第7話 襲撃
GM:んでは、一行は出発します。
GM:で、ダイケホーンの町並みが、遠目に見えてきたくらいまでは何事もなく進めます。
ラーヴァ:「もう一息だな」
GM:――ですが。不意に前方の物陰から矢が飛んできて、あなたたちの足元近くに刺さります。
グラヴィア:ぐーちゃんはもう出来上がってるので反応は薄いです。
GM:この飲んだくれめ。
GM:それと同時に、ぞろぞろと物陰から蛮族が姿を現しますね。1、2、3…指では足りないかな?という感じにいっぱい。
ラーヴァ:「おいおい、ちょっと多いんじゃねえか」
ベアトリクス:「おー、いっぱいいる」
GM:蛮族の群れの中から、ドレイクが前に出てきて、あなたたちを鋭い目でにらみつけながら言います。どうやら群れのリーダー格のようですね。
ドレイク:「俺の名はアルバート。お前たちの中に、"時詠みの巫女"という者がいるだろう」
グラヴィア:「居ないのね」
ドレイク→アルバート:「そいつを差し出せ、さもなくば命は無い」と、ぐーちゃんの発言は無視したように。
ラーヴァ:「グの字こりゃあバレてるぞ、ごまかせん」
ラーヴァ:「いかにも儂が時詠みの巫女だ、よくわかったな!」笑いながら言います。
グラヴィア:無理がありすぎて草
アルバート:周囲の寒さにも負けない冷ややかな目でにらんでます。
ベアトリクス:じゃあ、魔法文明語で話しますね。「何か用かー」
GM:別に交易共通語で言ってきてるけど…
ベアトリクス:ワンチャンばれない可能性ある。騙されてるの見たいやん?
GM:ああそういうね。おっけー
ラーヴァ:別に成り代わったからなんだってわけではないんだけどね。ラーヴァは教えないよバーカって煽っただけ。
グラヴィア:なるほど、でもやっぱり草なんですよなぁ
アルバート:「…ふん。まあいい、巫女に用がある。他のやつらは消えろ」と部下に戦闘隊形を取るよう指示を出しながら。
GM:ちな、ドレイク以外の蛮族たちは普通に逃がすつもりなしで攻撃の意思満々です。
ラーヴァ:普通に蛮族だから、皆殺さないと。
アルバート:『…おいお前たち。巫女は殺すなよ』と頭悪いやつらに舌打ちしつつ。
ラーヴァ:そこのわんこもあっちいっていいぞ、気にしながら戦闘するとめんどくさいから!
ラーヴァ:まあ言わないけどさ。
GM:テテちゃんはこっち側にいますね。なんなら先制判定手伝おうとしてくれるまである。
GM:てことで戦闘です。
GM:敵は3種類いますね。知名度と弱点値は、まっくろ蛮族13/16、とにかくでかいやつ11/16、後ろのえらそうなやつ12/15。
GM:ちなみにドレイクさんは指示出しに忙しいので参戦しません。
ベアトリクス:(ダイスロール)真っ黒が15、でかいやつが13、偉そうなやつ13。全部知名度は抜いたよ。
GM:えーでは、まっくろが〈ランブルフィスト〉ML76、でかいやつが〈トロール〉ML76、偉そうなのが〈オーガメイジ〉。
GM:〈オーガメイジ〉は〈オーガ〉(ML77)からHP-9、MP+9、命中力と回避力-2、魔力+1、〈魔法拡大/数〉を習得したものになります。
GM:そしてトロールとランブルフィストは、戦闘に参加している連中の他に、ドレイクの周辺にあと2体ずついます。それと有象無象の蛮族もいるね。
グラヴィア:撃破後順次投入される暴れん坊将軍システムかな?
GM:では先制判定、目標値は14です。
グラヴィア:出目10に基準値7で17、成功。酔っ払ってるのに強い。
GM:んだら、知名度全判明、弱点なし、先制成功かな。
GM:では敵側配置完了、PC側は準備良いですか?
グラヴィア:ロバそこでええんか(戦場ど真ん中にいるロバを見ながら)
ラーヴァ:ロバを生贄に召喚
GM:ロバ…?
