第2話 二つの像
GM:では、一階に降りる階段での出来事。
GM:あなたたちは、一瞬何者かに見守られているような感覚を受けます。この感覚は、一階についてからも消えません。
ラーヴァ:「おお、なんだ?なんか変な感じしたぞ」
ベアトリクス:「おー」
グラヴィア:「おいちゃんどしたの?」と全く気づいてない感出します。
GM:そうですねぇ、冒険者レベル+知力ボーナスを基準値とした行動判定で、目標値12で情報出そうかい。
ラーヴァ:出目3で9、失敗。
ベアトリクス:出目6で達成値14、成功。
グラヴィア:気づいてないから振らない。
ラーヴァ:「????んや、なんだかさっぱりわからんから無視していくぞい!」
GM:では、ベアトリクスは「蛮族を退ける結界」の中にいる、と直感的に感じますね。
GM:ぐーちゃんグラランだからマナ的なものに疎かったんやろ(適当)
ベアトリクス:「…ん?守りの剣っぽい?なんだろうね、これ。」
ベアトリクス:「多分、良い物。」
ラーヴァ:「ほぉー、いいもんならそれでいいか」
グラヴィア:「なら蛮族は居ないの、遠慮なく探して回るの」
ラーヴァ:「ほら、上よりごちゃっとしておるし、さっさか探索するぞー!」
ベアトリクス:「はーい」
地図:
□─□─□
|
□─┼─□ こんな感じ
埋
GM:現在は中央上の部屋ですね。上の階への昇り階段と、三方向に通路がある大広間。 見回す限り、めぼしいものは何もない。
GM:まあ、通過用エリアっすね…
ベアトリクス:どこ行く?私的には箱のとこかな。
ラーヴァ:「モール倒して決めるぞ」(ダイスロール)東じゃ!
グラヴィア:三手に分かれるプランもありますで。
GM:蛮族『は』いないだけで他がいないとは言ってないんやで…^^
ラーヴァ:「こっちじゃな」とモールでみぎっかわの部屋指します。
GM:右上かな?
ラーヴァ:そだねー
グラヴィア:「オッケーなの!」
ベアトリクス:「わかった」
(おまけ・裏雑談コーナー)
グラヴィアPL:Q.蛮族を退ける結界にさっきの蛮族の死体ぶつけたらどうなるの?
GM:A.死体だから蛮族じゃない判定になり、通過できます。
GM:ということで、右上の部屋の描写から。
GM:砂に埋もれかかった部屋。何かを入れていた壺や箱などがある。探索なんかをするなら、「探索判定:スカウト/目標値10、14」ですね。
ラーヴァ:また砂かぁ、老朽化しているなぁ。
グラヴィア:壺の大きさはどれくらいですか?大きさによってはぐーちゃんの上半身まで突っ込まないといけない。
GM:そっすねぇ、だいたい子供の脚までくらいはあるんじゃない?まあ持ち運んだりはできるタイプのやつですね。
グラヴィア:では立ってる壺に対して手と頭突っ込んで逆立ちになる感じで。出目8で達成値13!
GM:体張ってるなぁ…
グラヴィア:壺の中からなにか大声出して皆さん呼びます。「ここになにかあるのぉ!」みたいな感じで。
ラーヴァ:そのうち体が抜けなくなりそうだな。
GM:自分の大声が壺の中で反響してダメージ受けそう…。
ラーヴァ:ほら、引っ張ってやるからちゃんと獲物を捕まえとけー
GM:えーでは、壺の中に体突っ込んだりして探した結果、アイテム〈魔法文明時代の武具(1200G/黒白S)〉を「1d+2」個入手します。
GM:ぐーちゃん振って数決めてくだせぇ。(グラヴィアPLのダイスロール)…出目は3、それに2を足して5個だね。
グラヴィア:「助かったのぉ!」って言いながらズルンって出てこよ。
ラーヴァ:これは偉いやつ。「おお!結構な収穫ではないか!」
ベアトリクス:「大漁大漁」
GM:では、次に行くとこ相談してください。
ラーヴァ:めぼしいものがもうないなら真ん中戻ってまたメイス倒す。(ダイスロール)
ラーヴァ:「よーし、モールがあちらに倒れた」と今の部屋の対角側を指さします。左下の部屋。
ベアトリクス:じゃあそれに追従するようについてきます
グラヴィア:同じくついていきます
ラーヴァ:そこでいいの?何の根拠もないよ???
