登場人物紹介(1)

綺羅星きらぼし ねね】

年齢:18歳

性別:女

血液型:O型

出身地:緑夜叉ろくやしゃ

特技:ジャグリング全般/ディアボロ/カードマジック/バルーンアート/料理

魔術:重速加射手アーク・アクセラ


緑夜叉ろくやしゃ村の生き残り。先天性の魔術師。

・故郷が壊滅した後、同村民である刑部おさかべ牢庫ろうこの手配にてサーカス団の一員として11年間を過ごしていた。

・以降、同村の出身である水汽みずき永渦えいかに幾度となく命を狙われるもその都度撃退し、話の流れで今は行動を共にしている。

・ひょんなことから魔術師の抗争に巻き込まれた所為で現在は無職。

・家族構成に関しては現時点では不明。

・平穏を何よりも愛する反面、それらを脅かす要因に対しては容赦をしない非情さを持ち合わせている。

・ねねの魔術である重速加射手アーク・アクセラは、彼女が両手で持てる範囲での物体(※生物は該当しない)に対して重さと速さを付与し、己の意のままに操作出来る。

・予め任意の物体に詠唱をしておくことで、特定の行動に対し半自動的に発動させることも可能、単純シンプルながらもかなり使い勝手の良い魔術の部類に入る。



水汽みずき永渦えいか

年齢:19歳

性別:女

血液型:B型

出身地:緑夜叉ろくやしゃ

特技:刃物を用いた体術/強盗/動物に好かれる/なんでもおいしく食べられる

魔術:不滅の一等星パラノーマルスピカ


緑夜叉ろくやしゃ村の生き残り。先天性の魔術師。

・父親は11年前に執り行われた儀式の第一の番人である水汽みずき氷汰ひょうた

・緑夜叉の守護者であった肉槽ミートリウムこと脳針のうばりむしろを師と仰いでおり、過去に何らかの接点があったとされている。

・ハンチング帽と白地に赤と青の斑点をぶちまけたワンピースがトレードマーク。

・故郷が壊滅した後、事あるごとにねねの命を狙っていたが、何か彼女なりの思惑があっての行動らしい。

永渦えいかの魔術である不滅の一等星パラノーマルスピカは、その全貌こそ明らかになっていないものの、銃撃や斬撃・はたまた爆破に至るまであらゆる致命傷を受けようとも特性を持っている。

・但し、意識を失った状態で致命傷を受ければ再び動けるようになるまで時間がかかる/肉体強化などは為されておらず足を折られれば暫く動けなくなるなどの制約も存在する。



膜間まくま隈ノ輔くまのすけ

年齢:27歳

性別:男

血液型:A型

出身地:麒麟きりんの里

特技:ボードゲーム全般/射撃/ナンパ※その後の交渉成功率が高い(本人談)

魔術:皮束の造り手フラットマン


・神の七本足に最も近い存在の一人。

ないがしろの暴君ぼうくんこと伽藍がらん端〆はじめの配下である魔術師の一人。

・主の命によりねねを確保するべくやってきたが、乱入者である永渦の反撃を受け、情報漏洩防止措置の為にかけられていた魔術によって死亡。

・彼の魔術である皮束の造り手フラットマンは、自身を含む対象(有機物限定)に触れる事で、それらを薄く引き伸ばすことが出来る。

・後述の蚊脛かけいとは同村の出身。村を出た後フラフラしていた際スカウト(あるいは誑かされたともいう)された。

・年齢に見合っていない言動はなかなかにイタイが、しかし容姿はそこまで悪くなく顔は整っている為、彼女パートナーに困ったことはないらしい。



胃豆いとう殿柵でんさく

年齢:32歳

性別:男

血液型:O型

出身地:赤河童あかがっぱ

特技:大食い/早食い/利き〇〇(食べ物飲み物問わず)/様々な痛みに耐える事

魔術:不要の節介プラスハマー


・神の七本足に最も近い存在の一人。

ないがしろの暴君ぼうくんこと伽藍がらん端〆はじめの配下である魔術師の一人。

・幼少期より大柄である体格に対してイジメを受け、そのストレスから暴食が加速し極度の過食症となり、身体に様々な疾患を抱えている。

・普段はとても聞き取りにくい方言をごった煮にした話し方であるが、食事をとることで標準的な口調となり、また一人称も変わる。

・ねね確保の為に仕向けられた刺客の中では最も強靭で有能な魔術師。

・彼の魔術である不要の節介プラスハマーは己が抱える疾患の全てを対象者ターゲットへ同機させることが可能。

・咀嚼音が詠唱となる為、発動を持続させるには常に何かを食べていなければならない。

不要の節介プラスハマーとは別に、魔術の絡んだあらゆる攻撃への防御特性も持っている。



期縞きじまかおる

年齢:26歳

性別:女

血液型:AB型

出身地:青蛟あおみずち

特技:変装コスプレ/自分の意思で気を失える/死んだふり/格闘ゲーム/徹頭徹尾彼氏に尽くすこと

魔術:未熟で脆い雑兵舎チープトルーパーズ


・関西郊外にて暮らしていた先天性の魔術師。

・借金を抱え薬物に溺れ暴力を振るうどうしようもない彼氏と過ごしていたが、とある事情で蚊脛かけいに弱みを握られ、半ば強制的に協力させられることに。

・彼女の持つ魔術である未熟で脆い雑兵舎チープトルーパーズは、貌の存在しない体長180cm程の砂嵐ノイズ人間を最大11体まで生成し、複雑な行動を除く命令を個々に使役することができる。

・意識を失っている間しか魔術を発動出来ず、彼女の寝息がイコールで詠唱となる。

砂嵐ノイズ人間が負傷したとしても術者である期縞きじまへは影響は受けず、数十分の間隔をあけた後、再び生成が可能。



蚊脛かけい百喪ももも

年齢:28歳

性別:女

血液型:A型

出身地:麒麟きりんの里

特技:房中術/性的な拷問/アイススケート

魔術:怠惰なる泡姫レイジィソープ


・神の七本足に最も近い存在の一人。

ないがしろの暴君ぼうくんこと伽藍がらん端〆はじめの配下である魔術師の一人。

・関西某繁華街(T新地)のとある店舗におけるNo.1セクシー女優。

・あらゆる男性を卑下しており、また自分よりも若い年齢であったり整った容姿を持つ女性には激しい憎悪を燃やし、それが収まらなければ残虐行為に走る(とはいえ当の本人も中々の美貌の持ち主である)

・前述の膜間まくまと同村の出身ではあるが、彼との接点は殆ど持ち合わせていない。

・彼女の持つ魔術である怠惰なる泡姫レイジィソープは、他に付着すれば超荷重を加える黒い泡を身体で生成/皮膚から生み出し、その全てを操ることができる。

・舌を高速で震わせることが詠唱代わりとなり、生成した泡はある程度の操作が可能。

・他では無く自身が纏えば摩擦係数を極限まで減らす――要はとても滑りやすくなる性質をも有しており、腕に纏えば弾丸の軌道すらをも変えれ、足の裏に纏えば地面を滑る様に高速で移動することもできる。

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