(グラヴィアPL手早くロバを戦場マップから除外)
GM:ロバ生存ヨシ
グラヴィア:でもロバ戦闘技能10くらいありそう、荷物持ちで鍛えられたって意味で。
ラーヴァ:自分は殴るしか能がないのでいいです。悩むほど戦闘技能ないしね。
ベアトリクス:多分やることは単純だから、何するか悩むのは私ぐらいだし。
戦闘位置:1ラウンド目
オガ 5m トロ 10m ラバ・ベア
~ ラ拳 ~ グラ
GM:では1R、PC手番からどうぞー。
ベアトリクス:攻撃と防御どっちが欲しい?具体的に言うと、セイクリッドのウェポンかシールドか。
ラーヴァ:割と打撃点いてえのでシールド希望
ベアトリクス:おっけー、じゃあそれで。前衛二人に2倍拡大の【セイクリッド・シールド】。
ベアトリクス:行使は成功、蛮族からの被物理ダメージ-3。MP6点消費…いや、〈マナチャージクリスタル〉5点を使っときます、40→39で。
ベアトリクス:「ほらがんばって」
ラーヴァ:んじゃあ前詰めるか。
ラーヴァ:「先に行くぞ、儂がたたいたやつを狙うんだ」てわけで前進します。
ラーヴァ:えー、トロールのほうが早く落とせそうだからトロール狙いで。
GM:んー、移動妨害はしません。
ラーヴァ:【キャッツアイ】【ビートルスキン】【マッスルベアー】使って、〈なぎ払いⅠ〉も使用。トロールとランブルフィストの両方に攻撃。
ラーヴァ:出目8、基準値9に補正1で達成値18だ。
GM:日光下にいるためトロールは「〇弱体化」により命中回避にペナルティ修正があります、なので回避12。ランブルフィストは14ですね。両方命中だ。
ラーヴァ:(ダイスロール)トロールもランブル15点。
GM:防護点引くと、トロールは10点、ランブルは「〇弾力のある皮膚」で打撃武器のモールからは防護点3点高くなるので、7点。
GM:なのでトロールHP50→40、ランブルHP56→49ですね。
グラヴィア:んだば、引き続いてトロールAいきます。
グラヴィア:3回攻撃、17、15、15で3命中。ダメージは11、10、10。
GM:6+5+5、合計16点ダメージかな。トロールのHP40→24。
GM:全員動いたね?では、敵手番。
GM:まず、トロールが【ヴァイス・ウェポン】をランブルフィストに。これにより人族のキャラクターに対する命中力+1、与える物理ダメージ+2です。
GM:そしてランブルフィストの行動。(ランダムダイス)ふむ、ぐーちゃんに通常攻撃、ヴァイスウェポンで+1されてるので回避の目標値は16です。
グラヴィア:出目7で18、余裕なの。
GM:では回避されましてー、
GM:オーガメイジが前衛二人に二倍拡大で【リープ・スラッシュ】を撃ちます。
GM:ラーヴァとぐーちゃんは精神抵抗力判定どうぞー、目標値は15です。
ラーヴァ:出目9に基準値8で17。
グラヴィア:出目7で16、成功なのね。
GM:ぐーちゃんは種族特徴[マナ不干渉]で「抵抗:消滅」になるから、半減ダメージはラーヴァだけかな。
GM:(ダイスロール)8+魔力9の17を半減だから、ラーヴァは9点の魔法ダメージを受けます。HP54→45かな。
GM:以上で1ラウンド目終了。
GM:では、戦闘中、あなたたちの後方でマーシャがつぶやきます。
マーシャ:「彼が、そうなの…?じゃあ、あの予知は…」
GM:そう言って知らず知らずのうちにやや前に出かけていたマーシャの肩を、ルイナがつかんで呼びかけます。
ルイナ:「マーシャ、ここだと巻き込まれる。もうちょっと下がるんだ」
ルイナ:「あんたら、しっかりやりなよ!」と非戦闘員のNPC三人は下がりますね。
ベアトリクス:「はーい。」
ラーヴァ:「おうさ、ぶん殴る」
GM:ってことで2ラウンド目、開始です。
戦闘位置:2ラウンド目
オガ 4m トロ・ラバ 11mベア
~ ラ拳・グラ ~
ラーヴァ:回復はひとまず置いといて、前衛から動くか、ぐーちゃんにはセイクリッドウェポンのがいいかも?
