第19話 戦神覇天斬! ★
戦神マルスの必殺技に失敗して早3日…
ダンジョンの大きさはとんでもなく拡大していた。それはもう城と呼べず、『都市』と呼べる大きさまで膨れ上がっている。
だけど、負けてはいられない!こっちも万全の準備を整えたんだ!
「頼むぞ!召喚!『戦神マルス』」
コオオオ!
地面に召喚陣が現れ、真ん中から光の塊が出てきた。
「これは…一体?」
マルスはこの日のために集まった、数百人の冒険者達に驚いているようだ。
「ダンジョンを破壊して欲しいと願う人達だ!頼むぞマルス!」
「そういうことですか。…ではいきますよ!」
「〜」
マルスの合図とともに250人もの冒険者による詠唱が始まった。この人数では厳しいと思っていたが、
「〜〜〜」
『詠唱』スキル持ちが多くいたようで、とてもスムーズに進んでいった。
そして…
「『
振り上げた剣から、一閃の閃光が放たれた!
ズドド!!!
眩しくて何が起こったか分からない。
カッ…
視界が回復すると、そこには何も残っていなかった。破壊というより蒸発したみたいだ。
「やった!ありがとなマルス!…マルス?」
なんと、マルスの身体が消えかかっていた。
「無理をし過ぎたようです。しばらく眠りにつきます。また会える日
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます