁ。で、どうしたの?いきなり来て。

さっきリナリアさんから連絡あって

アキレイ隊長とラナンキュラス隊長と

キキョウ副隊長とジニア隊長と

ゼナンにいく任務が入ったから

そろそろ支度しないといけないんだけど!!

あっ!!でもちょうど良かった!!

光熱費ないから寄付してほしい!」


ランノスケ

「おい!直球だなムスコ!!」


クルミ

「またなの?チョウラン?

もう甘やかしません!!!」


チョウラン

「その紅茶は1杯25万ベルク」


ランノスケ

「ブフーーーーッ!!!

高すぎやしないか!?!?!?

あっ!紅茶を吹き出してしまった!!

勿体ない!!!!!」


クルミ

「ゴホッゴホッ!!

ラナンキュラスさんの紅茶だもの!!

庶民とは感覚が違うのよ!!」



チョウラン

「飲んだよね?」


ランノスケ

「飲んでしまった!!!!」


クルミ

「仕方ないわ!!!!

今回だけよ!!!!」


ランノスケ

「この商売上手!!!!やりおる!!

一体誰のムスコだ!!!!私だ!!!!!!!」



ランノスケはイサギヨ

50万ベルクをチョウランに払った。


チョウラン

「じゃぁ!話しを聞こう!!

父さん母さんどうしたの?」


クルミ

「実はね...」


ランノスケ

「新たな事業を始めようかと思ってな!!」


チョウラン

「それで?」


ランノスケ

「ウチは食べ物とか

ちょっとした小売りがメインだろ?

アバレルっていうもんに

手を出そうと思ってな!」


チョウラン

「もしかしてアパレルかな?」


クルミ

「それよ!!

母さんの夢だったのよぉ!!!

でもねぇ...右も左も分からないから

あなたに任せようと思って!!」


チョウラン

「えー!?いやだよ!!!」


クルミ

「そういうと思ったから

ここに5000万ベルクの小切手があるわ。」


チョウラン

「えーー!!!!!!!

よだれが止まんねぇよ!!」


ランノスケ

「好きなように使いなさい!

ただし、一年以内で成功させることだ。

父さんも母さんもお前より先に死ぬ。

こんなムスコを置いて死ねないからな!!」


チョウラン

「どういうこと!?」



ランノスケとクルミは少しため息をついた。


チョウラン

「どういうこと!?」



ランノスケ

「実はな、、、親というのは先に死ぬんだ。」



チョウラン

「え!?そうなの!?

まさか、病気!?

レンゲイ隊長に見てもらおう!!!」



クルミ

「そうなのよ。

残念で仕方ないわ。寿命で。」



チョウラン

「寿命かーい!!!」


ランノスケ

「とにかくだ。

失敗したら今まで出してきた分を

全部返してもらうことにした!!」


チョウラン

「そんな!!!!

いくらもらったかも

分からないのに!!!」


クルミ

「5000万ベルクよ?」


チョウラン

「えー!!!そんなに!?!?」


ランノスケ

「男を見せろチョウラン!!!」


クルミ

「考案さえしてくれれば

お洋服はウチの店で用意するから

教えてね!!」


チョウラン

「え!?デザインも考えるの!?!?」


クルミ

「周りに素敵な人達がいるでしょ?

力を貸してもらいなさい。

じゃないと借金地獄よ。」


チョウラン

「急に言われても...」


ランノスケ

「じゃ!!

任務行って世界を救ってこい!!

チョウラン!!」



そう言ってランノスケとクルミは

チョウランの家から出て行った。


チョウラン

「ぇぇ...」



ーーランノスケサイドーー



クルミ

「ねぇお父さん。

本当にあれで良かったのかしら。」


ランノスケ

「いいんだ母さん。

任務に向かう息子を

心配させるわけにはいかないよ。」



クルミ

「でも...」


ランノスケ

「私は...あの子の笑顔が好きなんだ。」



呉 蘭ノ助ゴ ランノスケ

ナーベルク帝国では屈指の卸問屋オロシトンヤ"蘭々ランランルゥ"社長


好きなもの 家族


大切なもの 家族


最愛の人  家族






寿命    半年






マーベラス突入作戦を終え帰宅したチョウランは

数日間、黙々と考えていた。


チョウラン

「うーん。洋服か...

