私が小説を書く理由 ～執筆四方山話～

設定の話

異世界を舞台にしようと思ったのですが、異世界って言わば「何でもあり」ですよね。

剣と魔法の世界だけが異世界じゃありません。

スターウォーズだって、異世界でしょ？

過去未来を問わず地球を舞台にしなければ、異世界と言えるでしょう。

さて、どんな世界にするべかな。

とりあえず剣と魔法の世界にしようと思ったのですが・・・困った。

よくわからん・・・

最近は中世ヨーロッパに近い舞台が流行のようで。

でも貴族とかさっぱりわからない。

いつからファンタジー世界に貴族が出てきたんでしょうかね？

私が知ってるドラクエには王様はいても、貴族なんていなかったのに。

男爵？公爵？伯爵？

知らんがな。

ベルばら読んでおけば良かったんかいな？

ちょっと調べました。

・・・なるほど。

あしゅら男爵よりもブロッケン伯爵の方が偉いのね。

いろいろ調べてはみましたが、付け焼き刃でやってもボロが出そうだし。

・・・貴族を扱うのはやめることにします。

というわけでドラクエっぽい世界をイメージしました。

住民が少ないね。

町も村も少ないし、道もない。

少し歩くだけでモンスターに遭遇。

戦士でも隣町に辿り着けずに全滅。

魔王がいて、伝説の勇者がいて。

あ、竜王だった。

神は・・・いたっけか？

そんなこんなで舞台設定を練ります。

モンスターがいる世界か・・・

街の外にはモンスターがうじゃうじゃいるんでしょ？

・・・どうやって人間が繫栄するんだ？

共存共栄？

できるの？

まあ、異世界なので「できる」と言い切ればできるでしょうが、何か納得いかない。

いわゆる「腑に落ちない」ってヤツです。

作者が納得できないものを読者に提供できるわけないし。

・・・皆さんはどうしてるんでしょうか？

割り切ってやってるのか？

それとも深く考えていないのか？

異世界を作った神が、ゲーム制作者的で俗人みたいな存在なら可能かな。

・・・でも個人的には俗人っぽい神は、ちょっと。

まあいろいろと考えてはみたものの答えは出ないので、見切り発車です。

そもそも論として「何でもあり」なのが異世界なのですから。

何かいい舞台設定の作り方があったら教えてください。

とりあえず主人公を異世界に飛ばしてっと。

あれ？

転生のつもりが転移になってた。

まあいいや。

主人公の転生前の人生はなるべく濃く書くことにします。

そこを疎かにすると、主人公が薄っぺらになりそうなので。

いや、そこまで濃く書いてもいないか。

もう一人の転生者は、あえて「トラックドン」にしました。

でも実話を元にしています。

トラックドライバーのバイト先の同僚がやらかした事故です。

夜勤配送の帰りで、眠気で意識が飛んでいたようです。

赤信号になってから７秒後に交差点突入。

交通安全週間で交差点に警官が立っていても、事故は起きました。

被害者はほぼ即死。

４年経った今でも和解できておらず、同僚はいまだに交通刑務所の中です。

みなさん、安全運転でお願いします。

舞台設定と言えば、魔法です。

これまた、困ったことになりました。

ドラクエ初期の魔法しか知らんしな・・・

むしろサリーちゃんや奥様は魔女の方が、個人的には馴染みがありますが。

とりあえず普通に地水火風の四元素で、と。

一応、四元素のことも調べておきましょうかね。

まとめました。

土魔法：固体全般。鉄も含む。

水魔法：液体全般。油も含む。

火魔法：エネルギー全般。光や電気、熱も含む。

風魔法：気体全般。元素は気体なら何でもOK。

何だか他の作品の魔法体系とは随分と変わってしまいました。

すでに何でもありと化しています。

これはこれでいいとしましょう。

ついでに魔法と魔術も定義しておきますか。

魔術：触媒を介し、魔力を具現化するもの。

魔法：言霊（呪文）を触媒として、魔力を具現化するもの。

・・・うわぁ、適当過ぎるがな。

細かいところは、あとで考えるとしますか。

初めての小説なんです。

ダメなところは次回作の課題として、とにかくスタートさせます。

2020年のGWに書こうと思いはじめたのですが、初投稿は「なろう」の方で５月６日でした。

１週間ほど設定で悩んだのです。

みなさんは設定にどれくらい時間を掛けたのでしょうか？

舞台設定って、本当に難しいわ。