ベアトリクス:じゃ、ウェポン投げるから待ってね。
ベアトリクス:3マス進んで二人に行使します。(ダイスロール)行使成功。対蛮族への命中+1と与える物理ダメージ+2。MPは39→35。
ラーヴァ:「そんじゃあいくぞ」トロールはん殴ります。
ラーヴァ:あー、ちょいまってね。どうせ一発じゃ落とせないか、〈なぎ払いⅠ〉使います。
ラーヴァ:命中力判定は17、両方命中。ダメージはトロールが16、ランブルフィスト12。
GM:適用ダメージはトロールが11、ランブルフィストが4かな。残りHPはトロール13、ランブルフィスト45です。
グラヴィア:トロールいきますねぇ。(ダイスロール)3回ともヒット、ダメージは13、13、14!
GM:えーダメージは、8+8ああこの時点で死んだわ。
GM:…合計25点ですね、トロールA落ちました。
GM:全員動いたねー?では敵手番、ランブルフィストから。
GM:そうだなぁ、通常攻撃ばっかも味気ないし。特殊能力使います。
GM:「>高速回転の拳」特殊能力だけど近接攻撃みたいなもんなのでヴァイスウェポンの効果乗るものとします。命中+1足して、ラーヴァとぐーちゃんは回避力17をどうぞ。
グラヴィア:出目11で22、成功。「へいへーいwww」っと馬鹿にするように手を叩いて避けます。
ラーヴァ:出目8で15、失敗。
ランブルフィスト:「ウオオオオオオオ!」と高速で腕を振り回して攻撃する。
ラーヴァ:「なあにすんじゃ!」
GM:達成値が2点不足なので、ラーヴァもダメージだけかな。3点不足だったら転倒つきだったのに。
GM:あ、違った、逆だ逆。ラーヴァは転倒です。ダメージは無い。
GM:おっけー
ベアトリクス:「スピンアタックじゃん」
GM:ではオーガメイジは、乱戦参加、ラーヴァを攻撃します。回避目標値は15。
ラーヴァ:転倒中だから-2で…出目11で16、回避成功。
GM:出た。
ラーヴァ:「うお、っとっとと、卑怯もんめ!」
GM:では、3ラウンド目の開始時にー。
アルバート:「チッ、血の気の多いやつらめ…前線を維持しろ!」
GM:といって、トロール2体が参戦します。ただし初期位置はPC側と逆の戦場のはしっこ。
戦闘位置:3ラウンド目
トB 9m オガ・ラバ 8m ベア
トC ~ ラ拳・グラ ~
GM:以上です、PC陣営の手番どうぞー。
グラヴィア:このラウンドは、おいたん起き上がって攻撃ってできますっけ?
ラーヴァ:できるよー
GM:攻撃できるけどペナがついてるね。手番終了時に転倒ペナは消えるから。
グラヴィア:おいたんが削ってぐーちゃんがとどめ刺す感じかな?
ベアトリクス:私から提案。ランブルにだけ【フォース】行使しようか?
ラーヴァ:してー
ベアトリクス:おっけー、じゃあ先に動くね――
GM:ヒント。ランブルフィストは「〇衝撃無効」持ちです。
GM:(こういうのは後から「無効でーす」って言うのはフェアじゃない気がするしな)
ベアトリクス:あー…だめだね
ラーヴァ:無効まーん。
ベアトリクス:メタられてますねぇ
ラーヴァ:オーガなぐりころそ。ってわけでオーガに全力で、乱舞るおじさんは放置しよ。
ラーヴァ:減らせるのから減らしていきたい。
ラーヴァ:あと、1ターンにダメージ稼がないと回復されるし。
グラヴィア:おっけぇ
ラーヴァ:起き上がってオーガメイジ殴ります。(ダイスロール)出目10で転倒込みでも19。
GM:オーガメイジの回避力は15なので、命中。
ラーヴァ:ダメージは19点、防護点引いて12点で、オーガメイジのHP37。
グラヴィア:んじゃ続きます。(ダイスロール)6ゾロ、6、7で全命中。
グラヴィア:ダメージはー、12、13、1ゾロ。よし
ベアトリクス:よし
ラーヴァ:現場犬
GM:テテ「呼びました?」
GM:5+6、11点。オーガメイジは残り26点ですね。
GM:ベアは何かします?
ラーヴァ:オーガメイジを魔法でぶちのめします。
ラーヴァ:うそ、おまかせ。
ベアトリクス:魔法撃つかぁ。ふぉーす、MP32!
GM:(ベアトリクスのダイスロール)魔法行使16、こちらの精神抵抗力は16で同値抵抗。
ベアトリクス:ダメージは…6点。オーガメイジ残りHP20点。
GM:全員動いたので、敵ターン。
GM:まずは、後方のトロールCがオーガメイジに【ヴァイスウェポン】を行使。
GM:そして…Bが突っ込んで、ぐーちゃんに【全力攻撃Ⅰ】宣言した近接攻撃かな。
グラヴィア:出目10で21、回避。
GM:盛大な空振り!
