ペチュニア Your presence soothes me.

唐突だけど今日から日記付け始めようと思う。今の私は恵まれすぎてる。それこそ思い出すだけで幸せになれる程度には。多分忘れないけど念には念をということで一応。

朝、起きたら庭に置いてある紫蘇に水をあげる。水の量は調多めで土を常に湿っている状態にしておいた方がいいらしい。そしてそれが終わったらめい様の部屋で朝ごはんの準備をする。

今日も今日とて高級な具材を使って朝ご飯をつくる。やっぱり緊張する。いつか慣れるのかなるのかな。そしてご飯の日は味噌汁を作ってる時パンの日はトーストを作っている時にめい様が起きてくる。

そして相変わらず一緒にご飯を食べてから学校に行って、授業をこなしてからパッパッと帰ってくる。めい様は部活でも入ればとか言ってるけどこの環境が居心地がいい。だから部活には入らないで手早く帰って来る事にしてる。買い物にしたってめい様と行った方が楽しいし。

そして家に帰ってきたらベランダに干している洗濯物を取り込みながらめい様とたわいもない話をする。今日は紫蘇の育ちぐわいと紫蘇の食べ方について話した。王道に素麵の薬味、とか後私は贅沢をできる時に刻んだお揚げと刻んだ紫蘇を入れて食べてた。めい様は紫蘇といえば天ぷらとハンバーグをレンコンで挟んだで揚げた挟み揚げとげという食べ物に気分で挟むらしい。私は挟み揚げというものを食べたことがないから味が想像できない。なので今度作り方を教えてもらう約束をした。

そして話しながら洗濯物を畳んでいたらもう夜ご飯時。今日はめい様のお父さんとお兄さんそれにお兄さんの秘書の富士さんがいない。ちなみにお母さんは海外に仕事で行ってるらしいので電話が話したことはあっても直接会ったことはない。ただとってもいい人だった。話がそれてしまったけどめい様の家族が今日はいないので二人でのご飯。いつも通り張り切ってつくった。

今日の献立は美味しそうな夏野菜があったので使わせてもらって夏野菜カレーを作った。少し時期が早いけどナスやピーマンを入れたカレー。私的にはうまくできたと思ったんだけどめい様には辛かったらしい。それでも食べきってくれた。次からは今までより甘めにしよう。ここを強調して書く。

片付けを終わらせたらめい様が高校の課題とかを取り組む時間。あまり音をたてないようにしながら紅茶を入れ、めい様の机に置いてから私も勉強を始める為に自室に戻る。

今日は数学。授業より少し進んだところを予習しておく。二時間ほどやって時計を見るとまだ9時だった。休日はテレビを見てから勉強を始めるからもっと遅い時間になるんだけど平日はテレビを見ずに始めるから早く終わる。私の勉強が終わったらめい様の部屋に戻る。音をたてないように慎重に扉を開けるとめい様も勉強を終わらせてたらしく目があった。なにか可笑しくて二人で笑った。めい様の近くは居心地がいい。

二人で暇をしてたのでめい様と話す。めい様とは毎日話すけど話す話題が尽きたことがない。仮に尽きてしまっても話題が尽きてしまった事を話題に盛り上がれると思う。この時は洗濯物を取り込んだ時に話した紫蘇の話から派生したおすすめの薬味、食べ方とかを話した。結果めい様の好みが分かった。めい様はこってり系というか揚げ物が好きらしい。それと中華、洋食和食の中だと洋食らしい。今度魚のフライを作ろう。

夢中になって話してると時計が10時になってしまった。十時はめい様の就寝時間だからもうめい様が寝る。…ついでに私も寝よう。明日も一日頑張るために。

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