千刃花センジンカって

国民からの人気凄いから

そのグッズ作るか!!!

後は...千刃花センジンカ隊士に配られる服も

交渉して取り扱おうっと!」



数日後


チョウラン

「おっ!!いーね!!!

リナリアさんとか

ラナンキュラス隊長に来て貰えたら

認知度凄そうだな!!!

でも、モデルって言って頼むと

凄いお金払うことになりそうだしな...

あまり時間ないしなぁ...

それにもうすぐジニア隊長とキキョウ副隊長

任務行くからな...あっ!!そうだ!!」



チョウランはMangoroid マンゴロイドを取り出し

とある人物にかけた。

プルルルルルル プルルルルルル






ジニア

「なんや?」


チョウラン

「ちょっと今から会いません??」


ジニア

「外寒いやん」


チョウラン

「お願いがあるんです!!!」


ジニア

「お願い?...分かった。

どこ行ったらええ?」



数時間後

ここはルシファンブルクにある撮影スタジオ


チョウラン

「ジニア隊長ぉ!!!」


ジニア

「なんやねん!!急に!!」


チョウラン

「ちょっとお願いがあって!!!」



チョウランはこれまでのことを話した。


ジニア

「なんやそれ!!

借金まみれになるやん!!!

おしっ!!分かった!!」


チョウラン

「ありがとうございます!!!

じゃぁ早速なんですけど

写真とっていーですか?」


ジニア

「はぁ!?バリバリの私服やぞ!!」


チョウラン

「いーんですよ!!その服でいーんです!」



そう言うとチョウランはカメラを構えた。


チョウラン

「後ろ向いて貰ってもいーですか?


ジニア

「ん?顔写らんでえーんか?」


チョウラン

「顔は振り向く感じで!!

あっ、そうですそうです!!」


ジニア

「ん?こーでええか?」


チョウラン

「はい!!

ジニア隊長撮りますねぇ!!!!」



ジニア

「お!!撮れたんか?」


チョウラン

「バッチリです!!!!」


ジニア

「せや!!ランチィ。

俺からの開店祝いや!!!

万が一の時に役に立つで!!」


チョウラン

「え?なんですか!?これ...」


ジニア

「まだうたらアカンねんけどな

これはな Hi-Wiヒイワイっちゅう

隠密刃具オンミツジングなんやで!」


チョウラン

「この親指サイズがですか!?

本当ジニア隊長って手先が器用ですね!!」


ジニア

「こっからやで!!

Hi-Wiヒイワイを使こて通信すれば

何をしたって足がつかん。

国家機密を覗こうがハッキングしようが自由や!」


チョウラン

「そんな夢の様な隠密刃具オンミツジング

あるんですか!!!」


ジニア

「どや?めっさ凄いやろ?」


チョウラン

「ありがとうございます!!!」


ジニア

「頑張りや!!ランチィ!!」



そう言ってジニアはチョウランの背中を叩くと

去って行った。


チョウラン

「うわぁ...やっぱり隊長って

かっこいいなぁ...」



その日の夜

ジニアから貰った Hi-Wiヒイワイ

さっそく使い作業をしていた。


チョウラン

「ぇえーっと...今の時代は

お店構えなくもいいよねぇ...

最初はネットショッピングでいっか!!!!

おしっ!!!登録っと!!!!!!

どんどん品物増やしてくぞぉ!!!!!!

"ねっとしょっぷ蝶蘭チョウラン" 開店!!」






(完)

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