GM:ランブルフィストもぐーちゃんに通常攻撃!回避16です
グラヴィア:あ、出目4の15。
ラーヴァ:あっあっあっ
GM:打撃点は出目9点に補正で合計21点。セイクリッドシールドで引いて18点かな。
グラヴィア:「あうっ」と言って吹き飛ばされとこ。HP35→17。
GM:オーガメイジは、【ブラスト】をラーヴァに。抵抗目標値16ですね。
ラーヴァ:15、抵抗失敗。
GM:ダメージは13点、魔法ダメージなので痛いか。HP45→32。
ラーヴァ:「数が多いな、立て直すぞ」
GM:結構ダメージ出たな…
戦闘位置:4ラウンド目
トC 9m トB・オガ・ラバ 8m ベア
~ ラ拳・グラ ~
GM:4ラウンド目ー。
ベアトリクス:【キュア・ハート】を二倍拡大、前衛二人に。MP24。
ベアトリクス:「まかせて」行使成功、ラーヴァ18点で50、グラヴィア17点で34に回復。
グラヴィア:復活なのねー!
ラーヴァ:「おーし、まだまだだ」
ラーヴァ:【マッスルベアー】を使い直して、オーガなぐりまーす。
ラーヴァ:達成値18、命中だ。ダメージは20。
GM:13点、オーガメイジの残りHP7点。
グラヴィア:オーガにフォーカスするのでよろしい?
ラーヴァ:数減らそう。
ベアトリクス:魔法怖いしそれでおっけ。
グラヴィア:「さっきからねちねち、そろそろうっとーしーのね」と指ポキポキして近づこ。
グラヴィア:達成値、21、17、15
GM:最後以外HITです。
ラーヴァ:「やっちまえ」
グラヴィア:10点、10点。やったか!?
GM:6点、HP残り1!
ラーヴァ:ぐわああ
ベアトリクス:あらら
グラヴィア:よし
ラーヴァ:現場犬さん
GM:まさかの食いしばりである。
グラヴィア:何気にスペック高いんすよね、この後衛もどき
GM:全員動いたな、敵ターン。
GM:トロールは、ぐーちゃんに2人とも攻撃、どちらも〈全力攻撃Ⅰ〉宣言。
GM:回避目標値は14です。
グラヴィア:21、19。当たらないのね
GM:ランブルフィストもぐーちゃんに通常攻撃!回避16です。
グラヴィア:21、まだ当たらない
GM:ではオーガメイジが二倍拡大でリープスラッシュ、ラーヴァとぐーちゃんに。
GM:抵抗目標値は16なり。
グラヴィア:19、抵抗成功なの。
ラーヴァ:16、同値抵抗。
GM:ラーヴァに半減でー…(ダイスロール)出目3の5点。こいつ魔法の威力出目ずっと死んでない?
ラーヴァ:それより物理的に死んで、HP45。
GM:敵ターン終了、5ラウンド目ー。
戦闘位置:3ラウンド目
トB・オガ・ラバ 8m ベア
トC・ラ拳・グラ ~
グラヴィア:おいちゃん頼みます。
ラーヴァ:残り1のやつ殴ったほうがよい?
ベアトリクス:薙ぎ払ったら?
ラーヴァ:おっけー、じゃあ対象はトロール、トロール、オーガで〈なぎ払いⅠ〉。
ラーヴァ:出目11、21だ。全員命中。
ベアトリクス:おー
ラーヴァ:ダメージは、トロールBに17、トロールCに14、オーガメイジに17。
GM:12、9、オーガメイジは死にますね。残りHPはトロールはBが38、Cが41。
ラーヴァ:「おっしゃ、全部当たった」
グラヴィア:一番HP少ないトロールいきます。Bですね
GM:カモーン
グラヴィア:14、17、16。4・7・6と出目死んでるー。
GM:それでも回避力10なんで全ヒット。日光ペナ+全力攻撃ペナで-4だぞ!避けられるはずが無かろう。
グラヴィア:ダメージ、12、12、10。
GM:7+7+5、19。Bの残りHP19点です。
グラヴィア:あのドレイク、明るい時間から襲撃かけるって結構なあれ。
ラーヴァ:あれで有れ
GM:戦力を分けて順次投入してる時点であれだし。
グラヴィア:寒い山の中で乳首なんて出してるから…(※セッション中に使ってた立ち絵が半裸の男性キャラのものだった)
ラーヴァ:趣味だから。
GM:…ベアさんはなんかするかい?