ベアトリクス:基本意志決定しない子ってロールにしたいから、自分はそれで大丈夫。
グラヴィア:年長者についていく、それが幼女。
ラーヴァ:おっけー。「さー、いくぞ!次はどんなお宝がでてくるか」
ベアトリクス:「サーベルとかないかな」
GM:あ、通り道なので中央下通路の描写も軽く挟ませてもらいますね。
GM:通路が四方に分かれている。もっとも、おそらく正式な入口だったのだろう一方は、上の階と同じく砂で塞がっていて進めないから、三方向なのだが。
GM:ということで正式な玄関口でした。
ラーヴァ:「砂が流れ込んでくる前にさっさと探索するか」
GM:で、左下の部屋の描写ですね。
GM: 魔法陣と、そのすぐそばに人物を
ラーヴァ:何を模したものかわかるん?
GM:あー、ベアトリクスの信仰はグレンダールだっけ?
ベアトリクス:そうだね。
GM:まあいいや、このくらいなら一般常識だろう。 中性的な感じで、ぱっと見は賢神キルヒアを彷彿とさせる感じですね。
ベアトリクス:じゃあ「多分キルヒア神像」とだけ言います。
ラーヴァ:「なるほど、そんじゃあこの魔法陣みたいなのはいいもんか?」
ベアトリクス:「死にはしないと思う」
グラヴィア:ちなみにぐーちゃんは信仰とかよくわからないからベアトリクスの話を適当に聞いてます。
ラーヴァ:魔法陣については、調べるのになんか判定ある?
GM:なんと、これが判定いらないんですよね。
ベアトリクス:お買い得商品の紹介みたい。
GM:過去に動いてた形跡は無いということがわかります。
ラーヴァ:作動してないのかな。
ベアトリクス:「…動いてないね」
ラーヴァ:「ふーん、何のためのもんかわからんな」と言って、魔法陣の線を跨ぐようにして陣の中に入ります。
グラヴィア:「魔法はよくわからないから、お任せするのね」
GM:ラーヴァが魔法陣の中に入ると、突然魔法陣が光を放ち始め、彼の姿が見えなくなる――
GM:なんてこともない。いたって静かなままです。
GM:一応部屋の中を探索するなら、「探索判定:スカウト/目標値14、18」で情報が出ますね
ベアトリクス:あ、情報出るんだ。
グラヴィア:えーい(ダイスロール)出目4で、達成値9なの。
GM:なーんもわかりませんねっ
グラヴィア:まぁ妥当。
ラーヴァ:「この部屋は特に調べるようなもんはないってことでいいか?気になるもんはないか?」
ベアトリクス:「ないよ」
ラーヴァ:「うむ、では次にいくぞ!」
グラヴィア:「次なの!」
ラーヴァ:「建物の順路的に入り口から近いほうに行くとするか」と言って直進しようとします。
ベアトリクス:「うん、わかった」と言ってついてきますね。
GM:ではー、右下の部屋。
GM:机と椅子らしいものが置いてあった部屋。今ではそれらは壊れ、床に大きな穴が開いたりしている。
グラヴィア:穴に頭突っ込む(英断)
GM:ただの蛮勇なんだよなぁ
ラーヴァ:「もぐらみたいだな!」
グラヴィア:「さっきみたいになにかあるかもしれないのね!!!!!」頭突っ込んだだけだから大丈夫やろ。
GM:では、ぐーちゃんは穴に飛び込もうとしてギリギリで気付くことでしょう。この穴、結構深いぞ?と。
ラーヴァ:「なんだ?なんかあったか?」
グラヴィア:降りるならロープありますで。
グラヴィア:というかできるなら喜んで使って降りますで。
GM:穴の中は暗いので、照らすには部屋用とは別のランタンが必要となります。
ベアトリクス:私もランタン持ってるよ。
グラヴィア:じゃ、こうしよう。ランタンをロープで吊るして底まで下ろす、これはどうでしょうか?
GM:ほう、いい案ですね。良いですよ。
グラヴィア:やったぜ
グラヴィア:「こうすると奥が見えるの!」とさっきの方法でロープを進めます。
ラーヴァ:「そんなに深いのか、床に穴が開かないといいな」
GM:ではー、だいたい5mほどロープを入れたころでしょうか。
GM:かつんと音がして、ランタンが止まった感触がありますね。穴をのぞき込んだら、どうやら床についてるようです。
グラヴィア:じゃ、次はぐーちゃんの番やな…
ラーヴァ:穴ってみんな通れるくらいの広さなの?
