第8話 タイムループと宝クジ
「生きてて良かったーーーーーーーーー」
大空に向かって今日で2度目の大声を張り上げた
喉はもうガラガラだ
1度目も2度目も3度目も4度目も5度目もあんな直接的なこと言ってくれなかったのに今回に限ってどうして、私はあらかじめ知っていることには強いが予測できないことにはめっぽう弱い。
どうして君はこんなにも私に優しいのだろう、可愛いなぁ。まさか反撃してくるなんて思っても見なかったよ。
ただやられる側に回るのにも癪に触る私は宝くじを番号指定で一束と自販機でスポーツドリンクを買った。しばらくは私が優位に立って居たいから。
2000円で5億円を買った瞬間である
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