ベアトリクス:温存かな。
GM:おっけー、では敵ラウンド。
GM:トロールから、ダブル全力攻撃をラーヴァに。回避目標値14です。
ラーヴァ:回避出目、15、10。1回命中だな。
GM:打撃点10に全力攻撃で+4してー、出目8だから22点。防護点引いたら12点かな。
ラーヴァ:そう。HP33ね。
GM:ランブルフィストはー…通常攻撃をぐーちゃんに、回避目標値16どうぞ。
グラヴィア:めっちゃぐーちゃん狙うじゃん…
ベアトリクス:わかる
グラヴィア:出目9の20で回避。
GM:んでは、敵ラウンド終了っすね。
GM:で、6ラウンドが始まるに見せかけてー
GM:皆さん「聞き耳判定」お願いします。目標値は15。
ラーヴァ:どうせ落とせないからなぎ払いだなーって、おん?
グラヴィア:出目7で12。よし
ラーヴァ:出目6で10。よし
GM:では、何もわかりませんでしたが、ドレイクはどこかを向いて、舌打ちしますね。
ラーヴァ:「よーし、がんがんいくぞー!ベア、回復頼んだ!」
GM:ああ、ついでだしテテちゃん使おう。
GM:出目8で17、成功だから気付きました。
ラーヴァ:「ぶん殴るぞー!」
テテ:「――!ご主人様がた!あっちを!」と後方から叫びかけます。
グラヴィア:数分後矢を射られる犬
ベアトリクス:100秒後に矢を受ける犬
ラーヴァ:「…?なんか言ったか?」
ベアトリクス:じゃあベアは若干暇そうなのでそっち向いてみるね。
GM:テテが指さした方向には、巨大なドラゴンがこちらに向かって飛翔しているのがわかります。
ラーヴァ:「うおおおお、でっけええ…」
ベアトリクス:「でか…」
グラヴィア:「おいたん、あれほしいのね」
ラーヴァ:「乗りこなすの難しいんじゃねえか?」
アルバート:「ふん、潮時か」
アルバート:「おい巫女、"視えた"のだろう?次に会うときまでに覚悟を決めておけ」と明確にマーシャを見て言いますね。
アルバート:そしてマントを翻して、配下にたしかに命令しました。「引き上げるぞ」と
GM:…しかし。彼がそう宣言した途端、命令とは裏腹に蛮族たちはいっせいにあなたたちに向かってきます。
GM:彼の命令を無視して、まるで死に者ぐるいで向かってきてる感じですね。
アルバート:配下の行動に、「なっ…!?」と彼自身も驚いています。
ベアトリクス:「ふふ、やばい。」
ラーヴァ:「殴り放題!」
グラヴィア:「人望なくて笑うのね」
ベアトリクス:「リーダーシップないじゃん」
ラーヴァ:「威張り腐ってるから言うこと聞かんのだぞ」
GM:しかしよく観察するとわかりますが、裏切ったというよりは、強制されてそうしている、みたいな狂暴さですね。
GM:そしてその中の蛮族の一人が、後方にいたマーシャに向かって弓を放ちます。
ラーヴァ:その為の弓?
GM:そう、そのための弓。そのための開戦前の弓。
テテ:「――!危ない!」と、とっさにテテがかばい、彼女の肩口に矢が刺さる。
グラヴィア:犬…おなごやったんか…!?
