高校デビューに失敗した主人公。自称魔女の不思議な子に出合い、日常が変わっていきます。切ない展開も交えつつ、爽やかな読後感がいいです。
恋も無い、愛も無い、イチャラブも無い、もちろんハーレムなんて無い。 自分を普通以下と思っている二人が、ささやかな繋がりで日々を過ごす…… 残念ながら、昨今の流行りとはまったくの対局です。 そんな地味でも美しい想いの姿がライトながらも流麗な文章で描かれている、優れた小編です。