GM:人一人は入れるくらいの大きさですね。
GM:というか真っ先に穴調べたけどいいんか…?
ラーヴァ:もう動いてるからええぞ。
ラーヴァ:「なんか見えるか?」
ベアトリクス:「どんな感じ?武器とかあった?」
グラヴィア:何か見えるんですか?
GM:んや、通路っぽい?というくらい。
GM:どうやらこの階の下にも階があって、ランタンはその通路に着いたみたいですね。
グラヴィア:「なんか奥まで道っぽくなってるのね、ここはあとで調べたほうがいいの」
ベアトリクス:「そっか」
ラーヴァ:「ほうほう、それじゃあまずはこの階を全て調べてしまうか」
グラヴィア:ほか、なにか調べれる?
GM:では机に、引き出しみたいのがついてることがわかりますね。
GM:ただ、ちょっと引っ張ってみればわかりますが、机が変形してるので開きにくくなっています。
GM:こじ開けるなら「腕力判定:目標値12」で成功とします。
グラヴィア:こっちにはメイスというマスターキーがある、勝てますね。
GM:それは「開ける」じゃなく、「かち割る」って言うんだぜ。
ラーヴァ:とりあえず腕力判定します。「んぐぐぐぐ、ひらけぇ!」
GM:あ、この判定は再挑戦不可としますね。
ラーヴァ:基準値8に、出目7。達成値15で成功だ。
GM:では、(机から引き出しが分離する形で)ラーヴァは開けることに成功しました。
ラーヴァ:「おっし!外れた外れた」
GM:中には〈魔法文明時代の日用品(900G/白A)〉が4個入ってました。やったね
ラーヴァ:お金持ちじゃん!!!!!
グラヴィア:1G=100円と計算して、36万円相当の日用品となると、ここの主、超VIPなのでは?
グラヴィア:ここもしかして、魔法文明時代の億ションってやつでは!
GM:あーあの、化粧品(とかみたいな元から単価高いやつ)とか、あるいは魔法文明時代っぽいアンティークな装飾とかが好事家にウケて値段高くなってるとかなんかなって…。
グラヴィア:プレミア価格かぁ。
ラーヴァ:「ほっほ、大量大量!よくわからんが、高そうだ!」
ベアトリクス:化粧品?
ベアトリクス:「さっきの部屋に武具とかがあったから、こっちが女性用の部屋で、あっちが男性用の部屋だったのかな」
GM:(え”っ”)←うっかり変な即興設定を口走ってPLに深読みさせてしまうGM
グラヴィア:「アマゾネスの住処かもしれないの」
ラーヴァ:「というか何の施設だったっけか?」
ベアトリクス:「え。蛮族が狙ってる施設…?」
三人:「…?」「……??」「………???」
グラヴィア:どうやらここには、参謀足り得る人物は居ないらしい。
ラーヴァ:「まあいいか、そんじゃあ残りの部屋見に行くぞ」
ベアトリクス:「おー」
GM:ま、まあそんな感じで以上すね。
GM:残りは左上の部屋か、穴のとこの先か、いままでの部屋を調べ直すかですね。
グラヴィア:左上ですかな。でも、GMが調べ直しという選択肢を提示したってことは、まだなにかあるな…。
GM:ちなみにこのシナリオ、時間制限はありません。
ベアトリクス:まぁ左上でしょ。
ラーヴァ:とりあえず左上みようぜー、なんかあるかもしれないし。
ベアトリクス:部屋の移動でギミック発動する可能性もあるし、一通り見てみよう。
GM:では、左上の部屋の描写。魔法陣と、そのすぐそばに羽の生えた蛮族の彫像が見える小部屋です。
GM:調べる箇所は、魔法陣と彫像の二箇所ですね。
ラーヴァ:「お、羽生えてるな、なんかの化け物か?」
ベアトリクス:「多分ミリッツァ?」
GM:(ミリッツァって何の蛮族だったんだろうなぁ。2.5版の神様解説サプリが欲しくなるぜ)
グラヴィア:像の横の、看板が、きになーる。ので、ぐーちゃんは看板を凝視します。
(※卓中ではマップ画像を表示していて、そのときに彫像の横に石板が表示されてありました)
GM:そうですね、彫像の横に石板がありますね。(先に宣言された…)
GM:石板には、魔法文明語でなにか書かれています。魔法文明語の有識者ー!
