検眼って確かにだんだん辛くなってくるよなぁと、眼鏡を作り直すときのアンニュイな気分を思い出しました。
度が進んだ時とか、眼鏡をそれに合わせると真っすぐ歩けないくらい変わりますし、見えすぎても見えなくても頭痛はするし。
いろんな実感がこもっていて、ああリアルな話だなぁと思っていたら、まさかの後半!
眼鏡が合ってない、と言ったのは彼女が受け取りやすくて効果を発揮しやすいお守りを渡すためだったんですね。
現代の魔法使いになり得そうな彼女の今後が、ものすごく気になります。
作者からの返信
私自身が幼少期から何十年と眼鏡ユーザーなもので、つい力が入ってしまいました。
最近の眼科や眼鏡は、技術の進歩や多種多様なものが選べるお陰でだいぶ楽になった気がします。
彼女に声をかけたのは魔力持ちか確めるためと、お守りを渡すなどの対処をしてあげるためですね。
今後が気になると言っていただいて、すごく嬉しいです!
自分でも気に入った作品になったので、発展できればいいなあと思ってはいます。できれば、いいのですが。
読んでいただき、ありがとうございました!
こんばんは。
前半の、本当に苦しそうな様子から、丸眼鏡さんが手を差し伸べてくれて、お店に入ってからの、きらきらと輝くような言葉の数々にうっとりとしてしまいました。
「五つの角がある、抽象化された星のイラストじゃなくて、星屑と呼ぶのにふさわしい光の粒になって視界の中で流れた。」
不思議なのに、何だかもうくっきりと目に浮かぶようです……!
声をかけてもらったことで、そして眼鏡屋さんの雰囲気で彼女の見える世界がぱあっと変わっていく様子がこちらにも伝わってきて……。すごくずっと読んでいたいなあと思える素敵な世界でした。
丸眼鏡さんのどれほど長く生きても変化というのは大変なことだ、というような寄り添う言葉がとっても心に沁みました。
第二話での種明かしで、ぜひシリーズで読んでみたいなあ、なんて。
素晴らしい銀縁丸眼鏡さんをありがとうございました!
作者からの返信
こんばんは。自主企画運営お疲れ様です。
主人公には結構苦しい思いをさせてしまったので、それを打ち消すくらいのインパクトある光景や、美しいものを見せてあげねば……!と思いまして。
検眼からの宇宙空間へ、は読んでくださる方のイメージがスムーズにつながるような表現をしないとと頑張ったのですが、伝わったでしょうか。
主人公の世界が変化したと感じてもらえたのは、すっごくすっごく嬉しいです!うまく伝えられるだろうかと悩み悩み書いたので……!
長生きキャラの余裕ぶりもかっこいいけれど、実際は長く生きるほど生きづらくなるのではないかなあと想像するんですよね。戸籍とか、なくなっちゃいますし。
シリーズで読んでみたいと言ってくださる方がいて、とっても嬉しいです。
短編をシリーズ化や長編に繋げるの、不得手なのですが。これをきっかけになにか書けたら、私自身も楽しいなあ、と思います。
読んでいただき、ありがとうございました!
いいの すけこ 様
はじめまして。空草うつを、と申します。
私も眼鏡ユーザーで、検眼の時に「どっちが見やすいですか?」「少し度数を上げたのですが見えやすさはどうですか?」等と言われて色々試されているうちに、自分でもよく分からなくなってこれでいいか、となってしまいがちです。とても共感しながら読ませていただきました。
そして、眼鏡屋さんの素敵なお兄様……不思議で怪しげな魅力に惹かれました。
作者からの返信
空草うつを 様。
はじめまして。作品をお読みいただき、ありがとうございます。
私自身、人生のほとんどを眼鏡で生きております。特に子どもの頃は、眼鏡作るのがしんどくて。その思いの丈を思い切りぶつけてしまいましたが、共感していただけて嬉しいです。
眼鏡屋さん、主人公の不思議な体験の中で、夢の中で出逢ったようなイメージでかっこよくしたろ!と描写を頑張っております。魅力的に書けていたなら良かったです!