GM:(今かよ)
弓持ちの蛮族:『仕留めそこネた!仕留めナケれば……!!!』(汎用蛮族語)
GM:では、頭上から威厳ある声が響きます。声の主は、近づいてきたドラゴンです。
ドラゴン:「人族の子らよ。死にたくなければ、その頭を下げなさい」
ラーヴァ:「おおっと、怖い怖い」しゃがんで頭押さえます。
グラヴィア:両手広げて雪のなかに倒れ込みます。
ベアトリクス:しゃがんどこ
GM:そう告げた数秒後に、あなたたちの頭上を純粋なエネルギーの奔流がぶち抜いていきます。ドラゴンの放ったブレスですね。
GM:ブレスが過ぎ去った後には、蛮族たちは全滅していました。戦闘終了です。
ラーヴァ:「うおぉぉ、すげえ威力。いつかこんなくらいの勢いで殴れるようになりたいもんだ」
ベアトリクス:剥ぎ取り放題じゃん
GM:あ、剥ぎ取りはブレスで焼かれたやつら以外は可能ということにします。
GM:あと、そこそこ削れてたしトロールBくんも剥ぎ取りオーケーにしよう。
ベアトリクス:じゃあ3体か。
GM:うむ、トロールAB、オーガメイジの3体ですね、はぎ取るならどうぞー。
ベアトリクス:ふりまーす。
グラヴィア:ドラゴンさん喋ってる横でいそいそと剥ぎ取り始めてるんやが。
ベアトリクス:〈鋭い目〉〈幸運のお守り〉で+2して…(ダイスロール)
GM:トロールの血100Gが2つ、大きな武器300Gが2つ、宝石150Gが1d個かな。宝石個数1d振ってちょ。
ベアトリクス:(ダイスロール)6個、完璧。
ラーヴァ:はなまる
ベアトリクス:あと100G払ってトロールの血一個貰います。PC的に欲しい。
GM:おっけ、清算完了。
GM:ドラゴンはブレスで蛮族たちを吹き飛ばすと、その姿を人の形に変えて着地しますね。
グラヴィア:寒そう
ドラゴン:「下賤なる者どもめ、どなたの御前と心得るか」
GM:ドラゴンさんはあなたたちを意に介さずにマーシャのほうに歩いて行ってますね。
ベアトリクス:ベア的にはドラゴンはすごいけど、それ以前に鍛冶に使える血の方が重要なんで…。
ラーヴァ:「なんか助けてくれたっぽいし大丈夫だろ」
ドラゴン:「マーシャ様、お久しゅうございます。ご無事で何よりです」
ドラゴン:「貴方様に仇なす汚らわしい者どもは排除いたしましたが、お怪我はございませんか?」
マーシャ:「どうして、私の名前を…」
ドラゴン:「話せば長くなり、ここでは貴方様の身体に差し障ります。落ち着いた場所で話しましょう」
GM:といった会話をしています。
ドラゴン:それから、PCたちに呼びかけますね。「そなたら、よくぞこの方をここまで守り抜いた」
ラーヴァ:「んん?まあなんかよくわからんが、見つけちまったからな、面倒見ただけだ」
グラヴィア:ぐーちゃんは犬の矢抜きに行くかぁ。
GM:では、テテは矢をくらった衝撃で気絶しているようです。
GM:ただ、その肩口には分厚い革鎧とかを何重にも重ね着しているので、彼女自身にダメージはなかったようですね。
GM:ああ、あとぐーちゃん。ついでに異常感知判定を目標値13で振ってください。
グラヴィア:出目11で16、成功。
GM:テテに近づいたんなら他の人も振ってええでよ、って成功したか。
GM:では、テテの着こんだ革鎧が、矢の周辺だけ腐食でボロボロになっていることがわかります。どうやら毒矢だったようですね、肉に刺さっていたらまずかったかもしれない。
ベアトリクス:気絶してるなら起こさなきゃ。
グラヴィア:「ほら犬、ここで寝てたら風邪引くのね」とグーパンで起こします。
テテ:「ピャッ!? あ、あれ、グラヴィア様?ボクたしか矢を喰らって…」
GM:と起き上がったところで、彼女も毒矢に気付いて「うわ!?」って急いで捨てますね。
ラーヴァ:「おーおー、慎重な性格でよかったなぁ」
テテ:「教えていただいてたおかげです…ありがとうございます!」
ドラゴン:「用は済んだか?マーシャ様を近くの人族の町に護送するぞ」
ラーヴァ:「ん?おお、まあいいか、そんじゃあいくぞー」
ベアトリクス:「おー」
テテ:では、離れる前に周囲を見渡して「そういえばあのドレイクの人はどうなったんです?」と尋ねます。
ラーヴァ:「多分死んだ」
グラヴィア:「命令を聞かない部下に絶望してどこか行っちゃったのね」
ベアトリクス:「わかんない」
テテ:「…そう、ですか」と、一瞬険しい顔をしつつすぐに普段の表情に戻って「まあ、それなら大丈夫そうですね」とホッと肩をなでおろします。
GM:ではまあ、そんなことがありつつも皆さんはダイケホーンの町に到着します。
GM:ダイケホーンの宿だか酒場だかのシーンまで飛びまーす。
PL三人:「おっけえ」「おk」「あい」
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