グラヴィア:読める人ぉー
ラーヴァ:よめなーい
ベアトリクス:「え、何?」
グラヴィア:「ベアちゃん読んで読んで!」袖千切る勢いで引っ張ろうかな。
ベアトリクス:「おぉ、なになに」読みます。
GM:では、石板にはこう書いてありました。
石板:『愚者は目の前を見つめる。賢者はその先を見つめる』
ベアトリクス:これはあれか、画像と同じ感じの像なんか?
(※卓中のマップでは、前の魔法陣前の像は賢者っぽいもの、ここの像は悪魔っぽいものを置いてありました)
GM:んーまあ、画像と似た感じのですね。
ベアトリクス:てっきりまた神像かと思ったわ。
GM:あ、彫像を見た人は、「魔物知識判定:目標値10」を振ってください。
ベアトリクス:基準値6に出目8で14、成功。
GM:では、この彫像が「フーグルマンサー」という魔物を模したものであること、またフーグルマンサーは「知能:低い」であることを思い出しますね。
ベアトリクス:では伝えます。
GM:彫像はどうやら、魔法陣の方を見つめて品のない笑みを浮かべているようです。
グラヴィア:「ぐしゃはめのまえをみつめて、けんじゃはそのさきをみつめる」と復唱します。
グラヴィア:「この頭悪そうな像の目の前には魔法陣なのね」
グラヴィア:「でもさっきの神様の像の目の前にも魔法陣なのね、これは神様も頭悪いのね」
ベアトリクス:「それも機能してないのかな」
GM:魔法陣の方は前と同じく判定不要ですが、こちらは過去に動いていたらしい、ということがわかります。
ラーヴァ:「よくわからんが、この魔物は頭悪いんだろ?」
ベアトリクス:「うん、頭悪い」
ラーヴァ:「神様は頭いいんだから、先の方見るんでないか?」
ラーヴァ:「んんん?どうだ?」
ベアトリクス:「多分そう?」
グラヴィア:「ぐーちゃんひらめいたのー!」って言って走り出していいですか?
ラーヴァ:んじゃあついてくか。
ベアトリクス:ついてこ。
GM:この部屋は以上かな。
地図:
蛮像─□─武器庫
|
神像─┼─庫&穴
埋
GM:ではぐーちゃん、どこに行くんですかい?
グラヴィア:じゃ、女神の部屋に行って、像をこう、ぐいぐい押して回そうとしますね。
GM:残念ながら… び く と も し な い 。
ラーヴァ:「なにしとるんじゃ?」
グラヴィア:「えっとねー、こうして女神様の像をさっきの頭悪い像の魔法陣に向けたら」
グラヴィア:「頭悪い像は目の前で、女神様は先を見れるのね」
GM:…こっちの部屋の像は、足元の魔法陣ではなく、その向こう側を見ていますね。
グラヴィア:おっとぉ?
グラヴィア:でもぐーちゃんはぐいぐい押して、びくともしなくてぐったりしますね。
ベアトリクス:「?」
ラーヴァ:「よくわからんな、そういうもんなのか?」といいながら南側の壁の方もモールでこんこん叩きながら歩きます。
GM:んー、まあいいでしょう。
GM:では、ラーヴァがこんこん壁を叩いていると、一瞬手ごたえが変わりましたね。何かを押してしまったような。
GM:それと同時に、ラーヴァのすぐ横の床が動いて、階段が出現します。ごまだれーってな。
ラーヴァ:「…ん?階段でてきたぞ、神様が何かしたんだな」
ベアトリクス:「おぉ」
GM:モールをどけてみると、小さなスイッチがありました。どうやら壁を叩いているうちに、ちょうどそれを押してしまったようです。
ラーヴァ:「…、スイッチ押したみたいだな。これが神様の見つめる先だったようだ」
GM:そうですね、ちょうど神像の視線の先、突き当りの壁です。
ベアトリクス:「なるほど」
GM:惜しかったねぐーちゃん…
グラヴィア:では一番ぐーちゃん、突貫します。ほかなにか部屋見るとこありますっけ?
GM:この部屋なら、もうないですね。
ラーヴァ:いこいこ、さっきのロープじゃないとこから下いけるし。
ベアトリクス:ごーごー
グラヴィア:おっけぇ。ランタンかかげてぐーちゃんは進むよどこまでも
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